会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

政治家は?

2011-05-27 15:00:07 | 時事
2011年5月27日(金) 快晴 
「止めろと言った」「言わない」で国会論戦にまでなった東京電力福島第一原発1号機への海水注入問題は一転、現場の所長が独断で注水を継続していたことが26日判明。
 原子力安全委員会の班目春樹委員長は「55分間の命令を誰が出したのかどうかという話しをしていたのに、停止していなかったと。私の頭の中はクイスチョンマークだらけで相当混乱している。いったい何がどうなっているのか教えてほしい」の記事。
 内閣、経産省原子力安全・保安院、原子力委員会、東京電力、学者、マスコミ等の情報が二転三転している。一番困惑しているのは国民である。

 「やってられんわ」と本社とのテレビ会議で言ったといわれる東京電力福島原子力発電所の吉田所長の親分肌、頑固に期待し原発現場の指揮を委ねている関係者に責任逃れだけはしてほしくない。原子力発電の推進と発電と送電の地域独占の法律を決め政治を行ってきたのは前自公民政権である。

 指揮系統無視に対しては組織としての処分はあるかもしれない。
 しかし、目の前に燃えさかる家屋があれば指示がなくても人命救助を最優先して行動する。遠く離れた東京本社の役員・学者は現場の状況を知らない。知らされていないのかも?これは情報を開示しない東電の隠蔽か?
 
 自民党総裁谷垣氏は何処からの情報で菅首相の中断指示を追求したのか?中断していなかった事実を知ってどう対応するのか。自分達の情報収集のまずさを棚にあげこの時期に内閣不信任案を提出するらしい。この時期に政局を混乱することが本当によいのだろうか。公明党も賛意を示している。与党の中にも小沢氏を中心としたグループが菅下ろしと動いている。
 
 対抗して衆議院解散をしたら約1ヶ月以上の政治空白が出来てしまう。この大震災の復興や原発が収束しない時期に内閣不信任を提出して本当によいのだろうか。東京電力より利益供与を受けた議員はいないのだろうか?
 国政を担う国会議員諸氏の発言と行動を注視したい。

 しばし茶花を眺め抹茶を飲む。


  
~永田町 足元見つめ 総選挙~