路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳】:第2波、第3波備え、まずは病院救え/05.20

2020-05-23 09:09:20 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【政界地獄耳】:第2波、第3波備え、まずは病院救え/05.20

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:第2波、第3波備え、まずは病院救え/05.20

 ★全国の病院でつくる全日本病院協会、日本病院会、それに日本医療法人協会の3団体が7~15日に加盟する全国の4332病院を対象に調査を行ったところ、有効回答があった1049病院の4月の利益率はマイナス9・0%。医療従事者へ敬意を持とうと多くの声がありながら、コロナ禍の生命線の病院は今苦境に立たされている。全国の病院のおよそ8割で外来や入院の患者数が減少して経営が悪化し、特に新型コロナウイルスの入院患者を受け入れた病院では、経営の悪化がより深刻という。

 ★コロナ禍では医者は積極的に感染者を受け入れようと努力する。医者としての使命感がそうさせる。しかし医療従事者への不当な差別や暴力、風評被害によりコロナ感染者に関わると病院に悪いうわさが立つと、病院の経営者や事務方は感染者受け入れを極端に嫌う。その実態がこの数字だ。多くの病院で「経営悪化で今後の感染症の対応が適切にできなくなる恐れがある」と危機感を持つとともに、批判や排除の現状を憂い社会の分断を危惧している。

 ★「院内感染が起きたら、病院はつぶれてしまう」と感染者受け入れを拒否する病院が増えているだけでなく、全国の医師会がPCR検査を行うことになりつつあるものの「地方の医師会は幹部に開業医が多く、いざ検査をやるとなると手を挙げる医師や病院が少ない。やはり病院やそこの医者が関わっていることを隠したがるので、検査が進まない実態がある。それで一般患者が減り経営を圧迫する」(地方の中堅医院院長)。加えて覚悟して感染者受け入れを決めたとしても、病院はそれに対応する医療機器を自腹で購入するしかない。自治体によっては助成金が出る場合もあるようだが、医師や看護師たちへの手当を出すなどの措置は立ち遅れている。「大学病院は規模も医療機器も人材も豊富だが満床を理由にコロナ感染者の受け入れを拒否している。それならほかの患者を引き受けてくれればと思うが、そうするとこちらがつぶれてしまう」。規制緩和に前のめりな政府は第2波、第3波を乗り切る手だてを病院に施すべきだ。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2020年05月20日  08:32:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳】:桜井充の寝返りは「仕事」のためか/05.19

2020-05-23 09:09:10 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳】:桜井充の寝返りは「仕事」のためか/05.19

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:桜井充の寝返りは「仕事」のためか/05.19

 ★15日、立憲民主、国民民主などの野党統一会派に所属する当選4回のベテラン参院議員・桜井充は「与党に行かないとなかなか仕事ができない。与党会派に入ってそこで仕事をした方がいいと判断した。新型コロナウイルスの第2次補正予算案の編成に、医師としての経験を役立てたい。苦渋の決断だ」として統一会派を離脱。自民党会派入りの意向を示した。前回16年の参議院選挙で当時の民進党から立候補し、共産党や社民党、生活の党などの推薦を得て野党共闘で当選した。桜井は同日会見で「民進党が存続していたら、こんなことにはなっていない。これだけははっきりしています」と、何がはっきりしているのかわからない説明をした。

 ★地元宮城の風当たりも強い。立憲民主党県連幹事長・鎌田さゆりは「身売りであり手のひら返し。辞職に値する。野党共闘がなければ、今座っている議席はない。議員バッジを着けられれば、政党はどこでもいいのではないか」。共産党県委員長も「完全に寝返ったので、我々にも会えないのだろう。思いを聞きたいとも思わない」。同志となるかもしれない自民党も困惑している模様だ。

