改憲派の手口は共通している!
本当に改正していこうと思ったら、
国民とのキャッチボールをどうやるか!
国民の議論を深めることがまず大事だ!
今の中では深まっていない。深めていくことが大事だ!
国民が憲法改正に慣れることが必要だ!
メディアを使って慣れさせる!
スリカエ・ゴマカシ/デタラメ・大ウソだな!手口は!
首相と会談の橋下氏、憲法改正は「持論」 官房長官
日経 2015/12/20 11:53
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK20H0P_Q5A221C1000000/
菅義偉官房長官は20日午前のフジテレビ番組で、安倍晋三首相と橋下徹前大阪市長が19日の会談で憲法改正や安全保障問題について議論したと明らかにした。橋下氏が憲法改正をめざすよう呼びかけたことに関し「本人が前からずっと言っていることだ」と語った。
自らも同席した19日の会談では「橋下さんから安全保障や外交の質問をしていた。そういうことについて首相が答えた」と説明した。首相と菅長官は橋下氏と松井一郎大阪府知事と都内で約3時間半会談している。
菅長官は憲法改正について「国民の議論を深めることがまず大事だ。今の中では深まっていない。深めていくことが大事だ」と語った。改憲に向けた橋下氏との連携をめぐっては「本人は政界を引退すると言っている。全く分からない」と述べるにとどめた。衆参同日選は「首相の専権事項で触れるのは控えたい」と語った。(引用ここまで)
憲法改正の発議「2年以内に」 自民・船田氏(2015/03/26 08:00)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000047119.html
自民党の船田憲法改正推進本部長は、憲法改正の最初の発議を2年以内に行い、2回目の発議で9条の改正を実現したいと意欲を示しました。
自民党憲法改正推進本部・船田本部長:「これから2年以内の間には、発議と国民投票ができればよろしいかなと思って、そこからまた逆算して様々な議論を進めていきたい」
船田氏は当初、目指していた来年夏の参議院選挙後に憲法改正の発議を行うのは時間的に難しいとして、2年以内の発議を目指す考えを示しました。また、「国民が憲法改正に慣れることが必要だ」として、「環境権」など国民の理解が得やすそうなテーマを先行させる方針です。その後、速やかに2回目の発議で戦力を保持しないことなどを定めた9条の改正を実現したい考えです。(引用ここまで)
おおさか維新 橋下氏「参院選が勝負。憲法改正したい」
毎日新聞 2015年12月12日 23時24分http://mainichi.jp/articles/20151213/k00/00m/010/107000c
おおさか維新の会代表を辞任した橋下徹氏は12日夜、臨時党大会後に大阪市内で開いた懇親会で、所属議員らに「来夏の参院選が勝負。自民、公明、おおさか維新で3分の2を獲得し、憲法を改正したい」と語った。さらに大阪選挙区(改選数4)について「3人を取るくらいのことをしないと大阪の本気度は全国に伝わらない」と述べ、複数人を擁立する考えを示した。出席者への取材で分かった。【熊谷豪、松井聡】(引用ここまで)
橋下氏、自民の憲法改正案を「怖い」。国民投票のやり方にも相違点
• 憲法改正発議要件(96 条)を 3 分の 2 から 2 分の 1 に
• 首相公選制(再掲)
• 首相公選制と親和性のある議院制=参議院の廃止も視野に入れた抜本的改革・衆議院の優位性の強化(再掲)
• 地方の条例制定権の自立(上書き権)(「基本法」の範囲内で条例制定)憲法94条の改正
• 憲法9条を変えるか否かの国民投票
(維新の会ホームページ「維新八策」(PDF)より)
また、改憲案そのものの内容ではなく、憲法改正を行うにあたっての国民投票に対しても、自民党との違いがあるようだ。9日に行われた、大阪市長定例記者会見では、憲法9条については、憲法改正の議論の前に、国民投票を利用して国民の声を聞くべきだということも発言している。
「憲法9条については、2年間ぐらい間を入れて、国民投票をやるべきだ。憲法改正の国民投票の前に。それは、憲法9条というのは、大議論のテーマになるわけですから、単純に選挙が終わって、改正案の発議をして、国民投票で一発で決着を付けるというのは、僕はちょっとプロセスとしては、極めて幼稚だと思う。」
