年末怒涛の発表会シーズンを終え、お正月すぐのピアノトリオレッスンを終え、昨日は今年初の練習会。
←全体がただ無難なのよりいいかも
もちろん人前でまともに弾ける状態のソロ曲があるわけもなく…
しかし当然だがピアノを弾いて飲んでしゃべる。そこに意義があるので行く。
弾いた曲は:
一巡目
ショパン エチュード op25-1, 2
二巡目
宇多田ヒカル=加羽沢美濃 First Love
グラナドス スペイン舞曲集 8.サルダーナ (最後ちょい欠け)
ショパンのエチュードは二曲とも、世間様のスピードとは違うものの(笑)家ではなかなかよい感じに、というか止まらないで弾けていたのだけど、なぜだか今回はめちゃくちゃ緊張してしまって…
この会はいつもハートフルで和やかな雰囲気なので、最近ではあまり緊張しないで弾けたことが多かったんだけど、
…なぜなんでしょう??
それも、弾き始めは緊張していなくて、弾いてる間にどんどんバクバクしてきて、
左手(なぜか左手だけ)がこわばってしまって、
音に当たらなくなってたくさんハズすと、
わけがわかんなくなって余計焦る。
という感じになりました。五年前くらいの私のようです…
一曲目の真ん中らへんから手がこわばって、5ページ中4ページ目の、音がたくさん飛ぶあたりでまともに弾けなくなりました。
二曲目では本格的に心が折れてむたくたになっていました。
二巡目は気を取り直してまた平静に弾き始めましたが、またもや途中で突然緊張して、最後転調してから先はたーいへんでした。
録音を慎重に聞いてみたのですが、ミスをして焦って緊張する、ではなくて緊張して手がこわばってどうしようもなくなるという順序でした。
不思議なことに、いちばん家でも弾けてない(練習これから)のサルダーナでは突然冷静に戻って、家と同じかややマシくらいに弾けました。なんなんだ。
そんな感じに、自分的には17分間のドラマティック展開が繰り広げられていたんですけど、たぶん聞いていた人のほうからすると、単にまだちょっと弾けてないところがあるのかなぁくらいで、特に不審には思われてなかったと思います(録音聞いてみました)。手がこわばったときにどこまで崩れるかは五年前と今でちゃんと違うようです。
ま、ともかく。そうやって「部分的に素敵な」(部分的にしっちゃかめっちゃかな)演奏をしたんですけど、そういうのは私だけではありませんで(^^;; やはり季節的に、新たな曲に取り組んでいる人が多いのか、ふだんの練習会よりさらに未完成というか、発展途上な雰囲気がありました(そうでない人もいるが)。
で、それがとてもおもしろかったんです。
ミスタッチの嵐の中から透けてみえるハート、あれこれ弾き直ししている隙間から聞こえてくるノリ、なんかまだやりたいことが万全にできていない中で、一番やりたいこと、そもそもなぜこの曲を弾きたかったかという、生の部分が聞こえてきて、これから(練習していくと)この曲はどうなっていくのかなぁとワクワクするような。
未完成でも「音楽」してる人が多かったです。全体ちゃんと弾けてるわけじゃなくても「ところにより素敵な演奏」。
今日は特に「聞く方」が楽しい演奏会だったなぁ~と思って、おいしいお酒を飲みました(^^)
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この会はいつもハートフルで和やかな雰囲気なので、最近ではあまり緊張しないで弾けたことが多かったんだけど、
…なぜなんでしょう??
それも、弾き始めは緊張していなくて、弾いてる間にどんどんバクバクしてきて、
左手(なぜか左手だけ)がこわばってしまって、
音に当たらなくなってたくさんハズすと、
わけがわかんなくなって余計焦る。
という感じになりました。五年前くらいの私のようです…
一曲目の真ん中らへんから手がこわばって、5ページ中4ページ目の、音がたくさん飛ぶあたりでまともに弾けなくなりました。
二曲目では本格的に心が折れてむたくたになっていました。
二巡目は気を取り直してまた平静に弾き始めましたが、またもや途中で突然緊張して、最後転調してから先はたーいへんでした。
録音を慎重に聞いてみたのですが、ミスをして焦って緊張する、ではなくて緊張して手がこわばってどうしようもなくなるという順序でした。
不思議なことに、いちばん家でも弾けてない(練習これから)のサルダーナでは突然冷静に戻って、家と同じかややマシくらいに弾けました。なんなんだ。
そんな感じに、自分的には17分間のドラマティック展開が繰り広げられていたんですけど、たぶん聞いていた人のほうからすると、単にまだちょっと弾けてないところがあるのかなぁくらいで、特に不審には思われてなかったと思います(録音聞いてみました)。手がこわばったときにどこまで崩れるかは五年前と今でちゃんと違うようです。
ま、ともかく。そうやって「部分的に素敵な」(部分的にしっちゃかめっちゃかな)演奏をしたんですけど、そういうのは私だけではありませんで(^^;; やはり季節的に、新たな曲に取り組んでいる人が多いのか、ふだんの練習会よりさらに未完成というか、発展途上な雰囲気がありました(そうでない人もいるが)。
で、それがとてもおもしろかったんです。
ミスタッチの嵐の中から透けてみえるハート、あれこれ弾き直ししている隙間から聞こえてくるノリ、なんかまだやりたいことが万全にできていない中で、一番やりたいこと、そもそもなぜこの曲を弾きたかったかという、生の部分が聞こえてきて、これから(練習していくと)この曲はどうなっていくのかなぁとワクワクするような。
未完成でも「音楽」してる人が多かったです。全体ちゃんと弾けてるわけじゃなくても「ところにより素敵な演奏」。
今日は特に「聞く方」が楽しい演奏会だったなぁ~と思って、おいしいお酒を飲みました(^^)
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