アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

音程のいい悪いは相対的な問題-バイオリンレッスン(33)

2010年07月23日 | バイオリン
異様に暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

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めっちゃ暑い日に、しかもなんか風邪気味でだるくて、バイオリンしょって、汗だくで歩いていくとすでにだいぶヨレた感じになってレッスンに到着する。いかんなーこんなことではー。先週休みだったから二週ぶりのレッスン、しかもハッピーアンサンブル直前なのでここはバシッと決めたかったところなのだが。

今回は初めてセヴシックを持っていった。持っていったといっても、練習したから持っていったんじゃなくて、どう練習するかを聞くために持っていったのだ。楽譜に書いてある説明によれば、一小節を何度も繰り返し、スラーを変えながら(長くしながら)練習をしていくようであるが…

先生に勧められたのは、二重線を無視して、とりあえず一ページ分を続けて
・ゆっくり
・スラーなし
で練習すること。どこが半音でどこが全音かをしっかり意識しながら、混乱せず指を動かせるように。

ラシドシ、シドレド、ドレミレ、ラシラド、シドシレ、ドレドミ…

いや混乱しますねこれは(^^;; 指の形として、中指薬指がくっつくときは楽なのだが、人差し指中指がくっつくパターンは無理があるからたいへん。これをなんでもなくできるようになるまで筋トレするっちゅうのがこの練習の趣旨だそうだ。

「そのほか、弾いている曲で何にひっかかっているかによって、4の指(小指)ばっかり出てくるのとか、オクターブばっかり出てくるのとか、いろんな練習があります♪」…とのことです。ま、そのうちにね。

セヴシックは、その場で説明を聞いただけで、練習をしたわけではなく、指慣らしをしないまま教本の曲へ。それがまずかったのか、体調がいまいちなのが悪いのか、屋外とレッスン室のあまりの温度差がまずいのか、スタッカートが続く「ハイドンのびっくり交響曲」がいけないのか…

とにかく、音程がぐだぐだ。いつもよりすごいずれっぷりで、気持ち悪い。

ところが、弾き終わると先生は
「音程はずいぶんよくなりましたね。重音もだいぶよくなったので、次はフレーズとフレーズのつなぎ目について…」
というじゃありませんか(o_o;;

音程はほんとにひどくて、まぁ「どの音を弾きたいかはわかる」という程度のものだったわけですよ。長い音のときは弾いたあと「ぐにゅ」とかやってごまかしたりするけど、スタッカートのときはそのまんまですからね。

なんというか、音程のいい悪いは相対的なもので、例えば現状(超初心者)として考えれば「どの音を弾きたいかはわかる」程度であればマシという見方もあるわけだ。私もそれで満足していたはずなのだけれども、楽器が変わったら急に、音程のずれがよくわかるようになってしまったもので、それじゃどうも落ち着きが悪くなってきたのである。つまりは分不相応な楽器ということになるかもしれないけど…

それで、この二週間はわりと、必死で音程を直していたというか、それしかやってなかったというか、バッハさんのブーレの楽譜をコピーして、ゆっくり弾きながら音程が高くなるところ、低くなるところをチェックして書き込みながら、狂うあたりは指運びの計画も細かく考え、ずーっと集中して音程修正してみたのだ。ほら、バッハさんて特に、音程がずれていると残念感が漂うじゃないですか。

そしたら、だいぶマシにはなった…一般的な意味でマシになったとまではいえなくて、この曲でマシになっただけなんだけどね…

要するに、そういうことだ。日が変わり、指慣らしなしで、別の曲を弾いたら、ぐだくだ。修行が足りないよねぇ~セヴシックでも毎日やってたら全体の底上げができるでしょうか。

もっとも、現在のこの曲の仕上がりとして考えれば、先生からメインでいわれた弓運びの問題(配分、つながり)のほうがずっと重要で、そこがないとそもそも音楽として聞こえないですからね。そのへんをやや修正して、アンダンテ(ハイドンびっくり交響曲)はマルをもらいました。

それから、勇士はかえる「マカベウスのユダ」からの合唱。これは、タイトルを見たときは「そんな曲知らん」と思ってしまうけど、絶対誰でも知っている、表彰台フレーズです。

こっちはのびやかな旋律なのでアンダンテよりは自信をもって弾けます。しいて言えば小指頻発地帯がちょっと不安なくらい。

あとは、カノンをちょっと、そしてハッピーアンサンブルの全体合奏(星条旗よ永遠なれ)の合わせをしておしまい。

「星条旗よ永遠なれ」は、そんなに難しくないので落ちるとかそういう問題はあまりなさそうだけど、とにかく集中力がなくて、せっかく先生に合わせてもらってるのに、刻みのリズムはゆるゆるだし、半音階はずるずるだし(-_-;; どうもきちっといかない。

なんかテンション低いままうまく噛み合わなくて、先生には申し訳なかったな。次回のレッスンはハッピーアンサンブルも終わったところで心機一転、がんばりまっす。

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