大人再開ピアノからすぐのころはヤマハで習っていたので、発表会となると一日に三回くらい「エリーゼのために」を聞かされたりします。
←有名なのはわけがある(要するに名曲)
子どもが弾きたがるからなのか、先生がお奨めしてるのかはわかりませんが、ともかくみんな直球すぎる選曲なのでかぶりまくりなんですよね。「人形の夢と目覚め」とか…
そういうのを聞く側からいうと、演奏が下手だったりつまらなかったりした場合に(←非常にしばしばそうだったんだけど)超有名曲だと余計つらいわけです。「あらこんな曲があるのね」的な発見の喜びもなくて。
それでまぁ、大人のせめてものサービス精神というか、たいした演奏できないのでなるべくあまり知られていない曲を弾きましょうと思って選曲して、凝りすぎて、しまいにゃファリャとかプーランクまで手を出していたわけですが(実力オーバー)。
今思えば、あんまり馴染みのないのも「???」という感じで別に聞くほうとしてうれしくはなかったみたいで(^^;; 一番うまくいったらしい(知らない生徒さんのお母さんから「よかった!!」っていってもらったり)曲はショパンのノクターン13番だった。耳馴染みはわりとあって、でも耳タコではないくらいか…
のちにいろんなピアノサークルの練習会とか出るようになると、どんな耳タコ曲が出てきても、大人が弾くとそれはそれで必ず個性(こだわり)が滲み出ていて、退屈な演奏というものは案外ないことがわかった。むしろ、凝った選曲(作曲者名すら聞いたことないような)をする人も多い中で、よく知ってるつもりの曲の、知らなかった側面を見せられるとドキドキときめいたりする。
聞く側としてのそんな気持ちから出発して、だんだん弾く側としてもよく知られている曲にも手を出すようになって…だいたい、私がどんなに凝った選曲をしようが、みなさんどんな曲でもよくご存じだし、マイナー曲で意表を突こうなどという姑息な手はほぼ無効である(笑)
そんなわけで、去年はなんとブルクミュラーのバラードなんか弾いたし、今年に入ってからはエオリアンハープなんか弾いたりして、ここまで来れば「だいたい」怖いものなしかと思うんだけど、
まだ、思いついただけで実行できていないものがある。それは、超有名かつモツソナということで妙にハードル高い
モーツァルト ピアノソナタ15番 K.545
かの有名な「ドーミソシードレド」を人前で弾くということ。それも、必死感を漂わせず楽しげに♪ ここまで来ればほんとに怖いものなし!!
ところで、私がそのようにモツソナを弾く場合、別に音階がスムーズにいってなくても、聞くほうががんばってうまくつないで聞けばいいことだし(←おぃ)アラはともかく何かしらおもしろいところがあればいいかなと思うんだけど、プロが超有名曲を弾く場合にはそういうわけにもいかないから、やはりある種の覚悟が必要なのかなと…
それで、「愛の夢のつづき」ブログのMegumiさんが
----
愛の夢第3番は
普段クラシックを聴かない方もご存じの
超有名曲です。
最初は、声楽曲として書かれ、
次に、室内楽曲に編曲され、
最後に、ピアノ独奏曲に編曲されました。
それだけ何度も、
様々に編曲するほど、
リストは、
この曲が気に入っていたのだと
思われます。
その超有名曲、耳タコのはずの曲を
「こんなにいい曲だったのか!」と
思って頂けるように演奏するのが、
演奏者の務めと考えます。
頑張ります。。
----
ここまで書いているのを読んで感動し、「これはやはり聞きにいかなければっ!!」という気持ちがふつふつと抑えきれなくなってしまいました。その週はすでに夜外出が一件あって「夜遊び週イチ」マイルールに反するのでぐだぐだと迷っていたのですが、もういいや行っちゃえ~と申込みました(^^) よかったらどなたかご一緒しませんか? 8月30日(火)19:00開演サントリーホール ブルーローズです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←有名なのはわけがある(要するに名曲)
