アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ボロディン弦楽四重奏団(仮)、この先は!?

2016年12月24日 | バイオリン
サロンエスプリの大きな魅力のひとつは、「ピアノも弦楽器もカバーしてる」ってこと。中川P先生、中川Vn先生がご夫婦でサロンやってるので、昨日のような大人の発表会ではピアノも、バイオリンその他の弦楽器も両方出てくるし…

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伴奏は、中川P先生がしてくれる。ってわけで、中川P先生はほんと八面六臂の活躍ぶりでした。モーツァルト・フランク・ベートーベン・ブラームス・ヘンデルなどバイオリンソナタあり、バイオリンコンチェルトありーの、ラフマ二番のコンチェルトオケパート、などなど。

私たちのドッペルも先生が伴奏してくれたものです。こちらの都合(速すぎても遅すぎても弾けないんでココでお願いします!! という狭すぎる指定)にばっちり応え、少々のトラブルがあっても何事もなかったかのようなふんわりカバーも絶妙に。

そして、ピアノ曲でもない、ピアノに伴奏されての弦楽器でもない、純粋な弦楽合奏には、バイオリンデュオと、10人くらいのアンサンブル隊と、それから我らがボロディン弦楽四重奏団(仮)がありました。
(というか実際のところ、名前はついてないんですが名前がないと不便なのでとりあえずそういうことで話を進めます)

この四重奏団はきーちゃんさんのリクルーティングで発足した、というかボロディン弾きませんか的な感じで臨時に集まったメンバーですが、たいへん具合よかったので次もあるかもしれません。これってなかなかすごいことなんですよ。幾多の困難(弾く曲の趣味、時間の都合、技量差、リーダーシップ、性格などなど)を乗り越えてまた四重奏やりたいって思えることは。

本番録音載せときます:
ボロディン 弦楽四重奏第二番第一楽章

弦楽四重奏というと、前にアイネクをやったことがありますが(一回目はほぼ崩壊、二回目はチェロにプロを導入して解決)、アイネクのわかりやすさに比べるとボロディンってかなりハードル高いんです。

まず、チェロがぜんぜん違います…アイネクだとだいたい、ベース音を支えておけばいいのですが(それでもチェロがきっちりしてるかどうかで弾き心地・聞き心地は段違いだけどね!!)、ボロディンだとかなりややこしいところを歌わないといけません。ボロディンさんはチェロが弾ける人だったかチェロ好きだったかなんかで(どっちだっけ…)、とにかくチェロにいいとこ持ってくるんです。

ビオラも同じく、歌うところがけっこうあって難易度高いです。

1stバイオリンは…聞いた感じもかなり違いますが(複雑)、高い音が多いところが技術的に難しいです。

四人いるなかで2nd(私が弾いたところ)がいちばんなんとかかんとか音が並べやすいところですが、それでも私にとっては重音の嵐(o_o) ってだけでハードル高いんです。

それと、合わせるときの拍の勘定が難しい(^^;; これはけっこう重要な問題で、なんか合わないけど誰が間違えてるのか謎とかいう事態になるとその四重奏団は消滅するわけです。

などなどいろいろあるところ、楽器の技術的にいちばん怪しいメンバー(=私)が一度この曲をやったことある(しかも、指導者つきで)というところはとても幸いしたと思います。

細かくいうと不安なところ(一人で弾いてきちんと弾けてないところ)はあったのですが、「合わせ」に関しては特に不安なかったので「さぁ楽しい音楽の時間です」という感じで本番に臨むことができて、

2ndって、1stとからんで掛け合いになったりユニゾンになったりもあるし
ヴィオラに沿って響きを支えることもあるし
チェロの深い音色に乗って合奏をすることもあるし、
ほんと、おいしいところが多いんです。特に、一楽章を弾いてる間はとてもそれぞれの音がよく聞こえて、楽しく気持ちよく弾けました。

合ったときの音色の溶け合い方は格別で、ピアノのアンサンブルとも、管のアンサンブルとも違います。

それと、ひとり1パートなので、音量のバランスに配慮することでぐっと引き立ってきたりする、立体感も魅力です。

弦楽四重奏は、アンサンブルの王様です!!

次はハイドン弦楽四重奏団(仮)とかになるかも? (メンバー同じ)



中学受験ブログのほうのランチでいただいたブローチ、この日にぴったりのクリスマス+バイオリン♪


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コメント (2)
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