■2010/3/28(日)12:08-14:39【天気】晴れ
【場所】追波川~白浜~相川~戸倉
【種名】(科種)
【メモ】今シーズン4回目の南三陸コース。オオセグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメの第1回冬羽の擦れ具合は,新松川浦漁港でかなり観察できたので,今回は昨年12月に見つけたカナダカモメ第1回冬羽が3ヶ月の間にどのように擦れているか見たいと思った。シロカモメは,新松川浦漁港,鳥の海では3月末から5月連休までは観察できるし,カナダカモメもこの時期までいることは十分考えられる。ただ,この時期は新松川浦漁港やそれに続く新地漁港,釣師浜では大型カモメの数が非常に少なくなっているのだが,南三陸はどうか興味があった。
さて,この日は起きるのが遅かったのだが,カモメ類は朝でないといけないということはないので,天気さえよければOKということで行ってみることにした。北上川河口北岸でカワウとウミウを見,土手沿いにタヒバリの大群に出会ったりしながら,さて,カモメ類はというと,今日も対岸の長面浜はサーファーばかりで,砂浜にカモメ類の姿は見えない。白浜海岸も全然で,ぐるっと回って相川漁港にもほとんどいない。そこで今まで行ったことがなかった大指漁港に,つづら折りの細道を下りていくと,防波堤には500羽以上のカモメ類がいた。ウミネコが大半だが,オオセグロ,セグロ,シロカモメ,ワシカモメもいる。防波堤の後ろの小島の枯れ松にはハヤブサが止まって羽繕いをしていた。そこから,10分ほど走って志津川海洋自然の家に立ち寄り,波伝谷に行ってワシカモメやコクガンを見てから,メインの漁港に行った。カナダカモメはすぐに見つかった。オオセグロカモメ第1回冬羽にもいろいろなパターンや大きさがあるが,立ち姿と比較すると胴体と足のバランスがカナダカモメでは感じがだいぶ異なる。やや小さいのはもちろんだが,足が短く胴体の後方に付いている感じに見える。嘴に関しては口角から先端までの長さをそのまま顔の側面に延長すると,ワシカモメなどでは頭からはみ出すほどだが,カナダカモメは目の位置から少し出るくらいだ。12月から3回見ているので,おそらく同じ個体だろうと思われる特徴的な大型カモメも観察できた。カナダカモメは12月と今回だけで観察は途中が抜けているが,おそらく同じ個体と思われる。また,今回はホイグリン系カモメと考えられる成鳥冬羽から夏羽移行個体も観察できた。足が一本しかなく,通常より細い。嘴の赤い部分がそれほど横長ではなく,足も黄色くはないが,ホイグリン系カモメに間違いないだろう。
今回はここまでで,戸倉から津山に抜けて,三陸道で帰仙した。
【写真】

■背の色がウミウとカワウでは異なる。ウミウは濃い緑系,カワウは濃い茶系。口角もやはり明確に異なる。まだ成鳥羽になっていない個体は口角の形からウミウ。

■タヒバリ/ヒバリ/オオセグロカモメ成鳥夏羽

■ウミネコ成鳥夏羽/オオセグロカモメ成鳥夏羽 一方は左目の虹彩の左端に黒っぽい斑があり,もう一方は同じく虹彩の下端に斑があるので個体識別ができる。

■オオセグロカモメのペア。上の2個体/ウミネコ成鳥夏羽/カルガモ 相川漁港

■大指漁港のカモメ類/ワシカモメ成鳥夏羽。飛翔しているのを見ると初列風切の先端が,少し濃く,翼をたたんだ時に先端部分の色の違う箇所だということがわかる。

■かなり擦れて白くなっているワシカモメ第1回冬羽後期/コクガン/カナダカモメというのがすぐわかる。

■カナダカモメとオオセグロカモメ/嘴が12月では黒一色だったのが変化してきている。羽毛も擦れて薄くなってきているが,初列風切が濃いタイプなので,その名残は残っている。

