自分で自分の演奏を聞いてみて、何が一番イヤ(残念)ってこのどーしようもない弾き直し癖よね。
←弾き直ししなければずいぶん聞きやすい演奏になるハズ
オイそれは弾き直さなくても先に行けるんじゃね!? と自分ツッコミしたくなるような程度でもいちいち弾き直してしまうところ…
最近、何年か前よりはビミョーに改善してると思うんだけど、ビミョーすぎて(顕微鏡的進歩)、このままのスピードで弾き直し癖が治るには100歳までかかりそうだわ。
アンサンブル(連弾や伴奏)するときは弾き直さないで先に行くんだから(←当たり前)、ソロのときだってそれと同じことすればよさそうなもんだけど…理屈の上では…でも、自分が貢献しなくてもとりあえず音楽の進行がキープされているのと、自分で気持ちを強く持って(笑)そのキープをしなくちゃいけないのとではどうも違うようで。
アンサンブルが弾き直し癖改善に役に立つ部分が、ないわけでもない、とは感じているんだけれども。なかなか決定打ともいえない。
弾き直しをしても、自分の頭の中ではそれをきれいにつないで気分よく聞くことができるから(笑)
っていうか私はそれがものすごくうまいと思うの。
昔、母のところにくる生徒たちのレッスンを全部聞くとはなしに聞いてる環境の中、
私は自分で弾いたときの弾き直しをうまく頭の中で切りつなぎするだけではなくて、
ほかの人がする演奏でもまるっと脳内編集して気分よく聞くことに熟練していたんです。
だから弾き直し癖というものにとても寛容だったですよ。自分にも他人にも。
弾き直ししないほうがいいなということをようやく強く実感したのは比較的近年のことです。
そう、アンサンブル体験が弾き直し癖を矯正するかというとそんなにはっきりした効果は今のところないみたいだけど、
少なくとも弾き直し癖を治したほうがいいという実感を強めるにはものすごく役に立ってると思います。
プロのピアニストだって、演奏中、ミスタッチをまったくしないわけではないけれど、
したからって弾き直して音楽の流れを止める人はいませんね。
コンサート、コンクール、あるいは音大の入試、ひょっとしたらグレードテストみたいなものでも??
ある曲が「弾ける」ということは、ともかくも音楽の流れを止めずに行きつくということが前提になってるんだと思うんです。
その業界では。
私たちが普段、練習会(オフ会)なんかで弾く場合は、別に弾き直しナシということが前提になってるわけじゃなくて、もっとみんな気軽に、弾きたい曲を弾いてますし、流れが止まるような(場合によっちゃ戻るような)ミスがあっても、というかたいていあるんだけれども、そこはお互い聞き流して、良いところの意を汲み取るように聞きますけどね。
記事にしたような「ソナチネレベル」だって、「弾ける」というレベルが「音楽の流れを止めずに最後まで弾ける」という意味であればがぜん、話が違ってくるわけです。
実は、自分のことを「ソナチネレベル」というのはおこがましいのかもしれない…
私はふだんもっと難しい曲に挑戦していることが多いですがそれらはもちろん、弾き直しナシで弾けたりしないし、
ずっと易しい曲に戻ったって、やっぱり弾き直しナシでは弾けないんです。
ただ、ふだん、弾き直しをどうしてもしてしまう理由としては、
そのほうが自分にとって快適、ということだけではなく、
弾き直しをしないと混乱する、わからなくなってしまって、より大事故になる危険がある、
というところも大きいように思います。
そこで、「自分はいったいソナチネレベルと自称できるのか?」という疑問をきっかけに、
ソナチネ(少なくとも曲としてわかりやすい)だったら弾き直しナシで弾けないだろうか?
