アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

速く弾けないのは指が回らないからじゃない!?

2019年01月03日 | ピアノ
この年末年始、ショパンのエチュードop.25-1(エオリアンハープ)を私はのったりのったり弾いてるわけですが…

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ゆーっくりでも、新生めるちゃんできれいに響かせて弾くととても幸せな気持ちにはなります(^^)
とはいえ、このテンポが(演奏として)ベストと思っているわけではないんです。

私が、2016年に初めてこの曲を人前で弾いたとき、弾くのにナント5分かかってます。
現在は慣れた分、自然にやや速くなってきて4分ちょっとくらいですかね。

しかし、プロが弾けば3分以内…

別に駆けっこじゃないんで速さが目的じゃありませんが、あんまり遅いと別の曲になっちゃうというか、こう弾きたいという表現上の都合に合わせればある程度の速さになるということはあります。

その速さにできないでいるのはなぜか。

ふつうの言い方では「指が回る/回らない」という問題になると思うのですが、もし純粋にそういう問題だとすれば、まぁこのトシからそんなに運動性能がはかばかしく上がるってのも難しい話で、改善は難しそうです。でも、たとえば曲の冒頭



音の数でいえば同じ小節が2つ並んでますが、
この2つ目のほうのようなトコであれば、
私もまともな速さで弾けるんです、実は(実験してみた)。

1つ目のほうがなぜダメかというと、音が飛んでいるからです。

あと、この曲が盛り上がるあたり(全5ページあるうちの、3ページから4ページにかけて)も速く弾けませんが、これは音が頭に入ってないからです。速く弾こうとすると、処理が追い付かないんです。

Megumi先生が書いてくれているように
「音符が頭の中で混乱して速いところでつっかかるなら、先に暗譜すればいいと思いますし。」
だと思います。これがなかなかできなくてね…

実は頭の回転が遅くて記憶力が悪いので、これがほんとに苦手です。
(なのにそんなに「頭の回転が遅くて記憶力が悪い」のがバレにくいのは、もろもろ要領がいいからです)

あと、最後のほうで、アルペジオっぽくなるところは、なかなか指が思ったところにヒットしなくて、外しまくります(から速くできない)。

ということで、現状
・音が飛ぶところ、素早く行けない
・頭の処理が追い付かない
・アルペジオが下手
という、「指が回らない」という運動性能限界以前の障壁があるのです。

「飛ぶ」「アルペジオ」は運動性能的問題なのでやや克服しづらいですが、若い子ほどじゃなくてもやはり慣れで向上はするので、多少の改善は見込めると思います。「飛ぶ」についてはなるべく低空飛行(最短距離)を身につけるなど、コツをつかむことでの改善もあると思います。

頭の処理が追い付かないことについては、苦手ではあってもしつこくやればそのうち覚えられますので、一曲を長めにやるならばなんとかなるでしょう。

このように、純粋に指の動く速さ(回る回らない)の問題が改善しないにしても、エオリアンハープを3分程度で弾くという話であれば、いちおう対応可能なのではないかと、そんな見通しを持っています。たぶん(やってみてませんが)「ホルベアの時代より」のプレリュードも同じくらいの感じでいけそうな気がします。

op25-2のほうはもうちょっと、「指が回る」ようにならないと推奨スピードにはならなそうです(ゆっくりでもそれなりにきれいですが)。

メンデルスゾーンピアノトリオ第一番第一楽章くらいになると、なんかもっとパラダイムシフト?が必要ですね。


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コメント (2)
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