まぁピアノのレベルを一言で表すなんてことができるわけがないのですが、ポピュラー楽譜に難易度目安として「バイエル程度」とか書いてあったりしますよね…
←永遠のソナチネレベルでも進歩の余地はたくさんある
では「ソナチネレベル」ってどんなレベルかって話ですけど、まぁ言葉の意味からして
「ソナチネ程度」の難易度の曲を「弾ける」(そしてそれより難しい曲は弾けないという意味を暗黙的に含む)
ということでよさそうです。
それはいいとして…
一言で「ソナチネ」といってもその難易度はピンキリで、それこそソナチネアルバム1の「練習順序」の最初に載っているような7番(ドーミドソッソッ)があるかと思えば、ラヴェルのソナチネ、果てはアルカンのソナチネ(ここまで来ると「ソナチネって何だっけ」と思う)まであり、話が発散する。
そこで、みんながさっと思い浮かべるソナチネのイメージとして、「ソナチネアルバム1」にある曲ということをとりあえずの共通理解にしたとします。
次に、「弾ける」というのがどういうことか、なのですが、
バイエルの最初にあるような(ドレドレド)シンプルな曲からピアノを習い始めて、だんだん曲を進めていって、「ソナチネアルバム1」に到達して、練習すればなんとか「弾ける」ようになったという場合、それは音が取りあえず並んだということではあっても、とても素敵に弾いてるということはあまり多くないような気がする。
もちろん個人依存というか、才能によるんだけど…
多くの場合は、ソナチネ程度の曲を弾くようになってから何年も経って、もっと難易度の高い曲も弾くようになって、それでソナチネに戻って弾いてみたらだいぶ素敵に弾けるようになった、ということになるんじゃないだろうか。
そうすると、その人はすでにソナチネレベルとはいえないわけで。
マイミクさんで、「ソナチネレベル」を自称していた方がいるんですが、その人がソナチネ程度の難易度の曲を弾いた場合、とても素敵に弾くので、誰もわりとその人のことを「ソナチネレベル」と信じておらず、本人が自称してもハイハイと聞き流す的なことがあったりしました(^^;;
その人があまり難曲とか、大曲とか弾かないタイプであることは確かだったので、
「ソナチネ程度」の難易度の曲を「弾ける」(そしてそれより難しい曲は弾けないという意味を暗黙的に含む)
ということでいえば間違いではない、のかもしれない。
つまりソナチネレベルといっても、うまい下手には実はいろいろあって、やっと音が並べられる人から、素敵に聞かせる人までいるわけだ。
それと、「ソナチネ程度」の曲といって何を指すのかというのもけっこうクセモノで…
ソナチネアルバム1にある曲は、ピアノ曲全体からいえば一定の傾向を持った曲の集まりで、要するに
・右手が旋律、左手が伴奏(和音)を基本形としていて
・調とか拍子がわかりやすい
という特徴がある曲。
決して、フラットが六つついてるとか、無調だとか、五拍子で始まって変拍子とか、そんなことはないのである。
だから、なんというか「音符の密度」的にはソナチネとあまり変わらなくても、違うタイプの曲…たとえば
・バッハインベンションのような、複音楽的な曲
・臨時記号や変拍子てんこ盛りな、近現代的な曲
を弾けるか弾けないかというのは、人によってかなり違いそうだ。
ということで、まとめ:
「ソナチネレベル」を
「ソナチネアルバム1」の曲を「弾ける」(そしてそれより難しい曲は弾けないという意味を暗黙的に含む)
と定義したとしても、それをどのくらい素敵に弾けるか、違うタイプの曲も弾けるかによって相当なバリエーションがある。
ところで私は「ソナチネレベル」かというと、大きくいえばそのとおりで、でもわりといろんなタイプの曲を弾ける分、そのレベルの中ではそこそこ強いほう(?)かもしれない。
それはそれとして、「ソナチネレベル」の次って何レベルっていうんでしょうね? ソナタレベルってあんまり言わないけど…だって、ソナタなんていったらそれこそどのソナタ?? ってなるものね。
ともかく私としては、「ソナチネレベル」より「上(難易度的に高い)」を目指すというよりは、ソナチネ(くらいの難易度の曲)を素敵に弾ける人を目指したいです。別にラ・カンパネラも英雄ポロネーズも好きじゃないんで。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←永遠のソナチネレベルでも進歩の余地はたくさんある
