もとにしたのは 戸田盛和先生のスケッチで,「おもちゃセミナー」日本評論新社 (1973) に掲載されていた.
戸田先生はこの 11 月 6 日になくなられたとのこと.非線形物理の大家で,「戸田格子」でご高名だが,日常の現象にも目を向けておられた.また,大学教科書も丁寧に書いて下さった.
しかし携帯ムーピーなんか夢だった時代,このスケッチのモデルとされた猫ちゃんは 何度も上から落っことされたことと思うと,ちょっと気の毒.絵を描くときに尻尾の向き等,ぼくの美的感覚に合うように,つい 少々いじくってしまった.もしかしたら,物理法則に合わなくなったかも知れない.
CD ケースに内側からアクリル絵具.2 枚 1 組のつもり.