めるちゃんを買ってから一年経つけど、やっぱりいいピアノで練習できるほうがうまくなる、とは思うんだよね。実際変わった部分があると思うし…
←いつもベストな環境で練習できるわけじゃない
そういや、ばっかいず世話係さんも、生ピアノ買ってからぐぐぐっとうまくなった。夜毎屋さんもベヒ買って明らかに音色がよくなったと思う。
そうやって、いいピアノを弾くことで何か吸収できるってのが大原則だけど…
* * *
udurannさんのところの平行弦プレイエル(ショパンの時代から生きるご老体)は、現代ピアノとちょっと感触が違う難しい子で、下手に弾くとへんな音になっちゃう(^^;; うまーく弾いてあげると極上の音が出ますけど。おゆきさんがこのプレイエルでコンサートしたときは、ほんとすばらしい響きでした。おゆき先生はいつも自宅で練習に使ってるピアノがすばらしいだけじゃなくて、udurannさんちに通いまくってこのプレイエルの弾き方を徹底研究したんだよね。
一方、そのプレイエルをartomrくんが弾くと、全然違う音色になるの。おゆきさんが紡ぎだした音色が、このピアノの絶対の正解かと思ったけれど、さにあらず。正解がいくつもあるのが音楽ですね(昨日の記事ではあえて「手の痛くならない弾き方が正しい。」という書き方をしたけれど、たいていのことは正誤で表現するようなものじゃないわけです)。
artomrくんがめるちゃんを弾くと…えーと、持ち主の私がめるちゃん弾いてもとてもいい音はするんですけど、artomr氏が弾いたほうが「へーそんな音もあったんだ」って感じで断然、幅が広がります。
それだけ、ピアノを鳴らすのがうまいartomr氏だけども、ふだんさぞかしいいピアノで存分に練習してるんだろうと思ったらまったくそんなことはなくって、家にあるのは古いアップライト(しかもずっと調律してない)。そもそも昼間は働きに行くわけだからあんまり生ピアノ鳴らせる時間もないし。それでも最近ようやくわりと練習できるようになったんだって。shig家から不要のデジピをもらいうけたので。
デジピで練習してあんなふうにコンサートとかできちゃうんすか!?(o_o)
いやまぁ実際のところ、shigさんちやudurannさんちに出入りしたりいろんなイベントあったりするから、いいピアノを弾く機会もそれなりにあるだろうけど、ふだんの練習はデジピ。デジピで練習することっていうのは、いいピアノを弾くときと何かモードを分けてるらしくて、「テンポどおりきちっとブレずに音を並べることとか、指使いの確認とかだけします」というようなことを言ってました。
んで、どう弾くかを考えるのは、生ピアノもデジピもないとき。仕事場で休憩時間とか、楽譜を見て考える。それでいろんなことに気づくんだって。
ユーゲントアルバムも自筆譜のファクシミリ買ったそうで、消し跡からシューマンの思考過程がわかるとかアツく語ってました。長くなりそうだったので続きはレクチャーコンサートで語っていただきますが(^^;;
そういえば、金子一朗氏も「挑戦するピアニスト 独学の流儀」の中で、練習時間が足りないので電車内とかでなるべく譜面を見て勉強するってなことを書いていましたね。
反田恭平さんも、下宿にあるのはデジピでした。
限られた時間だけ楽器(しかもデジピだったり)をさわり、あとは譜面上で考察して、すばらしい演奏ができる。
これは、ただ明日からマネしようと思ってもできないので(ベースがまるで違う)、
これまでに(特に若いとき)ピアノを弾きまくった蓄積とか、
読譜能力とか、音楽の知識(教養)とか。
artomr氏も、今のスタイルで「練習」できるようになるまでに10年かかったとか言ってました。(10年というのがどこを起点に数えているのかよくわかりませんが…)
というわけで、ここでいう、練習がデジピでもOKとか、譜面を見るだけでもOKみたいなのは、すんごくレベルの高い話で直接は参考にしにくいですが、
実際、私もたとえば、めるちゃんで直接練習できる時間は短く(早く退職しないとね!!)、それとは別にやまちゃんの消音で練習できる時間なら多少あって、あと電車の中で譜面見るとかはやってできないことはないはず。それを上手に組み合わせることはもっと意識的にやってしかるべきだし、その過程で改めて発見することもあると思うんです。
特に、楽譜を「見る」時間というのはあったほうがいいのかもしれない。今、ただ楽譜を眺めても何をポイントに考えればいいのかわからなくて、電車の揺れに身を任せてたら即寝落ちするのがオチだと思うけど、それだって「練習」しなけりゃうまくなりませんよね。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←いつもベストな環境で練習できるわけじゃない
