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ハリルジャパン(47) 五輪への、決戦中の決戦  文科系

2016年01月26日 19時12分50秒 | Weblog
 今日はオリンピック予選のイラク戦。それも、ベスト4からまず、五輪出場2チームを決定するトーナメント一発勝負。今日負けたら、次の3位決定戦で勝った方が五輪に出ることになる。
 それについて昨日、こんなコメントを書いた。

『 日本このチームの個人能力と言えば、僕は特にこれが足りないと思う。相手ボールへの寄せ、つまりボール奪取能力。これが甘いから、そういう甘いDFを相手に練習していると繋ぎも甘くなるのは必然。つまり、混戦になるとどんどん辺りが見えなくなる理屈。それで、外国相手のゲームはほとんど、自ゴール前が必死線に。ただこのチームのこの必死線自身は、案外しぶといと思う。それが、今回の手倉森』

 上記がこのゲームの最要点だと考えるが、以下もっと広い予想をやって、その中から上記内容の大切さを描き直してみたい。

 フル代表で言えば、日本53位に対して、イラクは87位。国のサッカー力で言えば日本に分がある。準々決勝で勝ったイランが43位と、イラクよりもかなり上であるという事も付け加わるから、なおさらだろう。ただ、日本のこのチームはこれまで、イラクを大変苦手としてきた。その理由はこの事。手倉森監督の言葉で言えば「イラクサッカーはまるでプロレス」。体力勝負の当たりが凄いのである。それにプラスして、日本が外国とやる場合こういうタイプに最も弱いという事が付け加わる。世界比較のJリーグはあまりにもテクニカル過ぎるという意味で、どうもサッカーを勘違いしてきたようなのだ。そこから、初めに紹介させて頂いたコメント内容、身体をぶつけ合うボール奪取力が、勝負の分かれ目になると愚考を述べさせて頂いたわけである。

 こうして、ゲームはイラン戦と同じで、こう推移するだろう。前半の前半は、イラクが身体の強さに物を言わせて、猛烈なプレッシャーをかけてくる。体当たりで粉砕してやろうという勢いで。日本がこれをただ受けて立つのは危ないから、高低の守備陣形を使い分けつつ前からを含めて、敵ボールへのプレッシャーに行くはずだ。引き気味のボランチ・ラインで奪えれば一番良いのだが、何度かセンターバックラインを突破され、際どいシュートも打たれるだろう。

 こうしてさて、日本がもしも30分までに失点すれば、ゲームが縺れる。が、その場合でも後半の後半に点を入れて、日本が一点差で勝つ。もし日本が先制点を挙げるならば、楽勝だろう。相手の方がここまで無理をしてきたことだし、日本の方が走力に勝るからだ。

 日本のFWからのプレスは当然として、1970さんが言うように、ボランチの出来が日本勝利の内容を決めるだろう。その意味では、遠藤の出場、怪我の程度が最大の問題になると思う。
コメント (20)
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