ということが気になりました。
それで実験してみたのですが↓
最初何度かどうーしても派手に弾き直ししてしまったのでこれは四度目くらいのトライです。何度もやるとだんだん止まらないで先、に行ける率が増えてきたというか、そもそもつっかえる率が下がってきてるような気もするのであまりはっきりしたことはいえませんが、ある程度練習すればかなり近いところまで行けそう? ただ、弾き直ししないぞ~というのが自分にとってすごいプレッシャー(要するに、慣れない)のでなんかぎこちないところがあるような。
これが、簡単な曲を自分なりに一番素敵に弾く!! というつもりで演奏するときに、自然に弾き直ししないで弾けたらいいと思うんだけど。簡単ではありませんが、ともかく、ふだんのややこしい曲よりは多少、目があるような気がします。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←弾き直ししなければずいぶん聞きやすい演奏になるハズ
オイそれは弾き直さなくても先に行けるんじゃね!? と自分ツッコミしたくなるような程度でもいちいち弾き直してしまうところ…
最近、何年か前よりはビミョーに改善してると思うんだけど、ビミョーすぎて(顕微鏡的進歩)、このままのスピードで弾き直し癖が治るには100歳までかかりそうだわ。
アンサンブル(連弾や伴奏)するときは弾き直さないで先に行くんだから(←当たり前)、ソロのときだってそれと同じことすればよさそうなもんだけど…理屈の上では…でも、自分が貢献しなくてもとりあえず音楽の進行がキープされているのと、自分で気持ちを強く持って(笑)そのキープをしなくちゃいけないのとではどうも違うようで。
アンサンブルが弾き直し癖改善に役に立つ部分が、ないわけでもない、とは感じているんだけれども。なかなか決定打ともいえない。
弾き直しをしても、自分の頭の中ではそれをきれいにつないで気分よく聞くことができるから(笑)
っていうか私はそれがものすごくうまいと思うの。
昔、母のところにくる生徒たちのレッスンを全部聞くとはなしに聞いてる環境の中、
私は自分で弾いたときの弾き直しをうまく頭の中で切りつなぎするだけではなくて、
ほかの人がする演奏でもまるっと脳内編集して気分よく聞くことに熟練していたんです。
だから弾き直し癖というものにとても寛容だったですよ。自分にも他人にも。
弾き直ししないほうがいいなということをようやく強く実感したのは比較的近年のことです。
そう、アンサンブル体験が弾き直し癖を矯正するかというとそんなにはっきりした効果は今のところないみたいだけど、
少なくとも弾き直し癖を治したほうがいいという実感を強めるにはものすごく役に立ってると思います。
プロのピアニストだって、演奏中、ミスタッチをまったくしないわけではないけれど、
したからって弾き直して音楽の流れを止める人はいませんね。
コンサート、コンクール、あるいは音大の入試、ひょっとしたらグレードテストみたいなものでも??
ある曲が「弾ける」ということは、ともかくも音楽の流れを止めずに行きつくということが前提になってるんだと思うんです。
その業界では。
私たちが普段、練習会(オフ会)なんかで弾く場合は、別に弾き直しナシということが前提になってるわけじゃなくて、もっとみんな気軽に、弾きたい曲を弾いてますし、流れが止まるような(場合によっちゃ戻るような)ミスがあっても、というかたいていあるんだけれども、そこはお互い聞き流して、良いところの意を汲み取るように聞きますけどね。
記事にしたような「ソナチネレベル」だって、「弾ける」というレベルが「音楽の流れを止めずに最後まで弾ける」という意味であればがぜん、話が違ってくるわけです。
実は、自分のことを「ソナチネレベル」というのはおこがましいのかもしれない…
私はふだんもっと難しい曲に挑戦していることが多いですがそれらはもちろん、弾き直しナシで弾けたりしないし、
ずっと易しい曲に戻ったって、やっぱり弾き直しナシでは弾けないんです。
ただ、ふだん、弾き直しをどうしてもしてしまう理由としては、
そのほうが自分にとって快適、ということだけではなく、
弾き直しをしないと混乱する、わからなくなってしまって、より大事故になる危険がある、
というところも大きいように思います。
そこで、「自分はいったいソナチネレベルと自称できるのか?」という疑問をきっかけに、
ソナチネ(少なくとも曲としてわかりやすい)だったら弾き直しナシで弾けないだろうか?
ということが気になりました。
それで実験してみたのですが↓
最初何度かどうーしても派手に弾き直ししてしまったのでこれは四度目くらいのトライです。何度もやるとだんだん止まらないで先、に行ける率が増えてきたというか、そもそもつっかえる率が下がってきてるような気もするのであまりはっきりしたことはいえませんが、ある程度練習すればかなり近いところまで行けそう? ただ、弾き直ししないぞ~というのが自分にとってすごいプレッシャー(要するに、慣れない)のでなんかぎこちないところがあるような。
これが、簡単な曲を自分なりに一番素敵に弾く!! というつもりで演奏するときに、自然に弾き直ししないで弾けたらいいと思うんだけど。簡単ではありませんが、ともかく、ふだんのややこしい曲よりは多少、目があるような気がします。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)