「アジャスターつけたけど外しちゃいました」「ペグ回るようになったんですよ~」とバイオリンを渡すと、「はい、読みましたよ~」と先生。そりゃ、話が早い(^^;;
←「モルダウ」ちゃんと合うとほんときれい
先生はさらに「セヴシック、買ったんですよね??」。あ、そこ(別館)も読んだんですね。セヴシックはほんとに「買った」だけで手付かずです。今日持ってくるの忘れちゃった…というわけで教本から開始。
22番の練習曲は、E線で小指をもう半音伸ばしてドを押さえるという、私の苦手のやつ。行きはよいよい帰りは…という感じで、えいっと押さえるまではいいけどそのあとの音程がずれずれになるんだ。
でも今回は、先生がピアノでガイドを出しながらゆっくりゆっくり、
「ドミレファミソドソファラソシドソミー」
…このくらいゆっくりならまぁ。先生は、「あ、(音程)いいですね」とマルくれました。えっ、いいんですかこんなゆっくりで?? まぁこれから、バッハさんのブーレであの「ド」のあとがぐだぐだにならないように(自主)練習するからいいかな。
次は23番の「アンダンテ」。いわゆる、ハイドンのびっくり交響曲ですね。
これはとにかくその「びっくり」部分の四重音が問題で。まったくぐだくだ~のばらばら~にしかなりません。そこで、まず、上二つの音(つまり弾き終わったときに最後にきれいに鳴らせているべき音)だけを練習し、その角度を頭に(手に?)叩き込んでから全体を弾くようにしました。すると、何回かに一回は、あ、こんな感じかな~という音が。
私が三重、四重の音をまともに弾けない理由は、なんといっても弦ごとの弓の角度が身についてないことによります。それってぶっちゃけ基本中の基本じゃん(^^;;
そしてハッピーアンサンブルの練習。といっても三曲あるので先生「どれが一番不安ですか」「モルダウです」←即答
繰り返しとかごちゃごちゃして長いし、飛びぬけて難しいし、テンポ変わるところで落ちそうだし。問題山積。個々のパーツはだいぶ改善されたと思うけどね…
そこで、先生にセカンドを弾いてもらって、繰り返しも全部やってとにかく本番気分で合わせてみました。案の定、しょっぱなから「どう出るんだい」てな感じ。セカンドの音をちょいと記入しましたので、これで安心(のはず)。
新しいバイオリンで弾くと、3rdポジションの音も苦しくなくよく伸びますし、2ndでがっちり先生の音が支えてくれるとほんとうにきれいに響きます。ずっと懸案だった細かい音のところとかも、弓がスムーズに使えるようになって、あの苦労はなんだったんだろうという状態。ま、間違えなかったとはいいませんが(^^;; ほとんどきれいに合いました。
私「いやいいですね。気持ちいいですねこれは」
先生「よく響きますね。いい音ですね。買ってよかったですね」
私「なんか技術をお金で解決した、みたいな!?」
先生「いやいや、そういうことじゃなくて~。ほら、よい楽器は助けてくれるんですよ」
モルダウは一回で終わりにして、カノンへ。音が細かくなって移弦が多くなり、私が必死で音を追っているところでは、その「必死感」が漂っていることについて
「今は音を並べるだけで余裕がないのはしょうがないんですが、むしろフレーズのまとまりを意識したほうがそんなに必死で弾かなくても大丈夫になるんですよ」
つまり、この音形はバラしちゃだめ、という塊をよくつかんで、そこはきちんとまとめて弾く。そしてそのフレーズのまとまりを終わらせて次へ。
そう思うと、なんだかいつも、次の小節なり拍なりの頭までがひとつのフレーズ。これってなんかほら、バッハのインベンションをやったときに言われたことと同じ。
フレーズを意識すると、ぐっと前に進みやすくなって、確かに「必死感」が薄れたみたい。
もっと音符が細かくなって、さらに必死に弓を動かしたくなるところも、使う弓の幅にめりはりをつけて、八分音符では大きく使い、十六分音符では弓先…弓元…その都度場所を変えて(考えて)使っていく。そうすると、フレーズがいきいきしてきて、曲になってくる。先生もいっしょに弾いてもらうと、動作が合わせやすくて、形から合わせるとちゃんとフレーズ感が出てくる。これはおもしろい(^^)
フレーズ感なんて、私のバイオリンではずっと先の話かとなんとなく思っていたけど、ちゃんとつながっていました。
