アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

長さの違う四分音符

2019年01月07日 | ピアノ
前にショパンエチュードop25-2の話をおゆき先生から聞いたときに、冒頭について

「この最初の四分音符を正しい長さで弾いてる人かなかなかいない」
とかいってた(もちろんアマチュアの場合)。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←算数まではなんとか

確かに、冒頭(右手)の四分音符と、左手の四分音符(に見えるもの)では実際の長さが違っていてややこしい。

左手のほうはよく見ると「3」って書いてあって、音符三個で二拍分。

まぁでもわかってしまえば、算数的な「そのとおり」に弾くのは簡単で、
細かいところを単位にして(右手の三連符)
「タタタタタタタタタタタタ」(← 一小節分)
をどんな速さで弾くかを決めて、
「タタタ」分だけ最初の四分音符を伸ばせばよい。

なんなら口を動かさず中で舌だけ動かして「タタタ」と数えれば(artomr先生直伝技)安心確実。

アーフタクトが済んで、忙しい小節に入ってしまったあとは、なにしろ右手がさっきの「タタタ」を刻んでいるんだから、
左手はその二個分ずつ弾いていく。

しかしこれはあくまでも単純に長さの話であって、
そう弾いたら音楽的に聞こえるかっちゅーと責任持てません。

でも、音楽もなにも、いちおう数の上でどうなってるかということを把握してないと成り立たないので(そこから結局は揺らしたりするのはありとしても)とにかくどんな方法でもいいから数えておくことは必要でしょう。


曲の最後のところは、左手の四分音符についてたはずの「3」も省略されてるからうっかり忘れそうになるけど、
これやっぱり最後右手に出てくる四分音符は長さが違うので騙されちゃいけない。右手のほうは「タタタ」分ですからね。

んで、私の場合、「とりま数えて弾く」のはわりと得意なのではあるけど、
拍子の感覚としてはどうなんかなぁ??

この曲、弾いてるとどうしても左手の四分音符が一拍というふうに思えてきちゃって、
そうすると頭の中が六拍子になってるんだよね。

六拍子として弾かれたら聞いてる人だって六拍子に聞こえるよね。

この曲、楽譜上は四分の四拍子ってなってるけど、六拍子に聞こえてもいいのかな?

今んとこ、そんなこと考えながら練習してます。あとね…prestoになんない(o_o)
今週末の練習会でご一緒する方には、まったりバージョンのエチュードをお聞かせします。



にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする