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ハウスキーピングに出てきた「ホーボー」という単語で思い出したのが,T 先生に教えていただいた,ハリー・パーチの「US ハイボール」という曲.
U.S. Highball—A Musical Account of a Transcontinental Hobo Trip
For Subjective Voice, Several Objective Voices, Kithara II, Surrogate Kithara, Harmonic Canon II, Chromelodeon I, Bloboy, Diamond Marimba, Bass Marimba, Boo, Cloud-Chamber Bowls, and Spoils of War
という原題で,作曲者の十年以上にわたるホーボー生活を音楽にしたものだという.
Subjective Voice は貨車で無賃乗車旅行する主人公の声で,抑揚を強調して駅名を唱えたりする.Several Objective Voices はナレーターと他のホーボーたちの声らしい.Kithara II 以下の単語はパーチが作った楽器たち.下の動画では演奏シーンも挿入される.
何人もがエネルギーを注いで,これらの楽器の制作・演奏を行ったことを思うと,気が遠くなりそうだ.
楽器リスト最後の Spoils of War は,なんのことかわからない
パーチが唱えるのは 43 音律で,Kithara 以下の楽器もこの音律で調律されているのだろう.彼の初期の作品「サンフランシスコ」は新聞の売り声の抑揚がもとになっているそうだが,US ハイボールのヴォイスも同じことだろう.
貨車に揺られているような音楽.解像度の悪い動画は,いつ醒めるともしれない悪夢のようだが,25分で終わる.
パーチは Genesis of Music の著者で,この本の翻訳は S さんにより深く静かに進行中.
US ハイボールには,Kronos Quartet による弦楽四重奏への編曲版がある.聞いたことがないのだけれど,原曲とは別な音楽と思った方がよさそうだ.
weblio によれば,研究社 新英和中辞典では "highball" の意味は
名詞 (列車に対する)「(全速力で)進め」の信号.
自動詞《俗語》 全速力で走る.
他動詞〈列車の機関士に〉進行合図を出す.
U.S. Highball—A Musical Account of a Transcontinental Hobo Trip
For Subjective Voice, Several Objective Voices, Kithara II, Surrogate Kithara, Harmonic Canon II, Chromelodeon I, Bloboy, Diamond Marimba, Bass Marimba, Boo, Cloud-Chamber Bowls, and Spoils of War
という原題で,作曲者の十年以上にわたるホーボー生活を音楽にしたものだという.
Subjective Voice は貨車で無賃乗車旅行する主人公の声で,抑揚を強調して駅名を唱えたりする.Several Objective Voices はナレーターと他のホーボーたちの声らしい.Kithara II 以下の単語はパーチが作った楽器たち.下の動画では演奏シーンも挿入される.
何人もがエネルギーを注いで,これらの楽器の制作・演奏を行ったことを思うと,気が遠くなりそうだ.
楽器リスト最後の Spoils of War は,なんのことかわからない
パーチが唱えるのは 43 音律で,Kithara 以下の楽器もこの音律で調律されているのだろう.彼の初期の作品「サンフランシスコ」は新聞の売り声の抑揚がもとになっているそうだが,US ハイボールのヴォイスも同じことだろう.
貨車に揺られているような音楽.解像度の悪い動画は,いつ醒めるともしれない悪夢のようだが,25分で終わる.
パーチは Genesis of Music の著者で,この本の翻訳は S さんにより深く静かに進行中.
US ハイボールには,Kronos Quartet による弦楽四重奏への編曲版がある.聞いたことがないのだけれど,原曲とは別な音楽と思った方がよさそうだ.
weblio によれば,研究社 新英和中辞典では "highball" の意味は
名詞 (列車に対する)「(全速力で)進め」の信号.
自動詞《俗語》 全速力で走る.
他動詞〈列車の機関士に〉進行合図を出す.
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