 ★だが本当に与党でないと仕事ができないのだろうか。08年、桜井はねじれ状態の参院で経産委員長、政権奪取した09年には参議院民主党政審会長に就任し、10年の菅直人内閣で財務副大臣に就いている。内閣の一員になった経験もありながら「与党でないと仕事ができない」とは、当時の仕事が不完全燃焼か、大臣病ということか。ではなぜ野党で出馬したのか。最初から自民党で行けばその苦労もなかったかもしれない。議会は与党と野党がある。政権交代でそれが入れ替わることがあるし、この30年で交代は2度起こった。野党はその組織も脆弱(ぜいじゃく)で、政権攻撃はうまいが政権与党になった時、力を発揮できない。だが野党だと仕事ができないなど本当に仕事をしたことなどない政治家の発言ではないのか。旧民主党から自民党に移り大活躍した政治家はいまだ見当たらない。苦渋の選択などない。自民党に行きたいのなら議員辞職して再度自民党から出馬が筋だろう。有権者と政党を軽んじるな。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2020年05月19日  07:58:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳】:責任は棚上げ 気の緩みは内閣にある/05.18

2020-05-23 09:09:00 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【政界地獄耳】:責任は棚上げ 気の緩みは内閣にある/05.18

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:責任は棚上げ 気の緩みは内閣にある/05.18

 ★16日の会見でコロナ担当相・西村康稔は解除されていない8県に対して「あちこちで気の緩みがみられる。韓国やドイツのように第2波は来ると思わなければならない。突然、潜んでいたウイルスが発症することもある。大変心配している」「ここで気が緩むと新規感染者が増え、解除できなくなる」と懸念を示し、39県についても感染防止策の徹底を求めた。

 ★一見筋が通っているように聞こえるが、イベントや店の営業自粛を緩和するかどうか判断を各県知事に丸投げした。各業界にイイ顔しながら、再発の責任は逃れる姑息(こそく)な逃げ腰と感じる。そもそも第2波は必ずやって来るとみるべきで、それをどう小さく抑えるかの攻防ではないのか。また「気の緩み」とは何か。知事会はまだ解除は早いと懸念を表明していたが、西村が経済を優先させ前のめりに解除した自分の責任を棚上げして、悪いのは国民やお店だという言い方だが、自粛の反動が来ることぐらい誰でもわかる。西村の思惑は8都道府県について、今月21日と28日をめどに解除の可否を検討し、月内には緊急事態宣言の完全緩和に持ち込み、景気回復にまい進したいという腹だろう。

 ★だが、都知事・小池百合子が出口戦略に慎重なように東京と神奈川の解除は現実的ではない。官邸や西村は、とにもかくにも東京が解除されなければ景気回復は始まらないと考えているだろうが、東京都の感染者は世田谷区が最多で、同区と隣接する神奈川県は政令指定都市を3市抱え、県内まんべんなく感染者が分布している。つまり神奈川からの通勤者が都内に通勤しており、東京、神奈川は同一地域と考えるべきで、西村のもくろむ月内解除でも、東京、神奈川は外すべきだろう。結局、経済再生担当相である西村にコロナ担当を任せた首相・安倍晋三の人事が前のめり解除を生んでいる。気の緩みは内閣にある。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2020年05月18日  07:29:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

 

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【2020年05月21日 今日は?】:野口英世、ガーナで黄熱病のため死去

2020-05-23 00:04:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2020年05月21日 今日は?】:野口英世、ガーナで黄熱病のため死去

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2020年05月21日 今日は?】:野口英世、ガーナで黄熱病のため死去

 ◆5月21日=今日はどんな日

  米国が南太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁で初の水爆投下実験(1956)

マーシャル諸島地図

  ※マーシャル諸島は太平洋中西部に位置する29の環礁と五つの珊瑚島からなる海洋大国。人口は5万。1986年米国との間に自由連合協定を締結し独立。

 ◆出来事

 ▼国際サッカー連盟(FIFA)がフランス運動競技連合の呼び掛けで結成(1904)▼細菌学者・野口英世がガーナで黄熱病のため死去(1928)

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野口英世は1928年5月21日、享年51で死去

 ◆誕生日

  ▼半藤一利(30年=作家)▼堂場瞬一(63年=作家)▼三遊亭白鳥(63年=落語家)▼岡本健一(69年=俳優)▼米良美一(71年=声楽家)▼梨花(73年=モデル)▼伊藤大翔(93年=俳優)▼山崎怜奈(97年=乃木坂46)▼蔵本美結(01年=AKB48)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2020年05月21日  00:00:00  これは参考資料です。転載等は各自で判断下さい。

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