昨日は年内最終レッスンでした。月いちレッスンなのでなんか久しぶりな気がするのは別に気のせいじゃないんだけど、レッスンが久しぶりというよりは先生んちのピアノに会うのが久しぶり。
←浮気じゃないのよ。本命はめるちゃんだけ(笑)
前回は、めるちゃんでレッスンしてもらったからね。めるちゃんで見てもらう場合は、弾きやすいし、慣れてるし、(だいたい)予定どおり弾けるわけで意外性は特にない。先生んちのピアノは、個性強めで、私にとってはなかなか難物で、日によってもかなり違って感じられ、でもうまく弾くととても素敵に鳴るので…ずっとドキドキワクワク!?
久しぶりに会うそのコ(シードマイヤー)は昨日、ことのほかご機嫌よく、ショパンマズルカ35番を弾いた感じではかなり弾きやすく感じました。ただしこのピアノの問題とは関係なく、いろいろ別件あってこの曲自体あまり練習できてないのが問題で(-_-;; 年明けの発表会にはこれで出るといっているのにマァ…
ということでおゆき先生、私が一回弾くのを聞いたら「たいへん残念なところと、それから流れがよくなったところとあります」とおっしゃいまして、流れがよくなったところというのは、説明を聞くまでもなく最後のページのことです。この曲、最後のところはボリューム的に盛り上がるわけではないんですが、どんどん緊迫感が増してきて、音もややこしくて、ぜんぜん弾けてなかった(素敵に弾けてないという高尚な意味ではなく、単に音が並んでなかった)のです。
で、時間がない中でこのページだけは気合の部分練習をしまして、わかりやすく改善の跡がみられたというわけです。はーー(^^;; 間に合った(←間に合ってねーよ)
とにかく内容たっぷりの名曲ですし、あとは「ひとりでれんしゅう」して発表会にこぎつけられるようにしようとすると、先生も語る語る、細かいことも大きいことも、止まらなくて、ずいぶん長くなってしまいました。
もう一曲、シューベルト即興曲op90-3を見てもらう予定だったのが、時間押しまくりでどうかって感じでしたが、とにかくこのピアノでもシューベルト弾いてみたかったので、レッスンはともかくいっぺん弾かせてもらうことにしました。
我が家のめるちゃんとシューベルトは相性抜群で、弾きやすくかつ響きもきれい、弾き方が多少(多々)難ありでもそれなりにとても幸せ。
ところが、シードマイヤーでシューベルトを弾くと、なかなか思ったようにはいかず、マズルカを弾いたときよりかなり弾きにくさを感じました。
でも、その中でなんとなくうまいこと弾けた瞬間瞬間に、えもいわれぬ深みのあるいい響きができて、この味わいはめるちゃんにない何か。その魅力に引きずられるようにして、ろくに練習してなかった最後のページまで弾ききってしまった。シードマイヤーで弾くシューベルト、これもすごくイイ♪
先生も、予想よりかなりよかったという表情だった(注: 予想はかなり低レベルだったと思われますが)
内藤晃さんの演奏を聴いてこの曲に惚れ込み、とてもよいイメージで練習を始めたことがプラスに出ているようです。
・ソフトペダルはcresc.きていきなり離さないでそこからしばらくかけてじっくり離す
・和音の移り変わりをていねいに聞かせる
・旋律の響かせ方(タッチ)を研究する
・p(ピアノ)と書いてあるところでは「なんとなく小さくなってた」ではなくそこからしっかり落とす
・装飾音に気を取られて進行が遅れないように
あまり時間はなかったのでいくつか注意事項で終わりました。
レッスンに行けば、もちろん先生からいろんなことを教わるのですが、楽器から教わることも(言語化はしにくいけれど)たくさんあります。もちろんめるちゃんはとってもいいコですが、ピアノには個性がありますから、違うピアノからはまた別のことを教わることができます。
