アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

室内楽ワークショップで音楽する

2019年01月04日 | ピアノ
というわけで今日はメンデルスゾーンのピアノ三重奏第一番第二楽章のレッスンに行ってきました。

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プロ側はバイオリン・チェロではなくてヴィオラ・チェロとなっています(*)。 二人ともロンドン在住で言語は英語。状況がよくわかってなくて勢いで申し込んじゃったけどレッスンは英語だった(o_o) 私以外の生徒さんたちは何事もなかったかのように英語で会話していた…

気を取り直して弾き始めるが、最初は緊張のあまりいろいろとやらかして何がなんだかわかんなくなったりしつつ、
譜めくりしてくれてるエヌメットさんも手に汗にぎって(笑)
今ココよ!! 次ココよ!!
とすっごいオーラを送って励ましてくれてる…

けど、どこなのかはくまなくわかってるんです、弾けないだけ…

後半は回復してきて気持ちよくアンサンブルして最後はきれいに終わった。

そしてレッスンに入るのだが、ヴィオラの彼は、ピアニストでもなければ日本語をしゃべってくれるわけでもないんだが、たいへん表現力豊かに、わかりやすく、どう音楽を作っていくかをアドバイスしてくれて、

若いのに(またろうより下!!)できた人だ。すごい。

この曲のピアノパートはのっけからそうなのだが、
上の旋律
ベースライン
に挟まれた真ん中の十六分音符は、拍の頭が欠けた(休符)パターンでずっと続いていく。

これがうまい感じに入らないと、どたどたしたダサい演奏になりかねないのだ。

さらに中盤では、この「頭が欠けた」パターンが三連符になっていくので「おされに」キメるのはけっこう難しい。

レッスンで一番時間をかけたのはこの修正だったような気がする。

転調などでキャラクターが変わるところ、スビトピアノになるときのエネルギーの収め方(必然的に時間はかかる)というようなことはおゆき先生からピアノソロで言われることとまったく同じ(でいつまでたってもばっちりにならないところw)。

そして、弦のフレーズとピアノのフレーズがからむところ。これを取り出して確かめておくと、さてじゃあ全部弾いて合わせてみようってときに違うのである。これって、ソロピアノでも、パートごとに取り出して練習することに相当するわけで(おゆき先生にお奨めされててそのわりに実行してないやつ)。

なんだかんだで、だんだんちゃんと「音楽」になっていくのがおもしろい。楽しい。そして、弦の音色と溶け合う幸せ。

隣に座って譜めくりしてくれたエヌメットさんも、「とにかく音楽なのよ!! 弾けるとか弾けないとかそういうことじゃなくて!!」と感激していたけれど、そう…まぁ弾けたほうがいいんだけどね。

というか、レッスン中、「上パート抜きで真ん中と下だけ弾いて」とか指定されたときの自分の弾けなさ具合に悶絶したので、ちょっと反省しました…ひとりでもパート練習しないとあかん…(もちろん演奏時は全部で弾くんだけど、たぶん部分で弾けないというのは仕上がりも違うということ)

(*) なんでヴィオラの人が来たのかというと、マイミクさんの娘さん(チェリスト)のボーイフレンドだから。

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