会津の重ちゃん日記

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山川健次郎 顕彰

2012-07-17 21:17:58 | 地域情報
2012年7月17日(火)晴れ 真夏日 
 
久しぶりに山川健次郎顕彰会主催の「山川健次郎博士の功績をたたえる献花祭」に参列した。山川博士の胸像がある会津若松市河東町の会津藩日新館で行った。
会員や関係者約40人が出席した。
高木 厚保会長が「山川先生の功績をたたえ、会津の人材が後に続くことを祈願したい」とあいさつされた。続いて山川先生の子孫等出席者が次々と献花して、威徳を偲んだ。

この後、会場を会津若松ワシントンホテルに移し、総会・懇親会を開いた。講演会も開催し、会津古城研究会長 石田 明夫氏が「山川 健次郎と会津への功績」をテーマに話した。
この山川健次郎顕彰会は次のような目的を持って平成15年7月20日に正式に発足した。そして生誕の7月17日に献花祭をおこなうことになった。



 『その目的は、幼くして日新館に学び、戊辰戦争後、明治維新の苦難を乗り越えて日本初の理学博士となり、我が国近代物理学の基礎を築く傍ら東京帝国大学はじめ京都、九州帝国大学の総長を務め、明治専門学校(現九州工業大学)総裁、武蔵高等学校校長また枢密院顧問として国政の審議にあたるなど学術教育政治の各界において優れた業績を修め会津人の名声を高めた山川健次郎を顕彰し、併せて地域文化の振興に寄与することを目的とする。』

 私はこの会が発足する当初から事務局として関わりをもち、寄付集めなどもした。色々と苦労したが、顕彰会が継続していることをうれしく思った。今後も多くの賛同者を集め発展していくことを願う。

 山川健次郎博士が、会津図書館の設立、飯盛山白虎隊隊士の墓地整備、旧制会津中学校への援助など常に会津のことを考え援助しておられたことを忘れてはならない。