昨日のスキップとセイディーの録音をアップしました。使用した猫写真は、shig&夜毎屋宅、スタジオアデリー、および相模湖(の練習会に行く途中の道)で私が撮影したもの…
←実力以上の表現が楽しめる、連弾というもの。
要するに、猫連弾の練習場所の猫を並べました(^^;;
ベネット 「スキップとセイディーのための組曲」@音楽の星座2016
「Good Morning」「Sadie's Waltz」「Skip's Dance」「Good Night」
この組曲、さわやかで元気な目覚め、猫的優雅なワルツ、リズミカルな踊りから、眠くなって寝落ち(推定)という構成になっていますが、
この「眠い曲」(Good Night)。
音を並べるという意味ではもっとも平和な、なんとかなりそう感が漂う曲ですが、案外クセモノなんです。
ま、いちおう弾けた…
というときに、なんか退屈な演奏になりがちなんです。ま、スリリングなところがないのは結構なことですが。「Skip's Dance(カタクリコ)」は実際ハズしまくってるわけですし。そんなスリリングいらん
リズム的にはわりとたんたんと進みますし、穏やかできれいで、それだけで弾いちゃっても悪くない曲ですが。
そこへshigさんが調とか臨時記号の話を持ち出したとき!!
おぉ!! と思いました。ゆらゆらとだんだん眠くなってくる猫の姿が…みえますみえます
がぜん面白くなってきました。shigさんの説明を聞いてから、私と鳥目さんが弾き直してみたとき、がらりと曲が変わりましたよ。
この曲はフラット3つで始まります。落ち着く、穏やかな感じの調ですよね(かな?)
でも6小節目でラにナチュラルがつき、さらに8小節目ではミにもナチュラルがつきます。
(上の譜面は7小節目から)
ごく大雑把な話、シャープがつく方面(フラットが取れる方面)はテンションup、その逆は落ち着く、とすると、
「シミラ」とあったフラットが「ラ」「ミ」と取れていけば覚醒方面に向かうと思われますが、
10小節目ではミにフラットが付き、さらに13小節目ではラのフラットも付きます。
と同時に1st(私が弾くほう)のレにフラットがつきます。ここがめっちゃきれいですよ~萌えポイントです。
こうして頻繁にテンションup/downを繰り返す様子が、眠い眠い…あ、いや平気…やっぱ眠い…みたいな感じなんです。
そしてときどき入るpochiss. rit.が猫の息遣いのようです。
曲の半ばからフラット三つが取れてハ長調になってます。ここはそれだけ覚醒したというよりは、高く上っていく音が、猫からちょっと視点を移して外の星空がキラキラしているようにも聞こえます。ここではファのシャープが付いたり消えたり、やっぱりゆらゆらしています。
最後のページではまたフラット三つに戻って、猫が静かな夜を楽しんでいるような気がします。そして締めくくりは猫の伸び
この音形は組曲中、あちこちに出てきました。そしてほんとに静かに終わります。
とてもよくできてる曲だと思います。知られてないのはもったいない!! ぜひ弾いてみてください(ピアノのうまい2ndの確保をお忘れなく)
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
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ベネット 「スキップとセイディーのための組曲」@音楽の星座2016
「Good Morning」「Sadie's Waltz」「Skip's Dance」「Good Night」
この組曲、さわやかで元気な目覚め、猫的優雅なワルツ、リズミカルな踊りから、眠くなって寝落ち(推定)という構成になっていますが、
この「眠い曲」(Good Night)。
音を並べるという意味ではもっとも平和な、なんとかなりそう感が漂う曲ですが、案外クセモノなんです。
ま、いちおう弾けた…
というときに、なんか退屈な演奏になりがちなんです。ま、スリリングなところがないのは結構なことですが。「Skip's Dance(カタクリコ)」は実際ハズしまくってるわけですし。そんなスリリングいらん
リズム的にはわりとたんたんと進みますし、穏やかできれいで、それだけで弾いちゃっても悪くない曲ですが。
そこへshigさんが調とか臨時記号の話を持ち出したとき!!
おぉ!! と思いました。ゆらゆらとだんだん眠くなってくる猫の姿が…みえますみえます
がぜん面白くなってきました。shigさんの説明を聞いてから、私と鳥目さんが弾き直してみたとき、がらりと曲が変わりましたよ。
この曲はフラット3つで始まります。落ち着く、穏やかな感じの調ですよね(かな?)
でも6小節目でラにナチュラルがつき、さらに8小節目ではミにもナチュラルがつきます。
(上の譜面は7小節目から)
ごく大雑把な話、シャープがつく方面(フラットが取れる方面)はテンションup、その逆は落ち着く、とすると、
「シミラ」とあったフラットが「ラ」「ミ」と取れていけば覚醒方面に向かうと思われますが、
10小節目ではミにフラットが付き、さらに13小節目ではラのフラットも付きます。
と同時に1st(私が弾くほう)のレにフラットがつきます。ここがめっちゃきれいですよ~萌えポイントです。
こうして頻繁にテンションup/downを繰り返す様子が、眠い眠い…あ、いや平気…やっぱ眠い…みたいな感じなんです。
そしてときどき入るpochiss. rit.が猫の息遣いのようです。
曲の半ばからフラット三つが取れてハ長調になってます。ここはそれだけ覚醒したというよりは、高く上っていく音が、猫からちょっと視点を移して外の星空がキラキラしているようにも聞こえます。ここではファのシャープが付いたり消えたり、やっぱりゆらゆらしています。
最後のページではまたフラット三つに戻って、猫が静かな夜を楽しんでいるような気がします。そして締めくくりは猫の伸び
この音形は組曲中、あちこちに出てきました。そしてほんとに静かに終わります。
とてもよくできてる曲だと思います。知られてないのはもったいない!! ぜひ弾いてみてください(ピアノのうまい2ndの確保をお忘れなく)
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(今回もイラストはまたろう)