アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

自分で自分をほめとくのも悪くないよ

2016年12月29日 | ピアノ
ピアノを真面目~にやっている大人の中には、レッスンで厳しくされると燃える(萌える?)タイプの人もいて、
「…コーチ!!」(目きらきら)
みたいだったりするかもしれないけど(^^;;

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私はほめてくれるレッスンのほうがいいな~

仮に厳しいレッスンのほうがうまくなるとしても、
うまくなるより今楽しいほうがいいし、
楽しくなけりゃやめるだけなんだし、
楽しいは正義

ほめるといってもね、前にヤマハで習ってたとき臨時で一か月(いつもの先生が演奏旅行いってる間)教えてくれた先生がいたんだけど。この人がまぁほめるほめる、けど内容がないよう。手当たり次第にほめてくれて「とてもよくなりました、では次はこのへんもう少し練習するといいですね」って感じで。

なんにもわからんくてほめられてもさすがにうれしくないやね(^^;;

ほめる効果ってのは、よい点をよいと認識してその方面でさらに伸ばすとか、認められてうれしいってことでやる気が出るとか、けっこう効果絶大だと思うけど、それもこれも、ほめる内容が正しくあってこそ。

おゆき先生は適切にほめて適切に改善項目も説明してくれるし、いい先生です。
(もっとほめてくれてもいいよ!!)

ピアノが続いて、しかもちゃんとうまくなっていくということのために、先生がほめるってのは重要な役割があると思います。サークルなどで弾き合い会をしてその演奏を別の参加者がほめるって場合もまぁあるかもしれないけど、その人の現状に照らして適切にほめるわけじゃないし(だからって意味がないわけじゃないけどいろいろ微妙な問題もある)。

でもさらに重要なのは、「自分で自分をほめる」ってことじゃないかなと思うんです。

なにしろ、自分はいつでもいっしょにいるわけで聞いてる時間長いし!!

自分の現状もよくよく知ってて、さらに目指す方向というかポリシーがくまなくわかってるわけでしょ。

こんな適切な「ほめ担当者」も他にいないからね。「今の音きれい!!」でもいいし「この曲はずいぶん流れがよくなった」でもいいし。ほめるポイントを思いつかなかったら、録音して聞いてみる。アラのほうが気になっても(爆) 10個ほめて1個改善提案するつもりでほめとく。

なんとなく、謙虚な日本人としては、自分に厳しいことのほうが「いい」ことだと思われてるような気がするんだけど、私はそれ、そんなにいいことばっかりじゃないと思います。必要以上に苦しかったり、あるいは必要以上に他人から承認を求めたり、どうしていいかわからなくなったり、マイナス面も強いんじゃないかな。

というようなことを考えていたらたまたま目にした「銭湯絵師」丸山清人さんの記事(ピアノと何の関係もありませんが)。

自己評価はそんなに高くない85点。「100点になったらおしまいだからね」
奥さんはシビアに改善提案「これでよし!って私が言ったら上達しないでしょ。それじゃ進歩がないじゃない(笑)」
でも自分で自分をほめておく…白山の絵の完成の翌日、湯船につかりながら自分の絵をじっと眺めたとおっしゃっていた。「あんまり自分の絵を見ながらお湯に入ることってないんですよ。それで昨日はゆっくりつかりながら見てみたら、なかなか良いねえって、自画自賛でね(笑)」

なんか、いい感じ!! と思いました。

そして、適切にほめるためには、どういう演奏が「いい」「好き」なのか自分でわかっておかなくちゃできないですよね。よい音楽を聴くことも、いろんな理屈や歴史を勉強することも大事。めざせ!! ほめ名人!!

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コメント (2)
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