アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

おふとんから離れがたいあなたに贈る曲

2019年01月06日 | ピアノ
ピアノトリオレッスンに出かける直前、マイミクさんの「お腹が空いてきたけど、おふとぅんから出たくない。」というたいへんもっともなつぶやきを拝見して、

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そういえば、そういう人に捧げたい曲があったな、と…

夏に合唱祭に出た際、「推しが尊い」「はたらきたくない」とかいろんな変な曲があった中に、おふとぅん愛を歌っているものがあったはず。YouTubeでちょっと検索してみたけど、キーワードが適切でなかったためさっと見当たらず、代わりにこんなのが見つかった:

布団の中から出たくない

いやそのままズバリだわ。ちょっと聞いてみて、よさげだったので、思ってたんとは違うけども(笑)

「おふとぅん…この魅惑的な響き…あなたにこの曲を贈ります」として、こちらを教えてあげた。

この、「布団の中から出たくない」は、冬の寒さの中、暖かい布団から出たくないけど出なくちゃならぬという
(トイレに行くためには/ごはんを食べるためには/仕事に行くためには、など)
そういう気持ちを率直に歌ったもので、

おふとんの中のまったり感と、
頑張って出ようとした際の「ひょーー!!」とショックな寒さの対比が秀逸である。

この、脱力系ペンギンのイラストもたいへん好感触で、歌詞は日本語ながら
英語対訳も示されているという親切設計で、
海外の方の賛同者も着々と増やされている模様。

私が当初探そうとしていた曲よりだいぶ有名(?)になったみたいで、
なんと、よしぞうが調べてくれたところによればカラオケでも歌えるそうである(ただしペンギン映像が出てこないらしい。残念)。

家に帰ってから、元々私が探したかった曲も見つけた。

布団は天国
(最初に歌詞を朗読しているので、曲は2分ちょうどくらいから)

これは、カラオケにするのは難しいかもしれない。和音の進行もおしゃれな、音楽としてはずっとおもしろい曲である。

ふとんは天国
あったか毛布
ふかふか敷布団
サラサラシーツ
そしてすべてを包み込む布団 掛け布団
やわらかい世界にくるまれて
私の幸せはここにある
もう一生ここから出られない
私はここで生きていく

曲の方向性もぜんぜん違うけれど、世界というか意思の方向性というのもまったく異なる。

「布団は天国」のほうは、春夏秋冬季節を問わずの普遍的な布団愛を歌い上げた曲で、
布団の外の世界の存在はまったく感じられない。

「私はここで生きていく」というのが結論になっている(笑)
曲の性格としても、布団の中にいる幸せを表現するまったり感から一歩も外に出ることはない。
(この幸せを壊す外圧とかそういうのがない)

一方、「布団の中から出たくない」は、
まずは「出たくない」気持ちを率直に歌いつつ
(「ふとんのなかからでたくない」の「で」の部分へ行く不自然なほどのジャンプが、心理的ハードルを示しているようである)
そして、すべて布団の中にあればいいのに、などと非現実の夢はよぎりつつも、
「それでも」
トイレも行かなきゃごはんも食べなきゃアイスも食べなきゃ(←なぜ?)外に行かなきゃ
ということで、がんばる。がんばった自分をほめる。

実用上の観点からすればこちらの曲のほうがよいであろう。

「ふとんのなかからでてえらい」

明日は、この言葉をつぶやいて会社に行こう(^^;;

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