私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

今日はオジロトウネン、ホシムクドリ、コチョウゲンボウなどいた。コクマル、オオハシシギは空振り。

2020年10月4日(日)・6日(火)鳥の海・阿武隈川河口

2020年10月07日 | 鳥の海

■2020年10月4日(日)10:09-11:17【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ 
※10月6日(火)の画像(ミサゴ・ハヤブサ)を含む
【場所】鳥の海,阿武隈川河口
【種名】カルガモ,オナガガモ,コガモ,キンクロハジロ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン幼羽1,コシジロオオソリハシシギ幼3,ホウロクシギ幼3,アオアシシギ幼2,ハマシギ幼1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ,ハシボソガラス,ヒバリ,セッカ,ムクドリ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,(19科30種)
【メモ】石巻ではオオハシシギが近くで見られるという情報をいただいたが,オオソリハシシギとハマシギをまだ今シーズン見ていなかったので,鳥の海に行ってみた。南側の干潟を堤防越しに見ると,運良くオオソリハシシギ3羽がいて,これが全部コシジロだった。もう数週間前に来れば,普通のオオソリもいたとは思う。
ちなみにチュウシャクシギを見ていないし,コアオアシシギとオオメダイチドリも見ていない。
閑話休題。次に海岸側の干潟に行くためにアシワラを歩いていくと,アシワラガニがたくさんいた。大きいのも小さいのもいて,干潟が少しずつ自然を回復している証拠なのでうれしくなった。鳥の海といえば,水深の浅い干潟が広大に広がっていた記憶がある。潮が満ちてくると,少しずつ水深が深くなり,砂地の上を這うように水が上がってくる風景があった。そこにたくさんのシギチが群れていて,次第に岸の方にシギの大群が寄ってきて,最後は防波堤の上で一休みというパターンだった。干潟にはほとんど鳥はいない状態で,アオアシシギが2羽いただけで,他にシギチは見当たらないと思ったら,ホウロクシギ3羽と何とハマシギがたった1羽でじっとしていた。「うみすずめ」の爆音に驚いていたらしい。カモも干潟の渚伝いにたくさんおり,ミサゴも2羽,魚を食べていた。それから海岸に行って,ハマシギなどさがしたがいなかった。阿武隈川河口は6日に行ったが,まだオオセグロとウミネコしかいなかった。
【写真】

コシジロオオソリハシシギ幼羽3羽

コシジロオオソリハシシギ幼羽

ミサゴ     魚を食べるミサゴ うみすずめ

ハマニガナ   ハマシギ幼羽 イソヒヨドリ♂幼鳥

ホウロクシギ幼鳥3羽

ホウロクシギ。嘴の短い個体,成鳥に近い標準的な個体,少し白っぽい標準的な幼羽の3羽がいた。

ハヤブサ若鳥  オオセグロカモメ第3回冬羽・幼羽 まだセグロカモメの群れは入っていない。 


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