私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

前年度の鳥の海シギチアップを急がないと、まずい。

2017年7月9日(土)蒲生干潟

2017年07月09日 | 蒲生海岸
■2017/7/9(土)6:24-8:34【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ手持ち
【場所】蒲生干潟
【種名】バン,ウミネコ,ミヤコドリ8,コヨシキリ,オオヨシキリ,アオジ(5科6種)
【メモ】日中ミヤコドリの観察をしたいと思い,休日の土曜日早朝蒲生に出かけた。羽数は前日と変わらず8羽で,成鳥羽に近い個体が2羽いた。餌はイソシジミを掘り出したものはラッキーで,あとは小さな巻き貝などを干潟の中から嘴を突き刺し,探って見つけていた。見つけたイソシジミをそそくさと仲間のいないところに持っていき,貝を縦に置いて,嘴で上手に貝殻の間に入れ,中身を啜るのだが,時々嘴を入れたとたん,水を吹き出されておっとという感じで後退する場面も見られた。ちなみに初めてミヤコドリを見たのは金沢の大浜で,帰仙して,蒲生でもミヤコドリを見たが,その時CanonA1+FD600mmF4.5だったか?で撮影した昭和54年のミヤコドリの幼鳥の写真は,今でも自分の書斎に飾ってある。最近は,ミヤコドリといえば三番瀬に遠征して見ることが多かったので,蒲生に11羽も来たのはうれしかった。津波でやられ,また堤防工事が進んでいるとはいえ,砂浜のある風景を飛ぶミヤコドリの姿はすばらしい。ただし,これ以上の環境悪化は到底許容できるものではない。
【写真】
  
■コヨシキリ/アオジ/ミヤコドリ
  
■小さな巻き貝を見つける/活発に採餌をしていた。
  
  
■何となくうれしそうに見つけたイソシジミを運ぶミヤコドリ。獲物はちょっとまだ小さい感じ。
  
■間接頭掻き(翼の間から足をだして頭を掻く)。懐かしい大学野鳥の会時代に覚えた言葉。


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