会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

カワスゲを刈る

2012-07-20 21:34:58 | 地域情報
2012年7月20日(金)晴れ  
 昨夜から気温が下がり朝方など寒くて夏がけを1枚かけた。
 寝るにはちょうどよい気温であるが、いつまでも寝ているわかにはいかない。



「永和ものづくり楽校 第4回例会」=カワスゲを刈る=が9時から12時まで。
 このカワスゲは注連縄を作る時の材料になる。
 長靴を履き、鎌を持って北公民館近くの用水路に行った。このあたりは基盤整備で大きな田が多く、用水路はU字溝となっているところが多い。
しかし、カワスゲの生えているこの場所は昔ながらの用水路で水草が生え、魚が泳ぎ、虫がいる。子どもの頃、このような用水路が家の周りの田にあり、網を持って小魚やざりがに獲りをしたものである。


 水路に生えているカワスゲはできるだけ長いのを水の中に鎌を入れ、根元から刈り取り束ねた。その後、公民館に戻り枯れたもの、ゴミを取り除き、長い物と短い物に選別した。これが根気のいる仕事で結構時間がかかった。
 涼しい風が吹いていたので木陰での作業も汗をかかずよかった。

選別した物を広げて乾燥させる。細いものは1日で乾燥するが太いものは2~3日かかる。午前9時頃外に出し午後6時頃内に入れる。有志の方にお願いした。

 
スゲにはこのカワスゲ、オカスゲ、イワスゲがあるという。
草だんごや笹まきに使うスゲはイワスゲといって山奥に行かないと採れないそうである。1m以上のものを採ってきて乾燥させ、節ぬきをしてはじめて材料になる。

 注連縄の材料になるカワスゲも次回節ぬき作業をすることになっている。