Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

おもしろそうな本だけど...

2024-10-28 20:58:45 | 読書

読書週間だそうだ.
定年したら本を読んで暮らすのだ,と思っていたが,実際に定年したら資力も視力も衰えてしまった.新聞を見ると,日に数冊は面白そうな本がある.
個人経営の書店がかくれたブームらしい.自分が本屋になって,採算を気にしなくていいとしたら (尚且つ読まなくてもいいとしたら),どんな本を仕入れるか...
10/26(土)の朝日新聞 (この地方では朝刊のみ) から拾ってみると,

第1面最下段は本の広告の指定席.上の画像は右端のふたつだが,青土社では「ロボット倫理学」が気にかかる.現代の図書なら「AI 倫理学」と言った方が通りがいいと思うが,ロボットと具体化するのはなぜだろう.学術書かな ?  SF や漫画は相手にされているのだろうか.カレル・チヤペックは ?  鉄腕アトムの倫理は ?  訳者の名前がないのはなぜ ?
青土社本は高いが,みすず本の定価はその倍くらいする.ぼくの興味は,イタリア発ベストセラーだという「カテリーナの微笑」.

土曜日は読書欄が全部で3面強.政治姿勢は別として,朝日新聞の文化面は充実していると思う.この日は「ケストナーの戦争日記 1941-1945」をとりあげている.1945 年の分は文庫化されていて,昨年 12 月にこのプログに書いた

「不思議な絵をさがせ」の書評は「横尾忠則さんによるアート作品です」と断わり書きがあり,鏡文字で印刷されていた.当ブログの画像では作品を非アート化してみた.スマホの画面でこれを拡大すれば読めるかどうか,自信はない.本としては,ぼくが好む方向ではある.
他には「わたしのくつしたはどこ」と「ナースの卯月に視えるもの」が気になった.前者は「お話としかけが視覚障がいについての理解を助ける絵本」だそうだ.後者は文庫本,買ってもいいかな.

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