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先生はさらに「セヴシック、買ったんですよね??」。あ、そこ(別館)も読んだんですね。セヴシックはほんとに「買った」だけで手付かずです。今日持ってくるの忘れちゃった…というわけで教本から開始。
22番の練習曲は、E線で小指をもう半音伸ばしてドを押さえるという、私の苦手のやつ。行きはよいよい帰りは…という感じで、えいっと押さえるまではいいけどそのあとの音程がずれずれになるんだ。
でも今回は、先生がピアノでガイドを出しながらゆっくりゆっくり、
「ドミレファミソドソファラソシドソミー」
…このくらいゆっくりならまぁ。先生は、「あ、(音程)いいですね」とマルくれました。えっ、いいんですかこんなゆっくりで?? まぁこれから、バッハさんのブーレであの「ド」のあとがぐだぐだにならないように(自主)練習するからいいかな。
次は23番の「アンダンテ」。いわゆる、ハイドンのびっくり交響曲ですね。
これはとにかくその「びっくり」部分の四重音が問題で。まったくぐだくだ~のばらばら~にしかなりません。そこで、まず、上二つの音(つまり弾き終わったときに最後にきれいに鳴らせているべき音)だけを練習し、その角度を頭に(手に?)叩き込んでから全体を弾くようにしました。すると、何回かに一回は、あ、こんな感じかな~という音が。
私が三重、四重の音をまともに弾けない理由は、なんといっても弦ごとの弓の角度が身についてないことによります。それってぶっちゃけ基本中の基本じゃん(^^;;
そしてハッピーアンサンブルの練習。といっても三曲あるので先生「どれが一番不安ですか」「モルダウです」←即答
繰り返しとかごちゃごちゃして長いし、飛びぬけて難しいし、テンポ変わるところで落ちそうだし。問題山積。個々のパーツはだいぶ改善されたと思うけどね…
そこで、先生にセカンドを弾いてもらって、繰り返しも全部やってとにかく本番気分で合わせてみました。案の定、しょっぱなから「どう出るんだい」てな感じ。セカンドの音をちょいと記入しましたので、これで安心(のはず)。
新しいバイオリンで弾くと、3rdポジションの音も苦しくなくよく伸びますし、2ndでがっちり先生の音が支えてくれるとほんとうにきれいに響きます。ずっと懸案だった細かい音のところとかも、弓がスムーズに使えるようになって、あの苦労はなんだったんだろうという状態。ま、間違えなかったとはいいませんが(^^;; ほとんどきれいに合いました。
私「いやいいですね。気持ちいいですねこれは」
先生「よく響きますね。いい音ですね。買ってよかったですね」
私「なんか技術をお金で解決した、みたいな!?」
先生「いやいや、そういうことじゃなくて~。ほら、よい楽器は助けてくれるんですよ」
モルダウは一回で終わりにして、カノンへ。音が細かくなって移弦が多くなり、私が必死で音を追っているところでは、その「必死感」が漂っていることについて
「今は音を並べるだけで余裕がないのはしょうがないんですが、むしろフレーズのまとまりを意識したほうがそんなに必死で弾かなくても大丈夫になるんですよ」
つまり、この音形はバラしちゃだめ、という塊をよくつかんで、そこはきちんとまとめて弾く。そしてそのフレーズのまとまりを終わらせて次へ。
そう思うと、なんだかいつも、次の小節なり拍なりの頭までがひとつのフレーズ。これってなんかほら、バッハのインベンションをやったときに言われたことと同じ。
フレーズを意識すると、ぐっと前に進みやすくなって、確かに「必死感」が薄れたみたい。
もっと音符が細かくなって、さらに必死に弓を動かしたくなるところも、使う弓の幅にめりはりをつけて、八分音符では大きく使い、十六分音符では弓先…弓元…その都度場所を変えて(考えて)使っていく。そうすると、フレーズがいきいきしてきて、曲になってくる。先生もいっしょに弾いてもらうと、動作が合わせやすくて、形から合わせるとちゃんとフレーズ感が出てくる。これはおもしろい(^^)
フレーズ感なんて、私のバイオリンではずっと先の話かとなんとなく思っていたけど、ちゃんとつながっていました。
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