表題の事について、僕には今もう一つ強烈に思いつくことがある。今年ずっと日韓問題が日本の地方経済やビール輸出などにも陰りが出るほどに荒れていて、両国のあれこれが論じられているが、最も肝心なことが一つ、ずっと日本マスコミに素通りされていると思えてならないことがある。
この1月に韓国から発表された「18年度版韓国国防白書」の最重要転換点のことだ。そのなかの「近隣諸国との防衛協力相手」で重大転換が起こっている。「第一に日本」が、「第一に中国」に換わってしまった。これは、戦後の日本・アジアをめぐる安保体制の最大転換の一つになるはずだ。これほどの、半世紀単位ほどの重大転換が起こっているのにこれが何も分析されず、ここから起こるであろう枝葉に類するようなことで安倍政権がジタバタしているように思えて仕方なかったのである。これは何も考えずにただ面子だけにこだわる愚か者の対応と言うしか仕方ないものだ。
この「防衛協力相手、第一に中国」は、これから否が応でも激しくなるばかりの世界史の焦点「米中衝突・冷戦」に向かって、その最前線である日韓にとって、これほど重要な問題はないというほどのものである。特にアメリカにとって捨て置けるはずがないという意味で、日本にとって大変なことなのである。
国同士の間で半世紀単位を優に超える大転換が、相談もないという意味でほぼ一方的に起こったら、それを分析せずして軽々しい行動を取るのは、安保体制についても無責任で、愚かすぎる政権ということになる。
この点については、この半年以上ずっと、半ばあきれて新聞などを読んでいたものだ。
この1月に韓国から発表された「18年度版韓国国防白書」の最重要転換点のことだ。そのなかの「近隣諸国との防衛協力相手」で重大転換が起こっている。「第一に日本」が、「第一に中国」に換わってしまった。これは、戦後の日本・アジアをめぐる安保体制の最大転換の一つになるはずだ。これほどの、半世紀単位ほどの重大転換が起こっているのにこれが何も分析されず、ここから起こるであろう枝葉に類するようなことで安倍政権がジタバタしているように思えて仕方なかったのである。これは何も考えずにただ面子だけにこだわる愚か者の対応と言うしか仕方ないものだ。
この「防衛協力相手、第一に中国」は、これから否が応でも激しくなるばかりの世界史の焦点「米中衝突・冷戦」に向かって、その最前線である日韓にとって、これほど重要な問題はないというほどのものである。特にアメリカにとって捨て置けるはずがないという意味で、日本にとって大変なことなのである。
国同士の間で半世紀単位を優に超える大転換が、相談もないという意味でほぼ一方的に起こったら、それを分析せずして軽々しい行動を取るのは、安保体制についても無責任で、愚かすぎる政権ということになる。
この点については、この半年以上ずっと、半ばあきれて新聞などを読んでいたものだ。