九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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オージー戦 1970

2016年10月12日 03時32分41秒 | Weblog
今、サウジのゲームを見ながらなんだが、ひどい守備だなw

さて、ケガ人続出絶体絶命の中で迎えたアウエーのオージー戦だったが、まあオージーの攻撃もひどかったなwおかげで負けずに済んだ。この前、ハリルに柔軟性があれば予選突破は問題ないと言ったが、昨日のゲームはその片鱗は見えた。
本田のワントップはそのひとつ。大迫を呼べよと言ったのも、岡崎や浅野ではボールが収まらないからで今のメンバーでそれが出来るのは、本田しかいない。
次のポイントは2列目に原口、香川、小林を並べたこと。本田のワントップはボールは収まるが本田自体収めた後でドリブル等で相手を押し込んだり動かすタイプじゃないので、奥行きが作れない。そこで香川と小林という縦や斜めに動く二人を原口に追加した。これで本田が収めた後の動きを準備した。
3つめのポイントは、守備。オージーのパス回しのキーになるムーイを香川にマンマークさせた。香川がムーイのパスコースを塞ぐことでオージーの攻撃を大幅に遅らせ、ムーイからのバックパスを本田に狙わせた。
ハリルがこのゲームに準備した3つの戦略は全てハマった。こういうのを評価しないと駄目なのよ。それに引き換えオージーのベンチの無策はひどいと思うんだよなw
ゲームは見ての通り。7割方オージーにボールを支配され日本はほとんど自陣に押し込まれたが始めからそういう戦い方を選んだのはこっち。オージーの武器、高さとスピードはスペースが無ければ活きない。日本は引くことでスペースを消し、尚且つ、酒井、牧野のSBは高い位置を取って相手SBの動きを封じ込めにいった。
ゲームプランは大変良くできましただよ。今回は。
しかしwww問題は後半本田のスタミナ切れと共に酒井、牧野の位置が低くなり、ロングボールを蹴る以外なくなったこと。香川の頭上をボールが飛び交ってたからなwあれじゃ何にも出来ないわ。香川は何も悪くない。今まで散々叩いた長谷部、山口のボランチもあれだけ引いておけばポジショニングの不安はほぼ無くなる。結局昨日の日本は押し込まれているようでも失点の匂いはほとんどしない理想的なアウエー戦をベストじゃないメンバーで戦うことが出来た。オージー相手でこういうゲームは大きい。
さて、こうなると新たなメンバーを招集できる来月のサウジ戦になるが、大迫を呼んでくれw本田より更に機能的なワントップになるから。ワンチャンで得点できる。2列目は、コンディションのいいメンバーから選べばいいから。普通にやれば守備がガチャガチャのサウジには楽勝できるよ。
コメント (11)
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「対中警戒論」など、日本への目眩まし   文科系

2016年10月12日 02時50分53秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 昨日のエントリーもアクセス195で、閲覧数が977,多くの方が読んでくれました。アメリカの金融中心経済、株主資本主義(というよりも、機関投資家資本主義)のおかしさ、不公正さ、害悪がどのようなものかは、この本の以下のような部分から誰にもお分かり願えたと思うのです。

 こんなおかしなものがどうして無くならないのか、規制されないのか。
 一つの銀行が潰れると世界の証券価値破壊が1000兆円(日本の年間生産額の2倍)も起こって税金投入という、そんなバブルが必ずできて、必ず弾けて、しばらく相互不信不況が続いてきたなんて・・・。
 さらにまた、ある会社などを潰した方が儲かるという「大量破壊兵器」クレディット・デフォルト・スワップ(CDS)が世を席巻しているからこそ信用できないものにAAA格付けが付いてバブルが膨らみ、そのバブルが弾けるときにはこの保険会社(AIG)の救済が最緊急課題となって税金1兆ドルをここに投入とか。土地などの資産を多く持っている会社の株を買い占め、その資産を売り払って株を上げてから売り逃げしたり(ちょっと前、ブルドックソースに掛けられ、未遂に終わった大事件で有名。今はもう未遂ならぬ完遂に終わるような法整備がなされた。例えば三角合併のこと)。同じく株を買い占めてから、大量人員整理をして株を釣り上げて、売り逃げしていくとか。これらすべてが、まるで、短期金融が実業を壊していくやり方なのだと、著者は語っています。
 こんな繰り返しでも、「大きすぎて潰せない銀行」「そこには税金投入がある」が「信用」となって、それだけリスク商品創造に挑戦できて、それにAAA格付けも早く取れるし、その分バブルをどんどん大きく育てられる。そのバブル破裂時には他人には莫大な被害を与えても、己は税金投入で真っ先に立ち直り、真っ先に儲かり始める・・・と、だからこそまた同じ事が起こせるのだと、こんな確信犯悪行の繰り返しが許されているのです。
 

 皆さん、アメリカと親しくするときには必ずこういうものも入ってくるという、そういう文脈を忘れないことだと、そこを僕は強調したい。アメリカ帰りで日本の良さも、普通の世間というものさえも知らぬ洗脳秀才たちこそがまた、こういうものをどんどん仕入れよと言える責任ある立場に日本でどんどん立っているのです。マスコミへの金融アナリストの大量登場というのも、そういう脈絡だと語られるわけです。「アメリカでは・・・」この本にこの言葉が何度も紹介されていて、この言葉によって日本の一角が次々とねじ曲げられてきたと、著者は指摘しているのです。

「金融が乗っ取る世界経済」。この本に書いてある通りに、こんなアメリカがずっと続いていくはずがない。だからこそまた、今長く持たせるためにこそ、日中をきり離すべくこういう体制に日本を引き込もうとしているのです。多分、日本の政界、官界、実業界を分断して力を弱めつつ、いろんな手を打っている。

「日本追っかけ」、91才の老イギリス人、伝統的「政治経済学者」のこの本のこういう内容をこそ、日本中に僕は広めたい。
 日本の重要な地位にいる人がこの米金融の日本浸透工作を見抜けないなら、必ず利用されるはずだ。防衛省(関連、を含む)とか、経産省(関連、を含む)とか、外務省とかも。作者によれば、これらはいつの間にか既にほぼ陥落していると語っている。そして、あるいは地方自治体も・・・。

 アメリカ金融が分からない日本人は、アメリカに欺され、利用される。「とにかく、中国。中国が脅威だ」と叫んでいる場所、部門、人人などは、特に危ない・・・・。「ここにこんなにむだ使いがある、不正がある」という、日本の公金などの大々的告発の話題にも、常に罠が待っている公算が高い。今後の原発の金の流れ話題にさえも・・・。なんせリーマンでは、南山大学や藤田保健衛生大学の将来構想資金何百億などまでも奪い取っていった奴らなんです。

 こうして、今新たにアメリカに付いていこうという道は、例え小さな部門でも必ずアメリカに悪利用された上で、ともに日本が滅びていく道と言えるはずです。

 今のアメリカのこんな数字をこそ、日本人が決して忘れてはならないものだと言いたいです。毎年の軍事費を60兆円も使っているのに、国家財政赤字などは65兆ドルもあると元会計監査委員長が告発していました。それでいてちなみに、世界10大銀行にはモルガン一つが出たり入ったりだけ、つまり現金は全くないんです。これらの数字こそが、大金融をしてアメリカを食い尽くすままにさせてきたことの残骸、結末ということなのでしょう。
コメント (6)
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