九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

トランプ、米中冷戦時代を開幕  文科系

2018年10月07日 10時35分34秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 標記の事は、このブログの過去至る所でこれの予言者らとその論とを紹介してきたもの。そのように予言された時がついに到来したようだ。トランプもそう言っていることだし。

 先ず予言の一人目は、元外務省国際情報局長・孫崎享。こういう地位にいた人物がその後「反米」の一方の旗手になったのは、彼が往時の日本を巡ってこんな情勢認識を持つに至ったからだ。
「日本住宅バブル弾けとアジア通貨危機とは、アジア新興工業国を引き連れた『ジャパンアズナンバーワン』をアメリカが引きずり下ろすために仕掛けたもの。自民党政権は、このアメリカの恫喝に負けて、日本国民とアジア諸国民とをアメリカに売り渡してしまったということだ。その後既に25年にも及ぶ『日本一人負け』、貧困化・少子化現象などは、このことの結末に過ぎない。往時の日本国民一人当たりGDPは世界3位。それが今は30位と、落ちぶれてしまった」
 以上のような孫崎の論からは、「米中冷戦」は世界史の必然という認識になる。ということが示されるエントリーを上げれば、『日米外交一つの転換点・・・(3)2018年09月03日』など。

 次に来るのが、ロナルド・ドーアさん。20世紀の英から米への覇権交代を見続けられてきた方だし、若い頃江戸期教育制度研究を目的に東大に留学して以来の親日派・イギリス人政経学者である。アメリカが「ジャパンアズナンバーワン」を潰したことについても研究怠りない90ウン歳というお方だ。この関係の直近過去ログは『米中関係、老碩学の予言 2018年10月05日』があるが、このお方の「金融が乗っ取る世界経済 21世紀の憂鬱」の内容紹介連載を是非お読み願いたい。これは、今の日本人必読の書だと思う。

 そして最後が、最近紹介してきた、『原油・ドル体制の危機 2018年09月30日 』。F. William Engdahlというアメリカ人、石油と地政学に関するベストセラー本の著書の國際情勢論である。この方はまー、大きくはアメリカ人大碩学ノーム・チョムスキーの流れを汲むお方だろう。そして、このチョムスキーの年来の国際情勢論については「覇権か生存か アメリカの世界戦略と人類の未来」を検索願いたい。当ブログ右上の「検索ラン」にチョムスキーなり「覇権か生存か」なりを入れて、その横を「当ブログ内で」として天眼鏡印の検索をクリックして頂けばよい。


 とこんなことを言わなくともこの冷戦時代突入はトランプがすでに至る所で公言しているもの。「大国競争時代突入」。アメリカエスタブリッシュメントは、負けそうになった相撲の土俵をどんどん広げるようにして、国際法を投げ捨てる暴力をすでに開始しており、その今後ずっと酷くなるはずの罪、悪名をこの愚かな大統領一身になすりつけようという覚悟を決めたようだ。
 それにしても、何が起こるか分からない、大変な時代があっという間に来てしまった。そこへ持ってきてまた、愚かすぎる我が国の宰相である。今まで通り「アメリカにどこまでもついて行きます。集団安保も結びましたし」と揉み手のお追従笑いをどこまで続けられるのか、この度はまた「日章旗」を掲げるかどうかで、またまた韓国と諍いを始めてしまった。アメリカが対中防波堤にと工作してきたインドでさえが、アメリカからの制裁を覚悟してのように、大変高価なミサイル・セットをロシアから買ったという時代なのである。イラン制裁には中ロだけでなく、EUも反旗を翻したようだし・・・。アメリカ・イスラエルがどんどん裸になっている。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「よたよたランナーの手記」(231) 涼しくなって来たから  文科系

2018年10月07日 09時34分42秒 | スポーツ
 やっと涼しくなって来た。狂ったような夏の間、6月になったころからは戸外で走るのはゼロ、ずっと市営吹上スポーツ・センターのジムでトレッドミル専門。77歳の身体にはこの暑さは辛かったこと! ただし、ジムだからいろんな人と話しながら筋トレもやってきたし、トレッドミルでは蹴り足が弱くなるからと、いろんな対策をしてきた。
 スクワット50回とか、新たにレッグ・レンジも取り入れた。NHK・BS1の土曜日夕方にある「ランスマ」の最後に金哲彦さんらが良くやっている、片脚を前方に大きく降り出して地面すれすれまで股を開くあの動作である。片脚20回ほどやると、結構きついからよほど効いているということ。金哲彦さんがいつも強調している股関節の柔軟化運動にもなっているようで、絶好のラン補強運動だと感じる。どんなスピードでもピッチ160以内に抑えるというのも、蹴り脚を強化するための僕なりの工夫である。僕は、ピッチ数にはとてもこだわりを持ってきた。時速8キロ以下なら、ピッチ140でも走れるというように。これは、僕のような高齢者では珍しいはずだ。

 そんなこんなで、結構体調はよい。こんなふうに。以下の距離数字は断りがない限りいつものように、30分×2回の走行距離だ。マシン使用に1回30分という制限があるからであって、1回目の距離にはウオームアップの歩行、緩走時間帯も含んでいる。

 9月以降昨日まで9日しか走っていないが、最高は8・9キロ。そして現在の体力回復度に関わって、昨日こんな実験もやってみた。随分久しぶりに10月4日、6日と中1日で走ってみた。結果は、4日が75分で10・2キロ、6日が8・5キロ(4・1と4・4)といずれもLSDだが、どうということはないという感じ。心拍がちょっと高くなるけど、事後の筋肉疲労度は普通で、スピードはむしろ2日目に上がるのである。ただ、これを上げすぎると急に筋肉疲労が出るのだろう。

 これから例によって、この距離を日ごと100~200mと上げていきたい。まず9・5キロが一つの関門で、もし10キロに届いたら、16年の前立腺癌陽子線治療前の記録になるが、これはウオームアップ時間を別に取らねば無理だろう。当時に比べて、ウオームアップ時間が3倍は必要になったからである。でも、また時速10キロで30分走れたら、嬉しいな!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする