会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

瓶詰と火入れ

2013-02-25 21:56:24 | 料理と酒
2013年2月25日(月)曇り -1.0度~-10.3度 

 81cmも積もった雪を除雪はするが排雪が進まないので道路の両側は雪の壁になっている。歩道も雪の山になっているところも多い。
午後3時頃は陽が射してきたが、気温は上がらない。寒い寒い一日であった。

 雪片付けの疲れを取り、体を暖めるにはアルコールがいい。それも日本酒がいい。
 今年も1月5日からスタートした喜多方市中央公民館主催の「知的のんべえのための酒づくり講座」も2月16日の瓶詰と火入れのほぼ作業を終える。23日(土)閉講式と各蔵元の酒を味わいながら打ち上げですべて終了。

 16日の瓶詰と火入れの日は大荒れの日で75台が絡む交通事故のあった会津縦貫北道路は一般道路だが通行止めとなっていた。磐越道も通行止めで受講者は6人だけだった。したがって瓶詰と火入れも体験するだけの作業で数もすくなかった。
 瓶詰は火入れするには瓶の肩のへんまででよいのについ多めに入れてしまう。火入れした時溢れてしまうので加減が難しかった。
 
 滓引きして清澄になった清酒には、まだ微細な粒子が浮遊しているので、濾過機によって濾過し、さらに清澄にする。清酒の品質が醪1本ずつ異なるので、各仕込みごとの清酒を調合し、目標の酒質にする。
 調合終わった清酒は、火落ちを防止するために殺菌する目的と、貯蔵中の品質劣化を防ぐ目的で酵素を破壊するために、60~65℃に加熱する。これを火入れという。