安倍式改憲の道筋が浮き彫りになったな!
安倍首相など、改憲派も必死!
自公幹部「改憲、民主の理解必要」
2016/1/12 19:51
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS12H7B_S6A110C1PP8000/
安倍晋三首相が夏の参院選で憲法改正の発議に必要な3分の2以上の勢力確保をめざすと発言したのに関連して12日、与野党幹部から発言が相次いだ。
自民党の谷垣禎一幹事長は記者会見で「野党第1党を巻き込んで理解を得ながらやっていくのが妥当な手法ではないか」と述べ、民主党の理解が必要だとの認識を示した。
公明党の山口那津男代表も「野党第1党も含めた合意形成に努力しないといけない」と谷垣氏に同調した。
一方、民主党の細野豪志政調会長は「与野党で議論できる静かな環境を作るべきだ。自民党の案をごり押しするのなら、徹底的に戦う」と自民党をけん制。
首相が改憲発議での協力相手に想定しているおおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「積極的に協力していく」と協力に前向きな姿勢を示した。
憲法改悪派と密談したのでは?
細野氏の姑息を擁護する朝日!
自民の憲法改正草案「グロテスク」
民主・細野氏
2016年1月12日18時35分
http://www.asahi.com/articles/ASJ1D62X3J1DUTFK00Z.html
「私は、憲法改正は政局的に扱われるべきテーマではないと思う。できる限り与野党で議論できる静かな環境をつくるべきだ」ということであれば、安倍・谷垣・山口氏などと同じ視点と言えます。細野氏の主張は、いつも立場が曖昧で、どちらともとれるような発言をするのです。これが、この人の手口です。
しかも、「統治機構のあり方、地方分権などについては議論の余地はある」となると、橋下氏など、維新と同じ目線となります。安倍式の「「できるところから改憲をしていこう」路線と同じです。公明党の「加憲」論と大同小異です。
憲法改悪のための「風穴を開ける」という手口です。憲法を活かすということをサボっている輩の最悪の手口です。
そのようなことを隠ぺいして自らの手口を正当化し、一見すると、物分りの良いようなことを言うのです。それは「どう憲法があるべきなのか、我々もいろんな政党、政治家と議論していくのはやぶさかではない」という言葉に、一般的には問題ないかのように粉飾しながら、実は安倍首相の「土俵に乗っていくぞ」という宣言を述べたということです。これで、安倍式憲法改悪の思考回路・レールができたということです。
しかし、細野氏は、もう一方で反対を装うのです。ここにスリカエ・ゴマカシ・デタラメ、大ウソのトリックが浮き彫りです。
「ただ、(安倍晋三首相が来夏の参院選で憲法改正の発議に必要な議席数)3分の2で自民党の憲法改正草案をゴリ押ししてくるのであれば、我々も徹底的に戦う」と言う言葉です。言行憲法を擁護し遵守し、活かしていく立場は微塵もありません。
「公明党、他の党もあのグロテスクな憲法改正草案がいいとは思っていないでしょう」と公明党に振っていますが、その公明党が違憲の閣議決定をつくり、戦争法を強行したのです。
細野氏には、このような経過は全く意に介していません。この思考回路で憲法改悪に手を貸していくと言うこと、このことを表明したということです。
以上のような表明によって、民主党内に揺さぶりをかける!これが、12日に一斉に行われたのです。この仕掛けを誰がつくったか!情報伝達手段であるマスメディアを使った姑息な策略と言えます。
これが北朝鮮の偽装・偽造の「水爆実験」をはさんで打ち出されたというところに、憲法改悪派の姑息な策略が浮き彫りになります。
問題は、このような策略を踏まえた国民的運動です。
バラバラ民主党を振りまき政治不信を醸成する!
野党が焼け野原も選択肢…江田氏、民主解党迫る
2016年01月12日 20時28分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160112-OYT1T50156.html?from=ytop_main2
民主党の岡田代表が新党結成の判断時期を3月と表明したことを受け、維新の党が民主党に解党するよう圧力を強めている。参院選での「共倒れ」もちらつかせ、解党に慎重な民主党執行部を揺さぶっている。「民主党も解散するしかない。できないなら、維新として独自に参院選を戦う。野党が『焼け野原』になるのも一つの選択肢だ」。維新の江田憲司前代表は11日、自身のホームページのコラムで強い口調で解党を迫った。
維新側では「『民主党』の名前では新味がない」として、両党が解党した上で新党結成を求める声が強い。民主党が解党しなければ、国会法の規定で維新の参院議員5人が新党に合流できないという事情もある。維新は参院では民主党ではなく、日本を元気にする会と統一会派を組んだ。解党の確約がないまま民主党と統一会派を組んでも埋没する懸念があるためだ。(引用ここまで)