■カナダカモメの初列風切りのパターン/カナダカモメが中程の位置にいる/手前の個体はワシカモメと思われる,後ろはオオセグロカモメ

■ホイグリン系カモメの飛翔/ワシカモメ冬羽/中程にホイグリン系カモメ

■ホイグリン系カモメ成鳥冬羽から夏羽へ

■ウミアイサ♂/イソシギ/イソヒヨドリ♂
Copyright(C)2010 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】追波川~白浜~相川~戸倉
【種名】(科種)
【メモ】今シーズン4回目の南三陸コース。オオセグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメの第1回冬羽の擦れ具合は,新松川浦漁港でかなり観察できたので,今回は昨年12月に見つけたカナダカモメ第1回冬羽が3ヶ月の間にどのように擦れているか見たいと思った。シロカモメは,新松川浦漁港,鳥の海では3月末から5月連休までは観察できるし,カナダカモメもこの時期までいることは十分考えられる。ただ,この時期は新松川浦漁港やそれに続く新地漁港,釣師浜では大型カモメの数が非常に少なくなっているのだが,南三陸はどうか興味があった。
さて,この日は起きるのが遅かったのだが,カモメ類は朝でないといけないということはないので,天気さえよければOKということで行ってみることにした。北上川河口北岸でカワウとウミウを見,土手沿いにタヒバリの大群に出会ったりしながら,さて,カモメ類はというと,今日も対岸の長面浜はサーファーばかりで,砂浜にカモメ類の姿は見えない。白浜海岸も全然で,ぐるっと回って相川漁港にもほとんどいない。そこで今まで行ったことがなかった大指漁港に,つづら折りの細道を下りていくと,防波堤には500羽以上のカモメ類がいた。ウミネコが大半だが,オオセグロ,セグロ,シロカモメ,ワシカモメもいる。防波堤の後ろの小島の枯れ松にはハヤブサが止まって羽繕いをしていた。そこから,10分ほど走って志津川海洋自然の家に立ち寄り,波伝谷に行ってワシカモメやコクガンを見てから,メインの漁港に行った。カナダカモメはすぐに見つかった。オオセグロカモメ第1回冬羽にもいろいろなパターンや大きさがあるが,立ち姿と比較すると胴体と足のバランスがカナダカモメでは感じがだいぶ異なる。やや小さいのはもちろんだが,足が短く胴体の後方に付いている感じに見える。嘴に関しては口角から先端までの長さをそのまま顔の側面に延長すると,ワシカモメなどでは頭からはみ出すほどだが,カナダカモメは目の位置から少し出るくらいだ。12月から3回見ているので,おそらく同じ個体だろうと思われる特徴的な大型カモメも観察できた。カナダカモメは12月と今回だけで観察は途中が抜けているが,おそらく同じ個体と思われる。また,今回はホイグリン系カモメと考えられる成鳥冬羽から夏羽移行個体も観察できた。足が一本しかなく,通常より細い。嘴の赤い部分がそれほど横長ではなく,足も黄色くはないが,ホイグリン系カモメに間違いないだろう。
今回はここまでで,戸倉から津山に抜けて,三陸道で帰仙した。
【写真】



■背の色がウミウとカワウでは異なる。ウミウは濃い緑系,カワウは濃い茶系。口角もやはり明確に異なる。まだ成鳥羽になっていない個体は口角の形からウミウ。



■タヒバリ/ヒバリ/オオセグロカモメ成鳥夏羽



■ウミネコ成鳥夏羽/オオセグロカモメ成鳥夏羽 一方は左目の虹彩の左端に黒っぽい斑があり,もう一方は同じく虹彩の下端に斑があるので個体識別ができる。



■オオセグロカモメのペア。上の2個体/ウミネコ成鳥夏羽/カルガモ 相川漁港



■大指漁港のカモメ類/ワシカモメ成鳥夏羽。飛翔しているのを見ると初列風切の先端が,少し濃く,翼をたたんだ時に先端部分の色の違う箇所だということがわかる。



■かなり擦れて白くなっているワシカモメ第1回冬羽後期/コクガン/カナダカモメというのがすぐわかる。



■カナダカモメとオオセグロカモメ/嘴が12月では黒一色だったのが変化してきている。羽毛も擦れて薄くなってきているが,初列風切が濃いタイプなので,その名残は残っている。



■カナダカモメの初列風切りのパターン/カナダカモメが中程の位置にいる/手前の個体はワシカモメと思われる,後ろはオオセグロカモメ



■ホイグリン系カモメの飛翔/ワシカモメ冬羽/中程にホイグリン系カモメ



■ホイグリン系カモメ成鳥冬羽から夏羽へ



■ウミアイサ♂/イソシギ/イソヒヨドリ♂
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