shigさんのピアノ(新しいプレイエル)も、夜毎屋さんのピアノ(100歳くらいのベヒシュタイン)も、それからいろんなホールで会えるピアノも、あれこれ弾いて楽器体験を蓄積して、もっともっとピアノと仲良くなっていきたいです。私にとっての「ピアノの上達」というものがあるとすればこのことを色濃く含んでいます。
おゆき先生は、子供のころから長年、このシードマイヤーからたくさんのことを学んできたわけです。また、最近ではudurannさんちのプレイエル(ショパン時代の)からはまさにショパンの弾き方を習ったといいます。
私が大人再開ピアノをチラっと考えて某ヤマハ教室(8年間習った教室とは別のところ)にいったとき、最初に書かされたアンケートで所有楽器について書く欄があり、もちろん当時持っていたのはやまちゃんだけですが、ヤマハアップライト、1993年製、と書いたら、お持ちのピアノは購入からもうずいぶん経っていますから買い替えませんかといきなり営業かけられ(o_o)
…当時のやまちゃんは16歳くらいか…
まだ若いピアノという感じで、むしろ年々よくなってきていたので(エレクトーンじゃあるまいし!!)、現在成長中です、余計なお世話、とお答えしました。
ヤマハ教室のピアノは、もともとそんなにいいピアノでなく、弾き方も荒く長時間酷使され、メンテナンスもよくなく、ほんとうに消耗品扱いなんでしょうね。
そのころはまだ「ピアノには個性がある」ということもよく知らなかったし、はっきりと思ったわけではありませんが、今なら自信をもっていえます。レッスン行くなら、よいピアノで習いたいし、また、よいピアノから学ぶ姿勢のある先生から習いたいです。ヤマハにはいろんな先生がいるので、優れた先生もいますが、私が今後ヤマハ教室でピアノを習うことはたぶんないでしょう。(ヤマハ教室をとおしてピアノを買うことは金輪際ない)
(追記: シードマイヤーでもらったイメージが残ってるうちにめるちゃんで弾いてみたら、なんかいつもと違う響きがして、「こんなふうにも鳴るんだ」と新たな発見があった)
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(今回もイラストはまたろう)
←浮気じゃないのよ。本命はめるちゃんだけ(笑)
前回は、めるちゃんでレッスンしてもらったからね。めるちゃんで見てもらう場合は、弾きやすいし、慣れてるし、(だいたい)予定どおり弾けるわけで意外性は特にない。先生んちのピアノは、個性強めで、私にとってはなかなか難物で、日によってもかなり違って感じられ、でもうまく弾くととても素敵に鳴るので…ずっとドキドキワクワク!?
久しぶりに会うそのコ(シードマイヤー)は昨日、ことのほかご機嫌よく、ショパンマズルカ35番を弾いた感じではかなり弾きやすく感じました。ただしこのピアノの問題とは関係なく、いろいろ別件あってこの曲自体あまり練習できてないのが問題で(-_-;; 年明けの発表会にはこれで出るといっているのにマァ…
ということでおゆき先生、私が一回弾くのを聞いたら「たいへん残念なところと、それから流れがよくなったところとあります」とおっしゃいまして、流れがよくなったところというのは、説明を聞くまでもなく最後のページのことです。この曲、最後のところはボリューム的に盛り上がるわけではないんですが、どんどん緊迫感が増してきて、音もややこしくて、ぜんぜん弾けてなかった(素敵に弾けてないという高尚な意味ではなく、単に音が並んでなかった)のです。
で、時間がない中でこのページだけは気合の部分練習をしまして、わかりやすく改善の跡がみられたというわけです。はーー(^^;; 間に合った(←間に合ってねーよ)
とにかく内容たっぷりの名曲ですし、あとは「ひとりでれんしゅう」して発表会にこぎつけられるようにしようとすると、先生も語る語る、細かいことも大きいことも、止まらなくて、ずいぶん長くなってしまいました。
もう一曲、シューベルト即興曲op90-3を見てもらう予定だったのが、時間押しまくりでどうかって感じでしたが、とにかくこのピアノでもシューベルト弾いてみたかったので、レッスンはともかくいっぺん弾かせてもらうことにしました。