(2013年5月9日大阪市長定例記者会見より。)
現在の国民投票は憲法改正に関するものしか存在せず、その他の議論に関して利用できるものがない。それらの法整備も、必要とも述べている。
「終戦直後、あの憲法が国民から総スカンを食らっていたのかと言ったら、そうでもない状況もあるわけですし、戦争が終わったあとに、もう戦争はコリゴリだというのは、国民としては当然だと思いますよ。
だけれども僕は、制定過程には問題有りだと思っているし、当時の1945年から1947年の状況と、 2013年の状況というのは全然違うので、しかも9条自体の言葉としてもおかしいです。そもそも自衛権まで否定していた9条だったわけですから、そういうところまで、内閣法制局のアクロバティックな解釈にすべて委ねるんではなくて、しっかり筋を通した形にしたら良いのではないでしょうか。
愛国者の邪論 そもそも「自衛権」=「軍事」として思考停止しているところに無理解と言うか、意図的姑息があります。憲法前文を再学習すべきです。
やっぱり戦争はね、やっちゃいかん。絶対ダメだし。止めないといけないけれども。国家としては安全保障をどう考えるのかは整理は必要だと思います。しかしそれはすぐにはできないから、時間もかかるだろうし、そうやって国民とコンセンサスを取っていくやり方は、新聞がワーワーワーワー社説書いたり、記事を書いたりしたって、それは国民のコンセサスになっているかどうかの確認はしないから、自分たちの意見が絶対的に正しいと思ってやっていますけれども、あれも一回国民投票にかけてみると良いんですよ。僕はね、15%ぐらいだと思います。
愛国者の邪論 「…けれども、国家としては安全保障をどう考えるかは整理が必要」と、橋下氏が整理する必要があります。「安全保障」=「軍事」と「軍事神話」で思考停止しています。「非軍事自衛権」論・「非軍事安全保障」論こそが、本当に平和的生存権や幸福追求権・個人の尊厳を保障できるということです。この実践国家はコスタリカで証明されています。日本も日米軍事同盟と自衛隊があるぞ!などいう声が聞こえてきますが、それは戦争・武力行使が何故起こるか、起こっていたか、歴史に対する無知です。
そういうのをやってみたら、ああこれはちょっと難しいな、修正しないといけないのかな、修正したら40まで増えたな、こういうやり方を取って憲法というものはコンセンサスを取って行かないと、憲法改正というものは、政治家の思いだけで出来ない、国民投票をやらなくてはいけないんでね、僕は国民とのキャッチボールは国民投票しか無いと思います。そういう意味で、9条については予備的な国民投票をやらないといけないと思っています。」 ( 2013年5月9日大阪市長定例記者会見より。)
「与党にならないと法律の改正もできないですからね。自民党は、予備的な国民投票という意識はないのではないでしょうか。それをこれから自民党のみなさんにも話をしますし。産経新聞は「維新は国民投票にまるなげするな」と言いますが、実行プロセスについての認識が甘いというか、案さえ出せば通ると思っているというか。そこが今までの浅い憲法論議だと思うんですが。
本当に改正していこうと思ったら、国民とのキャッチボールをどうやるか。これは、絶対国民投票を使わざるを得ない。国民投票法の改正など、憲法改正以外の国民投票ができるようにしなくてはいけないと思う。憲法を改正するには国民投票が必要で、どうやって国民投票で支持を得るのか、その戦略が全く自民党にはない。そこで国民の皆さんの支持を得ようと思ったら、キャッチボールをせざるを得ない。もちろん国民の皆さんの言うことだけに従うというわけではないけれども、国民の皆さんが理解してくれないんだったら説明をしなくてはいけないし、そこをどうやって救っていくかということ、それは世論調査などではなくて、国民投票だと思いますけれどもね。」 ( 2013年5月9日大阪市長定例記者会見より。)
朝日新聞デジタルでは、橋下氏の語った言葉として、次のように報じている。
自民党は政治家の立場で憲法を論じるが、僕自身は自分が今の立場を辞めた後、市民になった時に公権力はどうあるべきかという視点から考えたい。(朝日新聞デジタル 『「自民党の憲法観、危険だと思う」維新・橋下氏』より。 2013/05/12 19:40)
いつの間にか憲法改正がされていたという状況にならないよう、憲法改正のやり方についても注目している必要がある。(引用ここまで)