子どもが弾きたがるからなのか、先生がお奨めしてるのかはわかりませんが、ともかくみんな直球すぎる選曲なのでかぶりまくりなんですよね。「人形の夢と目覚め」とか…
そういうのを聞く側からいうと、演奏が下手だったりつまらなかったりした場合に(←非常にしばしばそうだったんだけど)超有名曲だと余計つらいわけです。「あらこんな曲があるのね」的な発見の喜びもなくて。
それでまぁ、大人のせめてものサービス精神というか、たいした演奏できないのでなるべくあまり知られていない曲を弾きましょうと思って選曲して、凝りすぎて、しまいにゃファリャとかプーランクまで手を出していたわけですが(実力オーバー)。
今思えば、あんまり馴染みのないのも「???」という感じで別に聞くほうとしてうれしくはなかったみたいで(^^;; 一番うまくいったらしい(知らない生徒さんのお母さんから「よかった!!」っていってもらったり)曲はショパンのノクターン13番だった。耳馴染みはわりとあって、でも耳タコではないくらいか…
のちにいろんなピアノサークルの練習会とか出るようになると、どんな耳タコ曲が出てきても、大人が弾くとそれはそれで必ず個性(こだわり)が滲み出ていて、退屈な演奏というものは案外ないことがわかった。むしろ、凝った選曲(作曲者名すら聞いたことないような)をする人も多い中で、よく知ってるつもりの曲の、知らなかった側面を見せられるとドキドキときめいたりする。
聞く側としてのそんな気持ちから出発して、だんだん弾く側としてもよく知られている曲にも手を出すようになって…だいたい、私がどんなに凝った選曲をしようが、みなさんどんな曲でもよくご存じだし、マイナー曲で意表を突こうなどという姑息な手はほぼ無効である(笑)
そんなわけで、去年はなんとブルクミュラーのバラードなんか弾いたし、今年に入ってからはエオリアンハープなんか弾いたりして、ここまで来れば「だいたい」怖いものなしかと思うんだけど、
まだ、思いついただけで実行できていないものがある。それは、超有名かつモツソナということで妙にハードル高い
モーツァルト ピアノソナタ15番 K.545
かの有名な「ドーミソシードレド」を人前で弾くということ。それも、必死感を漂わせず楽しげに♪ ここまで来ればほんとに怖いものなし!!
ところで、私がそのようにモツソナを弾く場合、別に音階がスムーズにいってなくても、聞くほうががんばってうまくつないで聞けばいいことだし(←おぃ)アラはともかく何かしらおもしろいところがあればいいかなと思うんだけど、プロが超有名曲を弾く場合にはそういうわけにもいかないから、やはりある種の覚悟が必要なのかなと…
それで、「愛の夢のつづき」ブログのMegumiさんが
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愛の夢第3番は
普段クラシックを聴かない方もご存じの
超有名曲です。
最初は、声楽曲として書かれ、
次に、室内楽曲に編曲され、
最後に、ピアノ独奏曲に編曲されました。
それだけ何度も、
様々に編曲するほど、
リストは、
この曲が気に入っていたのだと
思われます。
その超有名曲、耳タコのはずの曲を
「こんなにいい曲だったのか!」と
思って頂けるように演奏するのが、
演奏者の務めと考えます。
頑張ります。。
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ここまで書いているのを読んで感動し、「これはやはり聞きにいかなければっ!!」という気持ちがふつふつと抑えきれなくなってしまいました。その週はすでに夜外出が一件あって「夜遊び週イチ」マイルールに反するのでぐだぐだと迷っていたのですが、もういいや行っちゃえ~と申込みました(^^) よかったらどなたかご一緒しませんか? 8月30日(火)19:00開演サントリーホール ブルーローズです。
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(今回もイラストはまたろう)