アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

高専機械工学科保護者会

2010年07月11日 | 高専生活
昨日は、クラス保護者会+(お昼をはさんで)+学科保護者会+個人面談の長丁場。

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でもまぁ、聞けることは全部聞いてこないとね(-_-;;
教室のある階に上がっていくと、親同士でにぎやか。あれ、すでにそんなに親しくなってるかなぁ、と思うとそれは四年生のクラスだった。もう機械科に入って固定面子で毎年上がっていくからね。

二年生のほうはわりと静かだった。「えーと、同じクラスでしたよね」一年生のときに同じクラスだった人どうし(でも顔の記憶があやふや)がぽつぽつとしゃべっているくらい。

教室の中には座席表が貼ってあったのでまたろうの席に座ってみた。机わきにぶらさげてあるものの紐が長くて、周りの通行の邪魔になっているが、特に「またろうゾーン」が形成されているようでもない。よかった(^^;;
しかし、机の中はぎっしり、ごちゃごちゃ。
(後から聞いたら、これは机の上に形成されていた「またろうゾーン」を級友が適当に机の中に押し込んでおいてくれたもの - 保護者会があるから - と判明(-_-#)

担任の先生はいかにも理系なまじめな感じの人で、この間の工場見学で見た内容とか(金属をどうこうして…)をしゃべりはじめると熱が入ってくるようだ。

勉強に関しては、自分の担当教科(物理)の成績がみなさん芳しくなかったことに触れ(半数くらいがD)、授業時間を有効活用するように、自習の時間もやはり必要ということを話していた。ほんっっとに、そうですよね。

高専の場合、ほかの先生が担当する教科についてはまったくノータッチなのがふつうだけど、ちゃんといろんな先生にヒヤリングしてあって、それをまとめてお話ししてくださった。

機械関係科目(実習・製図・情報処理)ではみんなおおむねまじめに取り組んでいるが、英語などでは私語が多い。製図では提出遅れが何人か固定化している(ぎくっ!!) 前期で終了する科目(古典、オーラル、音楽、微積、情報)は後期で挽回ができないからきっちり期末で回復するように。

いろいろな話が出たが、全体の「危ない」ところと、またろうの「危ない」ところはなんかことごとくすれ違っていて、あてはまらないようだ。やはり個人面談を待つしかないか。

とにかく、進級の必要条件は、
・1~2年生のD単位が4つ以下であること
・実習と製図はC以上であること
ということで、またろうが忘れ物をあと一回したら、単位を数える必要なく即アウトだ。

昼ごはんをはさんで、二年から五年まで合同の保護者会へ。
こちらでの関心の主流は、すでに「進級」ではなくて「進路」のほうになっている。

機械科出身のOBが三人来ていて、それぞれの体験談を話してくれたり、質疑応答では、「高専卒で就職するのと、進学して大卒で就職するのと、さらに進学して院卒で就職するのとどれが(ぶっちゃけ)有利か」なんて話になったりしている。ま、そう聞かれたってひとつの答えがあるわけはないんだけど…

三人の体験談はなかなかおもしろかった。
・高専卒で就職した人
・高専卒から専攻科に進み、さらに大学院に進んだ人
・高専卒から専攻科に進み、就職した人
という構成で、特にこの三人目の人はぴぴっと電波飛びまくりで、いるよね高専にこんな子。まだ、(私からみると)すごくかわいい感じで、あまり今の仕事の話は詳しくせず、高専出身の人の弱点としてコミュニケーションスキルを挙げ、「バイトしたいと思ったとき親に反対されてできなかった。ぜひ、お子さんがバイトしたいといったときは反対しないであげてください」とかいってた(^^;;

高専卒で就職した人は、確かに高専らしさをびんびん飛ばしながら、実社会に揉まれた風情でなかなかプレゼンも行き届いている。一回就職したところから、「もっとものづくりにかかわる仕事を」と転職し、今は高専で勉強したことをすべて生かせるような職場にいるようだ。

大学院にいる人は、いちばんこなれたというか、世間一般の大学生のイメージ(?)に近い。実験が多いのでめちゃくちゃ大学での滞在時間が長いようだが、その中で楽しいキャンパスライフを満喫しているらしい。

そして、個人面談の話に続く。


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コメント (4)
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