いいライブビューイングでした。35分の休憩時間に博多座の客席内が映ると福岡市消防局の文字が。私片道24時間のカナダに何度か行っているのに九州にはまだ行ったことがありません。福岡で上演されている舞台中継を、臨場感たっぷりみているのだと不思議な感覚でした。県外の映画館は遠いですがありがたいシステム。真風涼帆さん、台詞をかんでしまったところがあって一瞬ひやっとしましたが冷静に対処されていました。生の舞台はなにがあるかわかりません。そんな緊張感があるのも含めて、一回一回命がけの舞台はいいものです。
真風さん、歌声がより声量豊かで、歌も台詞も声はさらに艶っぽくって素敵でした。どんどん進化しています。『黒い瞳』どの場面だったかな、「うるさいなあ」っていう所があって、可愛くも艶っぽくもありでキュンキュンポイント。ショーの最後のデュエットダンスでは男役燕尾服群舞を終えたあと、せり上がってきた大階段で星風まどかちゃんを迎えるときには笑顔に白い歯をみせていたのも印象的でした。まどかちゃんはあざやかなピンク色のドレス。美しいデュエットダンスでした。
『黒い瞳』、愛月ひかるさんのブカチョフと真風さんのニコライがマーシャを助けるため橇を走らせる場面、何度も同じことを書くような気がしますが心に沁みました。女性が演じる男同士の奇妙な友情。ブカチョフはニコライが自分を皇帝陛下とは呼べない立場であることをわかっている、自分の行く末が破滅しかないこともわかっている、ニコライは実在の人物ではありませんが初めて会った時浮浪者だった自分にコートを譲ってくれたニコライへの恩義を忘れることなく、いつか恩返しをするという約束を果たしたブカチョフという人間の像が滲み出る場面になっていて秀逸でした。
蒼羽りくさんのマクシームィチ、複雑で繊細な役どころが印象的でした。コサック出身の下士官でベロゴースク砦がサックの反乱軍の手に落ちようとすると恋人を必死に逃がそうとして、マーシャから託された手紙をニコライに渡す役目をして、最後はニコライと敵対する立場になるもニコライをかばって撃たれる。私はそこまで覚えていないのですが初演はニコライに倒されるという演出だったとのこと。あまりきついところはやわらかく変えたのかな。蒼羽さん、『神々の土地』ではまどかちゃんのオリガに食べものをこぼしてばっかりと怒られるロシア貴族の一人でした。いい役者さんになってきたなあと思いました。
組長の寿つかささん演じるニコライの従僕サヴェーリィチ、客席の笑いを誘う、余裕が感じられる間はさすがでした。出番少なかったですが副組長の美風舞良さん演じるヴァシリーサの夫ミロノフ大尉と運命を共にする潔く強い姿も印象的でした。ベテランは舞台をしめますね。
まだまだ思い出すことはありそうなのでまだまだ書くかもしれませんが今日はこれぐらいにしておきます。いい舞台との出会いは心のエネルギーチャージ。花組の大劇場千穐楽ライブビューイング、一般発売で申し込みました。県外の映画館、平日だからか余裕でした。月組の大劇場日帰りバスツアー、見合わせよう思っていましたが美弥るりかさん見納めなので就活の状況しだいでは行こうかな。この世にいる間だけだからとまた言い訳・・・。
今さらですが、真風さんの出番の多さと豊かな声量にびっくり。
ライブビューイングだとうっすらと汗も映りました。
肺活量どうなっているんでしょうね、リアルにアスリート。
まどかちゃんが実咲凛音さんの衣装を着ていたのなにげに胸あつ。
こうやって受け継がれていくんだなあと・・・。
(舞台写真はWEBRONZAからお借りしています。)
真風さん、歌声がより声量豊かで、歌も台詞も声はさらに艶っぽくって素敵でした。どんどん進化しています。『黒い瞳』どの場面だったかな、「うるさいなあ」っていう所があって、可愛くも艶っぽくもありでキュンキュンポイント。ショーの最後のデュエットダンスでは男役燕尾服群舞を終えたあと、せり上がってきた大階段で星風まどかちゃんを迎えるときには笑顔に白い歯をみせていたのも印象的でした。まどかちゃんはあざやかなピンク色のドレス。美しいデュエットダンスでした。
『黒い瞳』、愛月ひかるさんのブカチョフと真風さんのニコライがマーシャを助けるため橇を走らせる場面、何度も同じことを書くような気がしますが心に沁みました。女性が演じる男同士の奇妙な友情。ブカチョフはニコライが自分を皇帝陛下とは呼べない立場であることをわかっている、自分の行く末が破滅しかないこともわかっている、ニコライは実在の人物ではありませんが初めて会った時浮浪者だった自分にコートを譲ってくれたニコライへの恩義を忘れることなく、いつか恩返しをするという約束を果たしたブカチョフという人間の像が滲み出る場面になっていて秀逸でした。
蒼羽りくさんのマクシームィチ、複雑で繊細な役どころが印象的でした。コサック出身の下士官でベロゴースク砦がサックの反乱軍の手に落ちようとすると恋人を必死に逃がそうとして、マーシャから託された手紙をニコライに渡す役目をして、最後はニコライと敵対する立場になるもニコライをかばって撃たれる。私はそこまで覚えていないのですが初演はニコライに倒されるという演出だったとのこと。あまりきついところはやわらかく変えたのかな。蒼羽さん、『神々の土地』ではまどかちゃんのオリガに食べものをこぼしてばっかりと怒られるロシア貴族の一人でした。いい役者さんになってきたなあと思いました。
組長の寿つかささん演じるニコライの従僕サヴェーリィチ、客席の笑いを誘う、余裕が感じられる間はさすがでした。出番少なかったですが副組長の美風舞良さん演じるヴァシリーサの夫ミロノフ大尉と運命を共にする潔く強い姿も印象的でした。ベテランは舞台をしめますね。
まだまだ思い出すことはありそうなのでまだまだ書くかもしれませんが今日はこれぐらいにしておきます。いい舞台との出会いは心のエネルギーチャージ。花組の大劇場千穐楽ライブビューイング、一般発売で申し込みました。県外の映画館、平日だからか余裕でした。月組の大劇場日帰りバスツアー、見合わせよう思っていましたが美弥るりかさん見納めなので就活の状況しだいでは行こうかな。この世にいる間だけだからとまた言い訳・・・。
今さらですが、真風さんの出番の多さと豊かな声量にびっくり。
ライブビューイングだとうっすらと汗も映りました。
肺活量どうなっているんでしょうね、リアルにアスリート。
まどかちゃんが実咲凛音さんの衣装を着ていたのなにげに胸あつ。
こうやって受け継がれていくんだなあと・・・。
(舞台写真はWEBRONZAからお借りしています。)