なんかねぇ…変なタイトルですよね??
東洋経済オンライン「東大出身者がピアノ愛好家の頂点に立つ理由」
←みんなで幸せになろうよ
これ、鍵盤うさぎさんがインタビューされた記事ということで、早速読みに行きましたが、ご自身のブログに早速補足されているように
確かにアマチュアのコンクールに順位はありますが、愛好家には頂点も底辺もありません。
なのです。
というわけで単にピアノが好きで弾きたくてほかの人の演奏も楽しみたくてというぶんには順位もへったくれもなく、強いていえば演奏に対する好き嫌いがあるくらいなのですが、
コンクールであれば順位はあります。そして、その順位を突き詰めていくならば、この記事にあるように、お金も時間も熱意も、そして何よりとことん追究して積み重ねる姿勢とかが重要になるんですよね。
そこまで突き詰めるタイプってなると、ピアノ愛好家全体に比べますと男性比率が高まりますし、さらにいえば明らかに東大・京大・医者ばっかり多くなるという傾向があります。
なんでそんなに「東大」と「ピアノ」が相性良しなのかといえば、
・まずはそういった方面に進むための環境を支える経済力
・何にせよ突き詰めていく、積み重ねていくという資質
の二大条件がまるっと共通するからでしょう。
大雑把にいって、ピアノに向いた子は勉強にも向いた資質を持っていて、またピアノを続けていくことでその資質を磨いていくわけです(この「ピアノ」を「囲碁」とかに置き換えても成り立つ)。
さて、私自身はアマコンとかに特に興味はないので、ピアノサークルといってもあんまりそういう系でないところに出入りしていますが、「ピアノ」と「順序付け」を特にリンクさせない場であっても、東大京大率はとても高いです(特に男性)。
コンクールに無関係なのでうまい下手はなんでもあり。参加資格などもありませんが、思い思いのスタイルや位置づけであっても、自分なりの追求したい何かがあってわざわざ社会人になってもこういう場に参加しているというのはやはりずいぶん強力なフィルタリングなので、偏った傾向というのは表れるようです。
私は「濃い人」「語れる人」「オタク」「変人」が好きなのでこの環境はとても快適です。
だけどこの雰囲気(ゆるいけどまじめ)と「東大ピアノの会」はずいぶん違うように感じます。
東洋経済の記事中に「東大には40年以上の歴史を持つ《東大ピアノの会》というサークルが存在します。ここの出身者の演奏水準が実に高いのです。」とありますが…まぁ演奏水準が高い…といえば高い…んだけど、あんまり「いい感じ」の演奏じゃなかったんです。
最初、見学に行ったときも「あれなんかこの空気イヤ」と思って結局入らず、しばらくしてコンサートを聞きに行ったときも、超難曲(楽譜黒い系)が次々出てきて、その弾き方も、ぐわーんどぉーん、「どやっ!!」みたいな感じで、若いんだからそういうのもアリかもしれないけど、そんなのばっかり続くと聞き疲れしちゃってどうにも無理(そのときは私も若かったんですけどね)
東大的資質は、ピアノにも向いているでしょう(実際、いい演奏をする人はたくさんいる)。でも、「東大的資質」の中には「ランキング好き」というのも分かちがたく含まれていて、それがぎらぎらピアノに向かうとすると「どやっ!!」系の演奏になりがちなので、そんなんで愛好家の頂点に立ったつもりでいてほしくないわーと思うのです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
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これ、鍵盤うさぎさんがインタビューされた記事ということで、早速読みに行きましたが、ご自身のブログに早速補足されているように
確かにアマチュアのコンクールに順位はありますが、愛好家には頂点も底辺もありません。
なのです。
というわけで単にピアノが好きで弾きたくてほかの人の演奏も楽しみたくてというぶんには順位もへったくれもなく、強いていえば演奏に対する好き嫌いがあるくらいなのですが、
コンクールであれば順位はあります。そして、その順位を突き詰めていくならば、この記事にあるように、お金も時間も熱意も、そして何よりとことん追究して積み重ねる姿勢とかが重要になるんですよね。
そこまで突き詰めるタイプってなると、ピアノ愛好家全体に比べますと男性比率が高まりますし、さらにいえば明らかに東大・京大・医者ばっかり多くなるという傾向があります。
なんでそんなに「東大」と「ピアノ」が相性良しなのかといえば、
・まずはそういった方面に進むための環境を支える経済力
・何にせよ突き詰めていく、積み重ねていくという資質
の二大条件がまるっと共通するからでしょう。
大雑把にいって、ピアノに向いた子は勉強にも向いた資質を持っていて、またピアノを続けていくことでその資質を磨いていくわけです(この「ピアノ」を「囲碁」とかに置き換えても成り立つ)。
さて、私自身はアマコンとかに特に興味はないので、ピアノサークルといってもあんまりそういう系でないところに出入りしていますが、「ピアノ」と「順序付け」を特にリンクさせない場であっても、東大京大率はとても高いです(特に男性)。
コンクールに無関係なのでうまい下手はなんでもあり。参加資格などもありませんが、思い思いのスタイルや位置づけであっても、自分なりの追求したい何かがあってわざわざ社会人になってもこういう場に参加しているというのはやはりずいぶん強力なフィルタリングなので、偏った傾向というのは表れるようです。
私は「濃い人」「語れる人」「オタク」「変人」が好きなのでこの環境はとても快適です。
だけどこの雰囲気(ゆるいけどまじめ)と「東大ピアノの会」はずいぶん違うように感じます。
東洋経済の記事中に「東大には40年以上の歴史を持つ《東大ピアノの会》というサークルが存在します。ここの出身者の演奏水準が実に高いのです。」とありますが…まぁ演奏水準が高い…といえば高い…んだけど、あんまり「いい感じ」の演奏じゃなかったんです。
最初、見学に行ったときも「あれなんかこの空気イヤ」と思って結局入らず、しばらくしてコンサートを聞きに行ったときも、超難曲(楽譜黒い系)が次々出てきて、その弾き方も、ぐわーんどぉーん、「どやっ!!」みたいな感じで、若いんだからそういうのもアリかもしれないけど、そんなのばっかり続くと聞き疲れしちゃってどうにも無理(そのときは私も若かったんですけどね)
東大的資質は、ピアノにも向いているでしょう(実際、いい演奏をする人はたくさんいる)。でも、「東大的資質」の中には「ランキング好き」というのも分かちがたく含まれていて、それがぎらぎらピアノに向かうとすると「どやっ!!」系の演奏になりがちなので、そんなんで愛好家の頂点に立ったつもりでいてほしくないわーと思うのです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
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(今回もイラストはまたろう)