アメリカは国連無視をどんどん深めている。各国の経済をアメリカ金融が支配していくその動きと連動して、そうなってきているはずだ。そういう国の頬をIMFなども通じて、ドルでひっぱたきながらのことであった。ちなみに、日本大企業の筆頭株主になって株をつり上げ売り抜けたり、通貨の空売りを仕掛けて超インフレ・通貨危機・ドル使用強制を創出したり、この愛知では南山大学とか藤田保健衛生大学など金持ち大学にサブプライム証券を売りつけて1校から百億円とかを巻き上げたりしてきたアメリカ金融なのだから、中小国経済を手玉に取るなどはどれほどやってきたことだろうか。つまり、世界から金を奪い取った上に、インフラ資金さえなくなった各国を自由に操るなどしてきたわけである。「金融による各国征服」と言うべき事態が起こっているのである。
それに抵抗を試みている最後の砦が、物作りの大幅黒字外貨と元防壁とを有する中国なのだろう。
というように観るとき、日本マスコミは今後、ウイグルや香港の「民主主義運動」のアメリカ発ニュースは少々控えることだ。アメリカの国連潰しを助けたいのでなければのことだが。
今のアメリカは明らかに「国連潰し・無力化」を目論んでいる。そのためにはどうしても中国の物作り経済力、国連への影響力を削ぎたいのである。それが今の米中衝突の本質、正体だと思う。ウイグル問題の国連採決でアメリカが中国に敗れたのは、各国がこういうアメリカの戦略を気づき始めているからだろう。世界の国々がこういう事実を認め始めているということを示しているのだと思う。
中国経済を米金融が征服し終えたら、国連は全く無力になるだろう。つまり、(実質的)国連の崩壊である。世界がオーウェルの「1987年」になるということだ。銃は野放し、有色人種はさげすまれ、プロテスタントを押しつけられる世界になるかも知れない。アメリカ国歌の神は、「実質」的にはプロテスタントの神のはずだからだ。
それに抵抗を試みている最後の砦が、物作りの大幅黒字外貨と元防壁とを有する中国なのだろう。
というように観るとき、日本マスコミは今後、ウイグルや香港の「民主主義運動」のアメリカ発ニュースは少々控えることだ。アメリカの国連潰しを助けたいのでなければのことだが。
今のアメリカは明らかに「国連潰し・無力化」を目論んでいる。そのためにはどうしても中国の物作り経済力、国連への影響力を削ぎたいのである。それが今の米中衝突の本質、正体だと思う。ウイグル問題の国連採決でアメリカが中国に敗れたのは、各国がこういうアメリカの戦略を気づき始めているからだろう。世界の国々がこういう事実を認め始めているということを示しているのだと思う。
中国経済を米金融が征服し終えたら、国連は全く無力になるだろう。つまり、(実質的)国連の崩壊である。世界がオーウェルの「1987年」になるということだ。銃は野放し、有色人種はさげすまれ、プロテスタントを押しつけられる世界になるかも知れない。アメリカ国歌の神は、「実質」的にはプロテスタントの神のはずだからだ。