新聞の折込で知って,車で 10 分たらずの隣町の公民館の竪琴講習会に参加.生徒は3人だった.
名古屋に本部がある,ライリッシュ・竪琴連盟主催.トップ画像は同 連盟のHPから拝借した.
26 弦の竪琴 (ライアー lyre) で,ご指導のもと きらきら星などを合奏した.
写真のように,上枠に弦に対応してベグ (とは言わないのかもしれないが) が並んでいて,ピアノで言えば上が白鍵,下が黒鍵.右側が低音側.白鍵対応弦は写真で手前,黒鍵の弦はやや奥に張ってあり,原則として白鍵弦は表から右手の指で,黒鍵弦は裏から すなわち窓の向こうから左手の指で弾く.
ぼくの下ごごろ : オクターブを16分割する平均律とか,PAN音階とかを midi で作ったけれど,アコースティックな楽器でこうした変則音階を演奏したい.このライアーを使えばチューニングできるのではないか... 楽器としての「つくり」も頑丈だし.
フレームの白鍵・黒鍵的構成が変則音律にとっては迷惑ではある.
むしろヴルクマイスターだのキルンベルガーだのの,古典音律実践には最適だろう.
写真の楽器は税込 88,000 円.共鳴胴がないタイプは 66,000 円.
音律を別にすれば,楽器としての魅力はポータブルで,ピアノなみに多重音が出せること.ハーモニーやグリサンドの魅力はギターに勝るかも.音量が小さいのでセッションにはアンプが必要.早いパッセージは練習次第かな ?
動画はライアー版「月の光」.
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