Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

尾道茶寮 夜咄堂

2018-06-23 08:50:46 | 読書
加藤 泰幸「尾道茶寮 夜咄堂 猫と茶会と花吹雪-つくも神付き」宝島社文庫(2017/7).

Amazon より*****内容(「BOOK」データベースより)
父が残した古民家カフェ「夜咄堂」。そこには、黒髪の美少女とおっさん、そして犬の“つくも神”がいた―。大学一年生の千尋は、彼らから茶道を学ぶうちに、嫌っていた茶道の良さを知り、夜咄堂の店長となる。だが、お客は来ず、さらにはトラブルも発生。新米店長かつ駆けだし茶人の千尋にできることはなんだろうか?悩みつつも解決しようとする千尋だったが…。広島・尾道を舞台に、切なさと温かさが交差する再生の物語。第4回ネット小説大賞受賞作第二夜。*****

シリーズ第2作.尾道が舞台で,ご当地ならぬ ご近所というわけで,図書館で借りてみた.

主人公以外の登場人物 (ただし人語を話す犬も猫も) は付喪神 - 長い年月を経た道具 (この場合は茶道具) などに宿る神あるいは精霊.設定はおもしろいが,神様たちと主人公との間に恋愛感情を生じるまでには至っていないので,お行儀の良いヤングアダルト小説にとどまっている.
茶道について お勉強するには良いかも.

つぎの機会に,ここに登場する浄土寺・露滴庵に行くつもり.

もともとはネット小説で,そのサイトは
https://ncode.syosetu.com/n1986db/

「この連載小説は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。今後、次話投稿されない可能性が高いです。予めご了承下さい。」

だそうだ.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

reading

/Users/ogataatsushi/Desktop/d291abed711d558e554bf7af66ee57d7.jpg