■2007/10/14(日)11:10-11:40【天気】
【場所】磯浜,新地漁港,釣師浜
【種名】ウミウ,オオセグロカモメ,セグロカモメ成鳥夏羽,ウミネコ,ユリカモメ(2科4種)
【備考】この日は今季初めて鳥の海周辺田圃でミヤマガラス50+を見た。2週間前はほとんどオオセグロカモメの群れだったが,ウミネコの数が前回より多少多かったが,やはりほとんどオオセグロカモメだった。その中に,すぐ目についたのが,この時期にしては珍しい夏羽の個体がいた。セグロカモメかそれともモンゴルか,帰宅してからいつものようにメールで識別をお願いしたところ,セグロカモメの夏羽ということだった。オオセグロカモメやワシカモメの夏羽は1,2月頃から見られるようになるが,セグロカモメの夏羽個体を見る機会はこれまでなかった。それで時期夏羽というとモンゴルかというように考えたのだが,違っていたようだ。幼羽は今年生まれてから,第1回冬羽になるのだが,その時期は,けっこう個体差があるのが観察しているとわかる。台風の日に遭遇したアカエリヒレアシシギの群れも,同じ群れで飛んできているのだが,幼羽から冬羽になる換羽の程度の違いが明らかだった。前回の観察では,幼羽といえば全部幼羽だったが,今回は幼羽の中にも肩羽に第1回の冬羽が幼羽に重なるように生えてきている。そういえばアカエリとか,ミユビシギも肩羽あたりから冬羽が始まっているようだ。オオセグロカモメの肩羽は,幼羽の褐色部分が多いべたっとした感じの羽から,真ん中が褐色の線模様あるいは型くずれした碇模様になっている。こういう変化がカモメ類はよく観察できるのでおもしろいと思う。生まれてから,成鳥になるまでの換羽のサイクルというのは実に興味深いものがある。それで同じオオセグロカモメでも全部違うので何度,見てもおもしろいというわけだ。しかも,これって何?というわけのわからないのもいるのは,とても楽しいものだ。
【写真】

オオセグロカモメ成鳥冬羽/第1回冬羽/肩羽が茶っぽい灰色の羽になっているが,第1回冬羽。初列風切が焦げ茶。

第1回冬羽と第4回冬羽/第1回冬羽,初列風切が茶褐色/第4回冬羽

3個体ともすべて第4回冬羽

左端の個体は成鳥冬羽,他の2個体が第4回冬羽

2個体とも成鳥冬羽/どちらも今年生まれだが,画面左の個体の方が冬羽への換羽が早い。右は肩羽に第1回冬羽が見える。/幼羽。同じく肩羽に冬羽が出てきている。

第1回冬羽/幼羽で肩羽に冬羽が生えてきているのがわかる

実は初めて見たセグロカモメの成鳥夏羽。カモメの夏羽を見たときもびっくりしたが,これもびっくり。
Copyright(C)2007 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】磯浜,新地漁港,釣師浜
【種名】ウミウ,オオセグロカモメ,セグロカモメ成鳥夏羽,ウミネコ,ユリカモメ(2科4種)
【備考】この日は今季初めて鳥の海周辺田圃でミヤマガラス50+を見た。2週間前はほとんどオオセグロカモメの群れだったが,ウミネコの数が前回より多少多かったが,やはりほとんどオオセグロカモメだった。その中に,すぐ目についたのが,この時期にしては珍しい夏羽の個体がいた。セグロカモメかそれともモンゴルか,帰宅してからいつものようにメールで識別をお願いしたところ,セグロカモメの夏羽ということだった。オオセグロカモメやワシカモメの夏羽は1,2月頃から見られるようになるが,セグロカモメの夏羽個体を見る機会はこれまでなかった。それで時期夏羽というとモンゴルかというように考えたのだが,違っていたようだ。幼羽は今年生まれてから,第1回冬羽になるのだが,その時期は,けっこう個体差があるのが観察しているとわかる。台風の日に遭遇したアカエリヒレアシシギの群れも,同じ群れで飛んできているのだが,幼羽から冬羽になる換羽の程度の違いが明らかだった。前回の観察では,幼羽といえば全部幼羽だったが,今回は幼羽の中にも肩羽に第1回の冬羽が幼羽に重なるように生えてきている。そういえばアカエリとか,ミユビシギも肩羽あたりから冬羽が始まっているようだ。オオセグロカモメの肩羽は,幼羽の褐色部分が多いべたっとした感じの羽から,真ん中が褐色の線模様あるいは型くずれした碇模様になっている。こういう変化がカモメ類はよく観察できるのでおもしろいと思う。生まれてから,成鳥になるまでの換羽のサイクルというのは実に興味深いものがある。それで同じオオセグロカモメでも全部違うので何度,見てもおもしろいというわけだ。しかも,これって何?というわけのわからないのもいるのは,とても楽しいものだ。
【写真】



オオセグロカモメ成鳥冬羽/第1回冬羽/肩羽が茶っぽい灰色の羽になっているが,第1回冬羽。初列風切が焦げ茶。



第1回冬羽と第4回冬羽/第1回冬羽,初列風切が茶褐色/第4回冬羽



3個体ともすべて第4回冬羽



左端の個体は成鳥冬羽,他の2個体が第4回冬羽



2個体とも成鳥冬羽/どちらも今年生まれだが,画面左の個体の方が冬羽への換羽が早い。右は肩羽に第1回冬羽が見える。/幼羽。同じく肩羽に冬羽が出てきている。



第1回冬羽/幼羽で肩羽に冬羽が生えてきているのがわかる



実は初めて見たセグロカモメの成鳥夏羽。カモメの夏羽を見たときもびっくりしたが,これもびっくり。
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