私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2011年6月4日(土)蕪栗沼周辺田圃

2011年06月04日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2011/6/4(土)7:58-9:16【天気】曇り
【場所】蕪栗沼周辺田圃
【種名】ケリ(1科1種)
【メモ】1年ぶりにケリの繁殖を観察に行った。例年だとこの時期はヒナが巣を離れ,畦を自力で移動できるため(昨年の記録参照)卵や孵ったばかりのヒナやまだ巣から出られない段階と違いケリのテリトリーに入ればヒナを守るため,警戒するが,文字通り警戒程度で威嚇はしない。今日も最初はペアの2羽で警戒していたが,そのうち畦道を挟んたテリトリーから1羽が応援にやってきて,最終的にはどこからともなく最初のペアの助太刀に4羽やってきて,計6羽で警戒していた。ケリは行動がとにかくわかりやすい鳥だ。ヒナがいる畦もだいたいわかった。ヒナを呼ぶ声や仕草が警戒をしている時とは全く異なる。しばらく見ていればヒナの姿も昨年同様見られたかもしれないが,ほぼ繁殖間違いなしということで帰った。ちなみに蕪栗沼ではチュウヒがまだいた。
【写真】
  
  
  
■警戒音も卵やヒナの時と比べるときつくなく,威嚇もほとんどしない。よく見ていれば,ヒナから離そうとしているのか,ヒナのいるところに降りてヒナを呼んだり探したりしているのか,行動からわかる。


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