■2010/7/18(日)9:50-12:00【天気】晴れ・猛暑
【場所】神奈川県大磯町照ヶ崎
【種名】ウミウ1,オオミズナギドリ++,ウミネコ++,トビ,アオバト13,ハクセキレイ(6科6種)
【メモ】10時少し前に照ヶ崎に到着したが,昨年にもまして海水浴客で賑わっている。下の写真を見るとアオバトしかいないように見えるが,周囲は海水浴客をはじめ,バーベキューをする人,アオバトを見る人でいっぱいだ。大磯港に続く道路は,町のお祭りで御輿を担ぐ若者たちのかけ声と大勢の見物客で大賑わい,プールも賑わっている。アオバトが来る岩礁に上がって釣りをする人,周囲を潜水している人,ゴムボートに乗って監視している人,沖は釣船にオオミズナギドリの大群,大磯ロングビーチの向こうには大磯プリンスホテルと,かなりの都会だ。朝の4時頃からいれば,一度に100羽以上の群れを見ることができるそうだが,仙台から前泊無しではこの時間が限度だ。
ところで,到着してからしばらくたってもアオバトの姿は見えない。昨年は駅を降りてすぐ上空を飛んでいたので感激したが,今回は不安がよぎる。周りで見ている人に聞いたら,今年は数が少ないという。と思っていると10時6分に12羽の群れがやってきた。それからお昼近くまでいて何度か群れがやってきた。夕方4時頃から海水浴客が帰る頃がいいという話だったが,昼過ぎには帰った。海岸は梅雨明けの猛暑で,ものすごい日焼けをして顔や足がひりひりしたが,ここは1年に一度は来てもいいすばらしい所だ。できれば前泊して早朝から見るときっと感動ものだろう。
【参考ブログ】「アオバトな日々」(照ヶ崎のアオバトのセンサス記録,他)
【写真】
■12羽のアオバトがやってきた。岩礁に降りて海水を飲む。ちょうど潮だまりができるような岩だ。
■ゆっくり海水を飲んでもいられない。前の方からすぐ波が打ち寄せてくる。飛沫を浴びるアオバト。♂の中に,喉下部から胸にかけて雨覆と同じ葡萄色の個体もいた。
■波の中から見事脱出/ばらばらな編隊で飛ぶ/尾羽に海水を着けてそのまま泳いでいる感じのアオバトと,波が来るのを見極めて海水を飲み続けるアオバト
■一方は平泳ぎ状態,一方は完全に波の中,しかし,両方とも見事脱出してまた飛び続ける。海水を飲むために岩礁に降り,波が来て飛び立ち,また岩礁を目指す繰り返し。
■沖では釣り船とオオミズナギドリの群れ。
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