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安倍の恐怖政治  文科系

2018年10月20日 13時02分27秒 | 国内政治・経済・社会問題
 以下の文中にもある通りに、これは『9月22日ブログ拙稿「文科省「汚職」事件へのある論考」』の続きの文章である。安倍一強長期政権の悪い「政治主導」という恐怖政治が、どうやら始まったようだ。佐川や首相官房など各省庁官僚らの「忖度」もふくめて。財務省佐川の忖度改ざん事件などは既に部下を1人殺しているのである。
 以下は、昨日付けたコメントを一部書き直してエントリーにしたものである。


【 先日の文科省汚職、次官ら2人の辞任事件は、安倍政権の悪辣きわまる恐怖政治の一環と、僕は見ている。この次第は9月22日ブログ拙稿『文科省「汚職」事件へのある論考』に書いた通りだが、ここにも一言。

①「汚職」金額が、10万円前後までのもので、大々的に犯罪者扱いされて辞任とは??!

②汚職と言えるかどうかも怪しすぎる事件であった。その証拠は・・・
 一つ、政治家主催の会合だったから「利害関係者ではない」という判断、認識の下に次官らはこの接待に出席している。
 二つ、別件で以前に逮捕された同僚がこの会合の中心人物であって、辞任した次官らは彼に「参加費を払おうか?」と申し出ていて、「必要なし」と返事されても、一部は支払っていた。
 三つ、というように、この事件は先に逮捕された同僚の自白が無ければ何も起こらない「別件逮捕」のようなもの。それを、この逮捕者の自白だけでずるずると芋づる式に罪を作って大々的な新聞報道にした。こんな点には、検察の恣意、悪意を感じざるを得ない。

 前川喜平氏やモリカケ問題から始まった「文科省VS安倍政権」がもたらした「文科省弾圧・恐怖政治」開始というのでなければよいのだがと、願うばかりだ。美濃部達吉事件、滝川事件のような・・・・。】


 安倍の政治は「経済、国民生活」は口先だけ。本当にやりたい事は趣味のような「日本主義」。
 現に政治生命をかけると述べてきたに等しい2%目標などは、どんどん先延ばしになったのだし、自慢している株高などは日銀や政府積立金をつぎ込んで、国債を日銀が買うという財政ファイナンスという禁じ手までを総動員したに過ぎないもの。この大幅緩和からの出口戦略が関係者の恐怖になっているのである。それでいて、国民1人当たりGDPはこの20年で、世界3位から30位に下がっている。失業率の改善などとマスコミ連呼が続いているが、昔だったら誰も就かぬような低賃金の不安定職ばかりではないか。だからこそ内需は冷え冷えのまま、外需にのみ頼って行くという悪循環。それが今アメリカの保護主義で大慌て、言われるままに大型兵器をどんどん買い込み始めるという始末なのだ。

 そして、安倍が実際にやってきた事はこれ。憲法改悪、教育勅語さえ賛美する教育・教科書改悪、靖国などで中韓と仲違い、マスコミ右傾化、産軍の大々的復活などなど。彼のやっている事を「趣味の政治」と述べている人々も多いのである。
 
コメント (18)
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