会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

ヒートショック

2013-02-18 11:03:26 | Weblog
2013年2月18日(月)
 雪 -1.6度~-5.9度 

 暦の上では雨水が過ぎ暖かくなるはずだが連日の降雪と氷点下の日が続くと日常生活にも支障が出てきている。
 雪国会津だけでなく日本列島が寒気に覆われ、東京でも5度目の降雪がニュースとなっていいる。
 天気予報は一週間雪マーク。

 寒い日は自宅や温泉で入浴すると身体が温まり幸せな気持ちになる。先日「じもとごはん」の催事で東山温泉「くつろぎの宿 千代滝」へ行った時雪を観ながら露天風呂に入った。ちらちらと雪が舞い込んでくるが「いい湯だな---」だった。雪見酒があったら最高・・・。
 だが、急に寒くなった冬場は入浴中に意識を失い、死亡するケースも増えている。

 全国で入浴中に死亡した人は、東京都健康長寿医療センター研究所の推計で2011年に約17,000人。大半が75歳以上で、一月が一番多い。同研究所の高橋龍太郎副所長は詳しい原因は分からないとした上で、
 ①体温の上昇で意識障害が起きて浴槽から出られなくなり、さらに体温が上がって熱中症状態になる。
 ②寒い脱衣所から熱い湯船に入り、血圧が急変動して意識障害や不整脈を引き起こす「ヒートショック」-の可能性を指摘する。
さらに高橋副所長は
「シャワーを先に出して湯気で脱衣所を暖めて温度差を減らし、あまり熱くない40度までの湯に浸かる。入浴は一回5分程度が望ましい」と話している。
 厚生労働省も「家庭内溺死」について実態調査を始めた。
 高齢化や核家族化の進展で発見が遅れ、重症化するケースが増える可能性を指摘している。
 これからは地域の包括ケアセンターを中心にし、民生児童委員、老人相談員、町内会、隣組などが連携して「家庭内溺死」などの事故が少なくなるようにしていかなければならない。