アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうなりに進歩はしていると思うが

2010年07月21日 | 高専生活
またろう個人面談の話のつづき。

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現国のノートについての話を始めると、またろうはみるみるうちに不機嫌になって、
「(学校の)机の中をいじらないでほしい」←現国のノートがなかったと指摘されたことについて
「ノートはとってたよ!!(なくしただけ)」←今度のテストで頼りにするものがないことについて
「お母さんは、(ノートをなくしたあとも)ルーズリーフとかに書いてたぼくの努力がわかってないっ!!」
…で、そのルーズリーフが散逸していることについて。
「…それはそうだけど…」

母が、誰かノートのしっかりしているお友だちにノートをコピーさせてもらったらと提案すると
「絶対頼まない!! いやだ!!」
だってDのままじゃ困るでしょう。
「とにかくいやだ。コピーはとにかく頼まない。自分でできる範囲でやる」
「お母さんはいちいち口を出さないでほしい」

お母さんだっていちいち口を出したくないよっ!!
・またろうが個人面談をブッチしてて再度お呼び出しになってたこととか
・現国のノートがなくなってたこととか
・Readerでずっと忘れ物を重ねてたこととか
・物理の時間に内職してたこととか
いちいち学校まで情報を仕入れにいって本人に伝えたくないわけ。ってか本人がわかってるはずなんで、事前に回避するとかすかさずアクション取るとかしてくれればいちいち口を出すことなんかないわけ。

それで双方ブチ切れして…
「じゃあ、お母さんはいったい何のために、午前から午後までつぶして学級保護者会、学科保護者会、個人面談といってきたと思ってるんだー(-_-#」
まぁ、この状態になってからでは、どのみち建設的な話し合いとかできないんで、私は紙束でばしっとまたろうの頭をなぐって「このバカチンが~」と決裂。

あとは、隣の部屋からこっちの様子をうかがってたよしぞうに任せたよ(^^;;

落ち着いた後、本人から聞いたところによると、「ノートがなくってコピーさせてもらう」というシチュエーションは、本人的に一番痛いところ、というかトラウマ!? だそうだ。

つまり、またろうが公立中にいたとき、数学の定期テストはちゃんと点を取っても、ずっと「5」はもらえなかった。それは、ノートの提出がないから。提出しようにもノートが存在しなかったから。個人面談でそれが話題に上り、担任の先生(数学)からなんと「友だちのノートをコピーさせてもらって写して提出したら」と提案されたのだが、またろうはそういう友人のあてがなかった。

そして、先生がまたろうに代わって「出来杉君」のノートを借りてくれて、ノートコピーをとってまたろうに渡してくれるという破格のサポートをしてもらい、初の「5」をゲットしたのだ…またろうの黒歴史(-_-;;

またろう曰く「自分がぜんぜん進歩してないと思って情けなかった」というのだが、母が思うに、そんなことはまったくない。

母「あのね。先生からノートを借りてもらってコピーを渡してもらうってのは確かに情けない話でね。もちろんそのとき、初めてそのコピーをいっしょうけんめい写してノートというものを提出できたんだからそれはそのときの貴重な一歩ではあるんだけど。ふつうに許されることではない。

でもね、自分の人脈でノートを借りて勉強するんだったらそれは実力なのよ。お母さんだってどんなにいろんな人にお世話になったか!! もちろんそれはなんらかの意味でギブ&テイクが成立してるってことが大前提。でも、その科目に限った話でいえば、お母さんは例えば授業に出てなくて、出ていた友だちにノートコピーさせてもらって、その友だちよりよい成績をとったこととかもあったし!!」

またろう「…お母さん、それはちょっと…」

もちろん、現国のノートの件は、またろうの現在の課題がもろに現れたものだ。
・物の管理が弱い。ノートをなくす。
・「まずい」事態に陥ったとき、それを直視しない。つまり、代わりのノートをすかさず用意して進めておくとかせず、だらだらと「見つからないなー」と日が経つ。

だから、改善しなければいけない部分であることは間違いないのだが、今のまたろうは中学生のときのまたろうとは違う。

・ノートも(かなり)取れるし
・連絡帳も(ほとんど)書けるし
・先生の話を(ある程度)聞いているし
・ノートを貸してと頼める相手がいる。

教材を持ち帰り忘れて宿題ができなかったとき、今日持って帰って夜やれば理論上、明日の提出に間に合うとしても、それは危険だから(持って帰り忘れても、持って行き忘れてもアウトだ)と考えて、放課後そのまま学校に残ってやり、先生をつかまえて提出してから帰ってくる、なんてことも自分で考えてできるようになった。

遅れたレポートを受け取ってもらうための交渉や、締め切り前にあらかじめレポートを受け取ってもらうための交渉、あるいは聞き落としたことを友だちに電話して聞くこと、病院に行って一人で受付をすることなど、少しずつ人とスムーズに関われるようになっている、その成長が何よりうれしい。

ただ、それで今回の留年回避に間に合うかどうかなんだよね…問題は。

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コメント (16)
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