では「ソナチネレベル」ってどんなレベルかって話ですけど、まぁ言葉の意味からして
「ソナチネ程度」の難易度の曲を「弾ける」(そしてそれより難しい曲は弾けないという意味を暗黙的に含む)
ということでよさそうです。
それはいいとして…
一言で「ソナチネ」といってもその難易度はピンキリで、それこそソナチネアルバム1の「練習順序」の最初に載っているような7番(ドーミドソッソッ)があるかと思えば、ラヴェルのソナチネ、果てはアルカンのソナチネ(ここまで来ると「ソナチネって何だっけ」と思う)まであり、話が発散する。
そこで、みんながさっと思い浮かべるソナチネのイメージとして、「ソナチネアルバム1」にある曲ということをとりあえずの共通理解にしたとします。
次に、「弾ける」というのがどういうことか、なのですが、
バイエルの最初にあるような(ドレドレド)シンプルな曲からピアノを習い始めて、だんだん曲を進めていって、「ソナチネアルバム1」に到達して、練習すればなんとか「弾ける」ようになったという場合、それは音が取りあえず並んだということではあっても、とても素敵に弾いてるということはあまり多くないような気がする。
もちろん個人依存というか、才能によるんだけど…
多くの場合は、ソナチネ程度の曲を弾くようになってから何年も経って、もっと難易度の高い曲も弾くようになって、それでソナチネに戻って弾いてみたらだいぶ素敵に弾けるようになった、ということになるんじゃないだろうか。
そうすると、その人はすでにソナチネレベルとはいえないわけで。
マイミクさんで、「ソナチネレベル」を自称していた方がいるんですが、その人がソナチネ程度の難易度の曲を弾いた場合、とても素敵に弾くので、誰もわりとその人のことを「ソナチネレベル」と信じておらず、本人が自称してもハイハイと聞き流す的なことがあったりしました(^^;;
その人があまり難曲とか、大曲とか弾かないタイプであることは確かだったので、
「ソナチネ程度」の難易度の曲を「弾ける」(そしてそれより難しい曲は弾けないという意味を暗黙的に含む)
ということでいえば間違いではない、のかもしれない。
つまりソナチネレベルといっても、うまい下手には実はいろいろあって、やっと音が並べられる人から、素敵に聞かせる人までいるわけだ。
それと、「ソナチネ程度」の曲といって何を指すのかというのもけっこうクセモノで…
ソナチネアルバム1にある曲は、ピアノ曲全体からいえば一定の傾向を持った曲の集まりで、要するに
・右手が旋律、左手が伴奏(和音)を基本形としていて
・調とか拍子がわかりやすい
という特徴がある曲。
決して、フラットが六つついてるとか、無調だとか、五拍子で始まって変拍子とか、そんなことはないのである。
だから、なんというか「音符の密度」的にはソナチネとあまり変わらなくても、違うタイプの曲…たとえば
・バッハインベンションのような、複音楽的な曲
・臨時記号や変拍子てんこ盛りな、近現代的な曲
を弾けるか弾けないかというのは、人によってかなり違いそうだ。
ということで、まとめ:
「ソナチネレベル」を
「ソナチネアルバム1」の曲を「弾ける」(そしてそれより難しい曲は弾けないという意味を暗黙的に含む)
と定義したとしても、それをどのくらい素敵に弾けるか、違うタイプの曲も弾けるかによって相当なバリエーションがある。
ところで私は「ソナチネレベル」かというと、大きくいえばそのとおりで、でもわりといろんなタイプの曲を弾ける分、そのレベルの中ではそこそこ強いほう(?)かもしれない。
それはそれとして、「ソナチネレベル」の次って何レベルっていうんでしょうね? ソナタレベルってあんまり言わないけど…だって、ソナタなんていったらそれこそどのソナタ?? ってなるものね。
ともかく私としては、「ソナチネレベル」より「上(難易度的に高い)」を目指すというよりは、ソナチネ(くらいの難易度の曲)を素敵に弾ける人を目指したいです。別にラ・カンパネラも英雄ポロネーズも好きじゃないんで。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)