《今日も惑いて日が暮れる・01.29》:人民は天子を知らず=吉井理記
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《今日も惑いて日が暮れる・01.29》:人民は天子を知らず=吉井理記
働き方改革の時代である。ムリして働くことはよろしくない。
毎週水曜夕刊(一部地域は木曜朝刊)掲載の本欄も時々、書くネタが思いつかない「空白週」がある。それが今週だ。
そこで働き方改革だ。ムリはよくない。今週はネタがないので休みます……としたいが、諸事情と会社が許さない。仕方ないので一足早く2月11日の「建国記念の日」について書かせていただく。
ごく最近、1966年制定の祝日だ。ご存じの通り、戦前・戦中は「紀元節」といった。紀元前660年のこの日に初代天皇・神武が即位したとされる。と聞けば古そうだが、これまた歴史的にはごく最近、1873年に明治政府が勝手に祝日とした。
■この記事は有料記事です。残り593文字(全文880文字)
■続きは、有料会員登録後、お読み下さい。
元稿:毎日新聞社 東京夕刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【今日も惑いて日が暮れる】 2025年01月29日 13:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます