会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

男の料理5月例会 丸鶏

2012-05-20 20:03:25 | 料理と酒
2012年5月20日(日)晴れ
 男の料理味覚会5月例会。
 一人鶏一羽を料理する。今まで経験したことがない。

戦後の食料事情が悪かった頃、各家庭では鶏を飼育して自家用の卵を産ませていた。年間数回はあまり産卵をしなくなった鶏を家庭で解体して調理して食べたものである。  私も鶏の飼育を手伝っていた。飼育していた鶏の始末(血抜きや羽根をむしる)をする。抵抗はあったが背に腹は変えられない。当時はやむをえなかった。  父親が包丁で解体したのをみていた。内臓を取り出した時、卵が大から小へ数珠のように繋がっているのをみてびっくりした。

遠い昔を思い出し、講師のお手本をみながら次のような手順で、首を取り羽をむしり内臓を抜いた鶏一羽を解体した。(料理店などで使う)

 1.手羽先と足先を切り落とす。
 2.もも肉を切り取る。
 3.背と胸を引き離す。
 4.胸肉を2つ割りにする。
 実際にやってみると、皮に切りこみを入れる、関節を外す、胴体や背骨から肉を剥がすなどなかなか難しい。講師の指導を受けながらなんとか解体を終えた。
 胸肉2本、もも肉2本、毛羽先2本。がら。

 
解体を終えてから胸肉は皮は剥がして茹でてサラダに、もも肉はパリパリ焼きにした。 サラダには、ツナソースをかけ、もも肉には煮詰めたぶどう酢をかけて食べた。  ※ツナソースはツナ缶、卵黄、アンチョビなど人数に応じて適量。  
鳥一羽 茹でて焼いて 大満足