会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

じもとごはん 2

2013-02-16 18:14:48 | 料理と酒
2013年2月16日(土)
 雪 -0.6度~-4.9度 

 4Fがロビーで受付と第二会場(コーヒーと果物とケーキ)。3Fが第一会場で主会場ランチバイキング。10Fが大浴場。
 参加者は食事が先か、入浴が先か選択して行動した。大部分の参加者は第一会場へ。入り口にお盆と食器があり、同じところにおかずコーナーがあったのでどのように回ってよいか戸惑う人が多かった。

当日のメニューは、
 ☆ごはん三種類食べ比べ (コシヒカリ・ひとめぼれ・ミルキークイーン)
 ・会津地鶏の水炊き ・会津地鶏の塩焼き ・会津地鶏の卵~卵かけごはんで~
 ・米粉の天ぷら ・木村さんちのお漬物 ・米粉のパンケーキ~会津産の果物とともに~
 その他 ごはんに合うおかず多数


はじめのうちは、おかずコーナーが混雑していたので、別コーナーにあったごはんと汁と卵だけをもらって卵かけごはんを食べた。久しぶりの卵かけごはんだったが他のおかずがいらないほどおいしかった。ごはんは一ヘラ分だけもらい3種類味わった。
 しばらくして生産者や料理長への質問時間があったので会津若松で生産されている米について聞いてみた。
 会津若松市で生産されているうるち米の割合は
 ・コシヒカリ70% ・ひとめぼれ19% ・あきたこまち8% ・ミルキークイーン1% ・その他2%(2012.12現在)

 <コシヒカリ>
  昭和31年に福井県で誕生した。市内での生産の約7割を占め、一番生産されている米。
  香り・味・外見・粘り・食感のすべてにおいてバランスがとれている。
 <ひとめぼれ>
  平成3年に宮城県で誕生した。コシヒカリに続いて生産率の高い米。寒さに弱いササニシキから代替品種として作付が増え、コシヒカリに次ぐ米となった。表面には光沢があり、コシヒカリより大粒でさっぱり食べれるのが特徴。価格的に安いので業務用として人気の米。
 <ミルキークイーン>
  農林水産省のスーパーライス計画(平成元年~6年)に誕生した。他の米と比べてかなり粘りが強く柔らかい、もち米のような米。冷えても硬くならないので、弁当のご飯として他の米と混ぜて炊かれることが多い米。

 今回は「じもとごはん」として以上の3点を食べ比べたが、平成22年に福島県をPRするために開発された「天のつぶ」はコシヒカリとひとめぼれに匹敵する米でとてもおいしい。我が家では「天のつぶ」を食べている。この他にも肥料や栽培方法に独自の工夫をした「氏郷米」が値段が高くても会津では生産されている。米どころの会津です。いろいろな米を食べ比べるのもいいですね。