我が家のめるちゃんとシューベルトは相性抜群で、弾きやすくかつ響きもきれい、弾き方が多少(多々)難ありでもそれなりにとても幸せ。
ところが、シードマイヤーでシューベルトを弾くと、なかなか思ったようにはいかず、マズルカを弾いたときよりかなり弾きにくさを感じました。
でも、その中でなんとなくうまいこと弾けた瞬間瞬間に、えもいわれぬ深みのあるいい響きができて、この味わいはめるちゃんにない何か。その魅力に引きずられるようにして、ろくに練習してなかった最後のページまで弾ききってしまった。シードマイヤーで弾くシューベルト、これもすごくイイ♪
先生も、予想よりかなりよかったという表情だった(注: 予想はかなり低レベルだったと思われますが)
内藤晃さんの演奏を聴いてこの曲に惚れ込み、とてもよいイメージで練習を始めたことがプラスに出ているようです。
・ソフトペダルはcresc.きていきなり離さないでそこからしばらくかけてじっくり離す
・和音の移り変わりをていねいに聞かせる
・旋律の響かせ方(タッチ)を研究する
・p(ピアノ)と書いてあるところでは「なんとなく小さくなってた」ではなくそこからしっかり落とす
・装飾音に気を取られて進行が遅れないように
あまり時間はなかったのでいくつか注意事項で終わりました。
レッスンに行けば、もちろん先生からいろんなことを教わるのですが、楽器から教わることも(言語化はしにくいけれど)たくさんあります。もちろんめるちゃんはとってもいいコですが、ピアノには個性がありますから、違うピアノからはまた別のことを教わることができます。
shigさんのピアノ(新しいプレイエル)も、夜毎屋さんのピアノ(100歳くらいのベヒシュタイン)も、それからいろんなホールで会えるピアノも、あれこれ弾いて楽器体験を蓄積して、もっともっとピアノと仲良くなっていきたいです。私にとっての「ピアノの上達」というものがあるとすればこのことを色濃く含んでいます。
おゆき先生は、子供のころから長年、このシードマイヤーからたくさんのことを学んできたわけです。また、最近ではudurannさんちのプレイエル(ショパン時代の)からはまさにショパンの弾き方を習ったといいます。
私が大人再開ピアノをチラっと考えて某ヤマハ教室(8年間習った教室とは別のところ)にいったとき、最初に書かされたアンケートで所有楽器について書く欄があり、もちろん当時持っていたのはやまちゃんだけですが、ヤマハアップライト、1993年製、と書いたら、お持ちのピアノは購入からもうずいぶん経っていますから買い替えませんかといきなり営業かけられ(o_o)
…当時のやまちゃんは16歳くらいか…
まだ若いピアノという感じで、むしろ年々よくなってきていたので(エレクトーンじゃあるまいし!!)、現在成長中です、余計なお世話、とお答えしました。
ヤマハ教室のピアノは、もともとそんなにいいピアノでなく、弾き方も荒く長時間酷使され、メンテナンスもよくなく、ほんとうに消耗品扱いなんでしょうね。
そのころはまだ「ピアノには個性がある」ということもよく知らなかったし、はっきりと思ったわけではありませんが、今なら自信をもっていえます。レッスン行くなら、よいピアノで習いたいし、また、よいピアノから学ぶ姿勢のある先生から習いたいです。ヤマハにはいろんな先生がいるので、優れた先生もいますが、私が今後ヤマハ教室でピアノを習うことはたぶんないでしょう。(ヤマハ教室をとおしてピアノを買うことは金輪際ない)
(追記: シードマイヤーでもらったイメージが残ってるうちにめるちゃんで弾いてみたら、なんかいつもと違う響きがして、「こんなふうにも鳴るんだ」と新たな発見があった)
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