そういや、ばっかいず世話係さんも、生ピアノ買ってからぐぐぐっとうまくなった。夜毎屋さんもベヒ買って明らかに音色がよくなったと思う。
そうやって、いいピアノを弾くことで何か吸収できるってのが大原則だけど…
* * *
udurannさんのところの平行弦プレイエル(ショパンの時代から生きるご老体)は、現代ピアノとちょっと感触が違う難しい子で、下手に弾くとへんな音になっちゃう(^^;; うまーく弾いてあげると極上の音が出ますけど。おゆきさんがこのプレイエルでコンサートしたときは、ほんとすばらしい響きでした。おゆき先生はいつも自宅で練習に使ってるピアノがすばらしいだけじゃなくて、udurannさんちに通いまくってこのプレイエルの弾き方を徹底研究したんだよね。
一方、そのプレイエルをartomrくんが弾くと、全然違う音色になるの。おゆきさんが紡ぎだした音色が、このピアノの絶対の正解かと思ったけれど、さにあらず。正解がいくつもあるのが音楽ですね(昨日の記事ではあえて「手の痛くならない弾き方が正しい。」という書き方をしたけれど、たいていのことは正誤で表現するようなものじゃないわけです)。
artomrくんがめるちゃんを弾くと…えーと、持ち主の私がめるちゃん弾いてもとてもいい音はするんですけど、artomr氏が弾いたほうが「へーそんな音もあったんだ」って感じで断然、幅が広がります。
それだけ、ピアノを鳴らすのがうまいartomr氏だけども、ふだんさぞかしいいピアノで存分に練習してるんだろうと思ったらまったくそんなことはなくって、家にあるのは古いアップライト(しかもずっと調律してない)。そもそも昼間は働きに行くわけだからあんまり生ピアノ鳴らせる時間もないし。それでも最近ようやくわりと練習できるようになったんだって。shig家から不要のデジピをもらいうけたので。
デジピで練習してあんなふうにコンサートとかできちゃうんすか!?(o_o)
いやまぁ実際のところ、shigさんちやudurannさんちに出入りしたりいろんなイベントあったりするから、いいピアノを弾く機会もそれなりにあるだろうけど、ふだんの練習はデジピ。デジピで練習することっていうのは、いいピアノを弾くときと何かモードを分けてるらしくて、「テンポどおりきちっとブレずに音を並べることとか、指使いの確認とかだけします」というようなことを言ってました。
んで、どう弾くかを考えるのは、生ピアノもデジピもないとき。仕事場で休憩時間とか、楽譜を見て考える。それでいろんなことに気づくんだって。
ユーゲントアルバムも自筆譜のファクシミリ買ったそうで、消し跡からシューマンの思考過程がわかるとかアツく語ってました。長くなりそうだったので続きはレクチャーコンサートで語っていただきますが(^^;;
そういえば、金子一朗氏も「挑戦するピアニスト 独学の流儀」の中で、練習時間が足りないので電車内とかでなるべく譜面を見て勉強するってなことを書いていましたね。
反田恭平さんも、下宿にあるのはデジピでした。
限られた時間だけ楽器(しかもデジピだったり)をさわり、あとは譜面上で考察して、すばらしい演奏ができる。
これは、ただ明日からマネしようと思ってもできないので(ベースがまるで違う)、
これまでに(特に若いとき)ピアノを弾きまくった蓄積とか、
読譜能力とか、音楽の知識(教養)とか。
artomr氏も、今のスタイルで「練習」できるようになるまでに10年かかったとか言ってました。(10年というのがどこを起点に数えているのかよくわかりませんが…)
というわけで、ここでいう、練習がデジピでもOKとか、譜面を見るだけでもOKみたいなのは、すんごくレベルの高い話で直接は参考にしにくいですが、
実際、私もたとえば、めるちゃんで直接練習できる時間は短く(早く退職しないとね!!)、それとは別にやまちゃんの消音で練習できる時間なら多少あって、あと電車の中で譜面見るとかはやってできないことはないはず。それを上手に組み合わせることはもっと意識的にやってしかるべきだし、その過程で改めて発見することもあると思うんです。
特に、楽譜を「見る」時間というのはあったほうがいいのかもしれない。今、ただ楽譜を眺めても何をポイントに考えればいいのかわからなくて、電車の揺れに身を任せてたら即寝落ちするのがオチだと思うけど、それだって「練習」しなけりゃうまくなりませんよね。
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(今回もイラストはまたろう)