昨 8/6 にふさわしからぬ ? 映画の紹介.
白状すると,この映画は観ていない.観そびれて後で 1979 年度キネマ旬報 日本映画ベスト・テン第 2 位 (ちなみに第1位は「復讐するは我にあり」),同読者選出日本映画ベスト・テン第 1 位と知って,しまった と思った記憶はある.この手の順位づけに弱いこともあるが,沢田研二・菅原文太主演に惹かれた.沢田の「カサブランカ・ダンディ」はこの年のヒットだった.菅原は「トラック野郎」シリーズに2本主演していて,そのうた1本は覚えている.
*****「原爆を作って政府を脅迫する」という内容の日本映画。大掛かりなカーアクション、国会議事堂や皇居前、首都高速をはじめとしたゲリラ的なロケーション、シリアスで重い内容と、エネルギッシュな活劇要素が渾然となった作品である。
原子爆弾製造や皇居前バスジャックなど、当時としてもかなりきわどい内容。胎内被曝者でもある長谷川和彦監督の社会に対する辛辣なメッセージがエンターテインメントとして炸裂している。
*****
原爆を盾に沢田が要求するのは「プロ野球のナイターを最後まで中継しろ」だったりする.当時は 20 時になると野球中継が打ち切られたのだ.このように Wiki にはストーリーが詳しく,映画を観ないで一席打てそう.学生時代にはこの一席がうまい友達がいた.
この映画を「31 日間無料配信トライアル」なるサイトがあるけれど...
「太陽」なら原爆じゃなく水爆だろ,なんて言いっこなし.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます