Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

太田朱美さん@さかやバー

2010-08-01 10:08:46 | ジャズ
赤坂の飲屋街には何十年ぶり.雨が降っていて,お店を探し当てるまでにちょっと消耗.8 時ちょっと前だが,雑居ビルは森閑としていた.田舎もの的夫婦を見たマスターは,ははーんという表情で「朱美ちゃんのファンクラブですか」.その,朱美ちゃんが現れ,やっとリラックスして,いろいろおしゃべり.

前に新橋にあったのが引っ越したのだそうだが,そちらにも行ったことを思いだした.見覚えあるスピネットピアノ.太田朱美さんの出発点のひとつ,らしい.ライブスケジュールには,稲葉国光・中牟礼貞則etc の懐かしい名前も.「誰にも内緒のおとなの隠れ家」というキャッチフレーズどおり.「や」の字を逆さにしてさかや,行き着くまで実は「さやかバー」と思い込んでいた.

「セピア色のビール」と書いてあったので,そういうビールが注文できるのかと思ったら,CD タイトルにしてタイトル曲だった.ここのママで,この夜もピアノを弾いて唄った小美濃眞弓さんの曲.「名刺代わり」とかのそのCDをいただいた.セピア色のビールは,吾妻橋のアサヒビールのこと.いまは「うんちビル」だが,かっては夏でも火鉢があるというへんなビヤホールだった...と記憶している.
この曲は,エノケンの「お月さま いくつ 十三七つ...」というのにちょっと似たメロディで,昭和の匂い.ただしフルートは平成20年代そのもの.
CD には他にこの曲のインスト版とスタンタードが 2 曲.

この夜は小美濃さん,朱美さん,木村パンダさん(b)で,有名曲を何曲か.途中 常連さんが,友人のお嬢さんと来店し,客は 4 人となった.このお嬢さんは Smile を聴いて涙を浮かべておられた.
こちらは,歳をとって感性が鈍化して,音楽を聴いてもめったに感激できなくなってしまった.悲しい.

こちらが,そのチャップリンの名曲のマイケルジャクソン・バージョン.


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