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浦和敗北に、「ここまで、よくやった!」と  文科系

2019年11月25日 14時38分23秒 | スポーツ
浦和が、昨夜のアジアチャンピオンズリーグ決勝戦で、サウジのアル・アハリに敗北した。先日の第1レグで0対1、昨夜が0対2で、日本一多いこのチームのサポーターにとっては、惨めすぎる完敗である。準決勝の中国は広州恒大との対戦が見事すぎて、僕の目も曇らされていたと、今は認めざるを得ない。なお、この広州との戦いについては、10月25日のここにエントリーを書かせていただいた。

 さて、浦和である。
 広州の監督カンナバーロが言うように、外国人と当たり合う個人としての強さは確かに伸びているが、どういうかその力を使ったボール奪取組織が、どうにも弱い。これでは、横浜、川崎、広島、大分などこの組織力に傾注しているチームがどんどん増えているJの現状からすると、確かに勝てないわけだと改めて認識した。ボール奪取組織が弱いから、そういう組織で日頃のチーム内練習をしていると、必然ボールの繋ぎも甘く、悪くなる理屈だ。つまり、ボールが取れない、つなげないチームで、これが強いサウジ相手にはまるで個人個人で戦っている様相になっていた。この点を、僕も第1レグ前半とかの最初は「体力を温存しているのだ」と見ていたのだが、そうではなくこれが浦和の組織的実力だったのである。

 第1レグですでに確かに、「危うい取られ方」が数多く観られた。自ボールの繋ぎが緩慢で、緩い。そこを狙われて猛ダッシュのプレスを掛けられると、慌ててパスミス。それをシュートまで繋がれてしまう。そんな場面が昨夜も何度も何度も観られた。要するに危ないチームなのである。自チームの中で攻守に分かれて日頃の練習を重ねるときに、ボール奪取組織が甘いのだろうと推察できるわけである。とにかくあの、温い、甘い繋ぎには驚いたものだ。組織的実力の問題だから、これはつまり、監督の力量不足。監督がゲーム後に評したとおりにこういうことだ。
『選手は一生懸命やったが、力を引き出せず申し訳ない』

 こうして、今はむしろこう言いたい。
『現在リーグで降格争いに絡んでいるチームが、よく決勝戦まで残ったもの。これは立派。特によく走っていた興梠君、ご苦労様!』 
コメント
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